放射能で首都圏消滅 の商品レビュー
かなりバイアスが掛かっている印象。 データの使い方も恣意的。 東海地震に備えるという意味では役に立った。
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2006年、この本が出た時まだ先だと思っていた地震、津波、原発被害が現実になってしまった。 この時は東海地震がおきたら、とにかく東へ逃げるのだとわかった。 しかし、今はもう東に逃げることもできなくなってしまった。 黒沢監督の「みんな海の底」になったしまうのか? 出来ることは、一刻...
2006年、この本が出た時まだ先だと思っていた地震、津波、原発被害が現実になってしまった。 この時は東海地震がおきたら、とにかく東へ逃げるのだとわかった。 しかし、今はもう東に逃げることもできなくなってしまった。 黒沢監督の「みんな海の底」になったしまうのか? 出来ることは、一刻も早く浜岡原発を止めることしかない。 誰もが十分すぎるほど分かっていることなのになぜ政府はすぐ止めないのだ?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
静岡の浜岡原発の危険性にきづいた人が表した本。図書館に予約をしようと思ったら50人ほど待ちになっていたので 早速本屋で購入した。 すぐ売り切れてもよいかと思うないようだが,気づいていない人もおおいのではないだろうか 4月8日の現在 放射能汚染の危険性が高いことに。 福島原発でおこったことがそのまま 記述されている。 違いは 放射性物質が 爆発後大量に大気中にでていないことだけである。 原子炉とは時限爆弾のようなものであることが良くわかる。 放射性物質の防ぎ方 篭城のしかたまで 書いてあり参考になる。 わかりやすく書いてあるため 煽っているような印象を与えがちだが 決して おかしなことは 言っていない。 多少いい加減だが。 厳密性を追求すると 筆法がゆるむのでそれも良いとしよう。
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地震調査委員会によれば、今後30年に東海地震の起こる確率は87%。その東海地震の想定震源域のど真中にある浜岡原発について取り上げた本。著者は衆議院議員の公設秘書時代に浜岡原発の問題を知り、活動を始めた人。 震度6弱以上の地震の発生確率で色分けした日本地図と原発の位置を見ると、浜...
地震調査委員会によれば、今後30年に東海地震の起こる確率は87%。その東海地震の想定震源域のど真中にある浜岡原発について取り上げた本。著者は衆議院議員の公設秘書時代に浜岡原発の問題を知り、活動を始めた人。 震度6弱以上の地震の発生確率で色分けした日本地図と原発の位置を見ると、浜岡が群を抜いて危険なところにあることがわかる。仮に浜岡原発が爆発した場合の放射能の拡散シミュレーションや、チェルノブイリと浜岡を重ねた土壌汚染分布図は、その影響がわかりやすく衝撃的である。日本社会が崩壊するのは間違えないだろう。 地震学者の前・地震予知連会長の茂木清夫博士や石橋克彦神戸大教授の証言、浜岡原発設計者の耐震数値ねつ造の内部告発の話、欠陥コンクリートで作った話なども記載されている。 「地震学者は、地震がまだわからないものだということをわかっている」という言葉は印象深い。プレートが沈み込む海沿いに原発を立てているのは、自ら進んでロシアンルーレットをしているようなもの。著者はそれを「人間実験」と表現する。著者は浜岡原発を耐震性の実証炉にするという提案をしている。原発を必要としない社会をつくりあげていこう、日本人ならできる、という気持ちを抱かせる。 とてもわかりやすくコンパクトに情報がまとめられており、1時間くらいで読める。福島が進行中で理解しやすい今こそ、読んでおくといい。
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先日の東日本震災直後の福島原発については、そのときそのときの発表データや分析を元に「今のところは首都圏が超危険ということはない」という判断ができる状況だったので、とりあえず落ち着くことができた。 しかし、これをきっかけに、原発をはじめエネルギー政策に興味を持ち、よく考える必要が...
先日の東日本震災直後の福島原発については、そのときそのときの発表データや分析を元に「今のところは首都圏が超危険ということはない」という判断ができる状況だったので、とりあえず落ち着くことができた。 しかし、これをきっかけに、原発をはじめエネルギー政策に興味を持ち、よく考える必要がある。何しろ、今回の震災がなければ、おそらく自分の意識は「原発推進vs反原発がまたなんかもめながら進んでるよー」くらいのままだったわけで。自分自身は、どちらかというと「今後も原発推進で問題ないんじゃない?」というところが出発点になっているので、まずは反原発の論拠もきちんと知っておく必要がある。 と、いうわけで、まず手に取り完読したのがこれ。「2006年」に書かれた反原発寄りの本である。 先に立ち読みで斜め読みし、 ・前書き後書きにトンデモ論・陰謀論が含まれないこと ・広瀬隆が絡んでないこと(広瀬氏の反原発論は、彼の著書を読めば済む話。非科学的な立場から論ずるトンデモも含まれるので、ノイズになる、、) ・いろいろな分析に、解釈の仕方はどうあれ、データと出典を載せていること を確認した上で購入した(とはいえ、著者は先日の震災後に広瀬隆とひとくくりに「煽り屋」的に批判されてた古長谷稔氏、著者グループはいわゆる「消費者団体系NPO」なこともあり、やや煽りが多い部分も否めない。) 本書は主に、浜岡原発に関して、「想定外」とされる地震(本書内では「ホントは想定されてるぞおい」というスタンス)と津波が襲ってきた場合の危険性を丁寧に分析している。また、同様の事故が「女川」「伊方」で起こる可能性を指摘している。 想定される事故の内容が、福島において実際に今発生している事故で「実証」されている形になっている。「最悪の場合」までいった場合、行かない場合という「途中過程」まで一致してるのでかなりドキりとする内容なのは間違いない。 そういえば震災後「福島はチェルノブイリにはならない」をベースにした「安全論」があったが、本書内でも、ちゃんとスリーマイル型事故、チェルノブイリ型事故の違いを書いた上で、日本の原発も震災の際に「ここまでいくとどっちの事故に近い型となる」というような細かい解説も載せている(まぁ雰囲気としては「チェルノブイリ型もありうるんだぞ、こえーぞ」って煽り入ってるんだけど。)。 完読した上で、決して「トンデモ反原発」ではないことだけは保証できる。 なお、放射能汚染、放射線による健康被害についての定量的な論は大幅にはしょって、そのあたりは一概に「放射線による健康被害はきっついんだぜ」の前提で書いてある。この点に多少気をつけて読めば、いきなり「きゃー、反原発にしなきゃ!」とパニくってしまうこともない。 余談だが、3/15頃の時点では、本書も「過剰な煽り」本として糾弾されていたことを付け加えておく。その時点ではなぜ「過剰な煽り」とされたかを思い出しつつ、今冷静に読み、果たして「次の震災」でも本書が過剰な煽りとされてすむかどうかについては、よーく咀嚼する必要があるだろう。 と、いうわけで、原発推進・反原発はさておき、これからも日本に住み続けるなら一度は読んでおいた方がよい内容としてオススメしたい。今なら、多少の基礎知識を持って読めるからいいんじゃないかしら。
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原発にナーバスになってる所で、思わず手にとってしまった 浄水器の効果など、記載されている内容がほかで言われてることと違う点があり、どの程度信用していいのか迷う 対策など具体的に記載されており、ただ不安を煽るだけの本ではないとは思うが、一歩ひいて読む必要がありそう
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2006年に出版された本ですが、今読むとリアルです。 扇動的なタイトルですし、文章も断定的ですが、否定はできません。 本書では、日本で最も危険な原発として静岡県の浜岡原発を挙げています。 浜岡原発で放射能漏洩が起こった場合、風の向きによって関東が危険であるとしています。 こ...
2006年に出版された本ですが、今読むとリアルです。 扇動的なタイトルですし、文章も断定的ですが、否定はできません。 本書では、日本で最も危険な原発として静岡県の浜岡原発を挙げています。 浜岡原発で放射能漏洩が起こった場合、風の向きによって関東が危険であるとしています。 ここに書いてあることが本当なら、浜岡原発はかなり危険な感じです。
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今日紹介する本は,原発に関する本です。題名からしてなかなかすごいです。 地震が起きてからすぐに注文したのですが,来たのが2週間後。緊急重版をしたようです。 本書は,東海地震が起きて浜岡原発で深刻な事故が起きたときに,どのようにして己の身を守ればいいのかということが,とても具...
今日紹介する本は,原発に関する本です。題名からしてなかなかすごいです。 地震が起きてからすぐに注文したのですが,来たのが2週間後。緊急重版をしたようです。 本書は,東海地震が起きて浜岡原発で深刻な事故が起きたときに,どのようにして己の身を守ればいいのかということが,とても具体的に書かれています。腰巻きには次のような言葉が書かれていました。 地震で原発がクラッシュしたときの放射能汚染をレポートした,2006年の本です。残念なことに,今という時代が,この本に追いついてしまったのかも知れません。 緊急重版です! ぜひ一冊,お手元において置かれますように。 最低限の備えを,消費者の安全を守るために設立された「NPO法人・食品と暮らしの安全基金」が責任を持って記しております。 京セラの稲盛和夫氏らが「浜岡原発震災を防ごう!」という署名を呼びかけているそうです。とにかく,危険な場所に立っている浜岡原発は今すぐに止めるべきです。そして,ちゃんと止まるより早く東海地震が起きたときのために,本書をしっかり読んで,準備をしておくことが大切です。次は,全く想定外ではありません。しっかり予言されています。
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福島原発が3月11日東北関東大地震による津波で、事故を起こして以来、2週間たっても収束に向かわないのはなぜか、というわけで、「にわか」反原発主義者になり、あわてて反原発本をさがしたが、たいていは、絶版になっていた。たとえば、これも家にはあったものの、どこへ行ったか行方不明の、広瀬...
福島原発が3月11日東北関東大地震による津波で、事故を起こして以来、2週間たっても収束に向かわないのはなぜか、というわけで、「にわか」反原発主義者になり、あわてて反原発本をさがしたが、たいていは、絶版になっていた。たとえば、これも家にはあったものの、どこへ行ったか行方不明の、広瀬隆の『東京に原発を』は1980年代後半、おそらくは20刷りくらいまで売れたのに、いつのまにか絶版で、同『原発時限爆弾』も絶版、おそらく、出版社は必死に増刷している最中だろう。その中で、たまたま見かけたのが本書。2006年の出版で、その中身は、かねてから予想されている東海大地震が起これば、静岡県、御前崎にある浜岡原発は爆発を免れず、そうなると首都圏が放射能に汚染され消滅してしまうというもので、原発のおそろしさを絵入りでわかりやすく説明する。それは、まさに今の事故の実況中継とも言うべきものである。別の見方をすれば、新幹線も超高層ビルも日本列島に大きな地震がなかった静穏期に立てられたものであるという。東海地方に住むぼくたちも、明日は我が身であることを自覚しないといけない。
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やっぱり地震大国と原発は相容れないもののようです。 原発は事故が起こってしまったとき、人的被害はもちろんのこと、土地も長期間使えなくなるし経済的にも莫大な損失だし。 発電において効率がいいというベネフィットだけでは莫大なリスクと釣り合いがとれてない気がします。 恐怖感を煽るよ...
やっぱり地震大国と原発は相容れないもののようです。 原発は事故が起こってしまったとき、人的被害はもちろんのこと、土地も長期間使えなくなるし経済的にも莫大な損失だし。 発電において効率がいいというベネフィットだけでは莫大なリスクと釣り合いがとれてない気がします。 恐怖感を煽るようなイラスト、コメントが鼻につきますし、内容も多分に誘導的ですが、それを割り引いて読むといいと思います。
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