放射能で首都圏消滅 の商品レビュー
浜岡ではなかったが、この本で述べられていることが、ほぼ福島で起こっていることだと思う。幸いだったのは、福島が首都圏の東に位置していることだったか。これを読むと改めて、浜岡は停止するしかないと思った。(中部電力が原発にほどんど依存していないことを含めて) 電子書籍で読了
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p.70~75の内部告発はぜひ読んでおきたいところ。p.94の美浜原発の配管破裂事故、p.108の配管の様子、p.110のスカートなどもしっかり見ておきたい。
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浜岡原発が震災に東海大地震に襲われたら、首都圏はどうなるのか?というシュミレーションで書かれた一冊。 東日本大震災の福島原発事故前に、きっと誰もが冷静で適正な判断が出来たのかもしれません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これ、東日本大震災が起こる5年も前に警告として書かれた本ですが、全く同じことが起こってしまったという事実が何よりも恐ろしい。必ず起こるといわれている東海地震のときに、きっと必ず同じような原発震災が起こるんだろう。今からじゃ遅いかもしれないけれど、まだ諦めるのは早い。というか、諦めたくない。こんな恐ろしい代物を稼働させてまで、じゃぶじゃぶ電気を使う生活なんかしたかありません。 読みながら、ずーっと背筋の寒い思いがしていました。どこを読んでも「え!そうなの?!」というよりは「うん、そうだよね」と至極納得&予測できそうなことばかり。にもかかわらず、いまだに「原発は安全である」という神話が無くならないのはなぜなんだー!…という無力感に襲われました。
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震災直後に購読。 震災前にこの本を書いていた作者はすごい。 原発の場所は外れていたものの、同じ状況が東京でも起こった。 将来を考えると、一度目を通しておいて損はない。
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2006年発行の本ですが、現在の福島原発の事故状況を恐ろしいほど正確に予言しています。想定していた地震は東海地震、事故を起こすと考えられていたのは浜岡原発、という違いはあるものの、原発の地震対策の甘さという点においては同じだったということ。こういう社会運動をしている団体の本は話が...
2006年発行の本ですが、現在の福島原発の事故状況を恐ろしいほど正確に予言しています。想定していた地震は東海地震、事故を起こすと考えられていたのは浜岡原発、という違いはあるものの、原発の地震対策の甘さという点においては同じだったということ。こういう社会運動をしている団体の本は話が大げさだとして軽く見られがちですが、今回ばかりは、もっとこの本が読まれていれば・・・と思わずにはいられません。
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震災前に発刊された本で、今は運転していない浜岡原発が東海地震によって事故が発生した場合の恐ろしいシミュレーションを詳しく述べています。 福島原発が深刻な状況に陥っているなか、本書を読むと浜岡原発の再開がいかにリスキーであるかに気づかされます。
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もう2006年に書かれてたんだね、こんな本。。。 小出教授も既にここに出てきているし、推進派として批判されているのも、今回の事件で知った人々ばかり。 これを書いた人とか編集者とか忸怩たる思いなんだろうなあ。。。小出教授もそんなこと言ってたし。
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2006年に書かれた本ということで興味をひかれた。当時こんな本がよく出版されたものだと思ったが、今回の震災に当てはまる事象も多かった。
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東関東大震災前に、原子力発電所の危険性がこれだけ的確に予想されていたことに驚いた。浜岡原発がどんなにとんでもない場所に立地されているかも理解できた。良書であった。
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