風の墓碑銘 の商品レビュー

乃南アサ【著】

2014/01/27

音道貴子シリーズ。滝沢刑事との絡みが面白いと思いました。
どの世界でも、特に警察なんかでは、女性は風当たりが強いんだろうな・・って思います。でもそれを頑張って潜り抜けていく音道刑事はいつも頼もしいと思います。

2011/04/24

凍える牙、鎖とは違い、全体的に微笑ましいというか、笑ってしまう場面の多い作品だった。
二人のやりとり、噛み合わなさが面白い。
音道シリーズは音道主観と滝沢主観が交互に展開されるので、音道主観なら滝沢の気持ちを考え、次の滝沢主観の文でその答え合わせが出来るのも楽しい。
ただ、起きる事件(奈苗や昂一の件も含む)に深みがなく、面白さや意外性だけを狙った感があり、それが読後感を損なっているように思った。
次回作、出るのかな？

2010/10/28

音道貴子シリーズの長編第３弾。

「凍える牙」での相方、ベテランの滝沢と再び組むことに。
古い借家の解体現場の土の中から身元不明の男女と胎児の白骨死体、その後認知症の借家の大家が殺される。

容疑者リストに挙がる男の過去、音道が親しくしている鑑識課員・奈苗とその男、恋人・昴一との関係など読みどころも多い。

2010/10/19

乃南さんの音道貴子シリーズ大好きなので、発売後すぐに購入。
事件自体は地味だが面白かった。勝手に音道貴子を天海祐希と想像して読んでいる。

2010/10/04

乃南アサはやっぱりうまい！
彼女の本の中で一番好きなシリーズ。
犯人などへ至る道はさておき、音道貴子ちゃんの
人生への興味がつきない。
シリーズを読んでいない人にはいまいち楽しみない内容かも。

2010/08/09

女性刑事、音道貴子シリーズ。その前は凍える牙しか読んでないので、少し気になることもあったけど…。ちゃんと時空列に沿って読みたかった。
事件の本筋はもちろん、滝沢さんとの関係とか、同僚の女性鑑識官との事件など絡み合ってて一気に読んでしまった。滝沢さんの方は凍える牙の時から、一目置いてくれてる感じなのに、音道さんの頑なさにはちょっとイライラする。今回の滝沢さんは大体は大人な対応をしてくれてるのに、相変わらずな感じの二人だったけど、最後の方にエレベーターで音道さんを守る発言をした時はこっちもうれしかった。でも、やっぱり警察っていう男社会の中で女性が働くのは厳しいものなのだと思う。実際、女性刑事ってどれだけいるんだろう。

2010/02/25

久しぶりの音道、滝沢コンビ。

やっぱり最高に面白い。

事件の内容自体は、面白いものではないけれど、

読み始めたらあっという間に読んでしまいました。

ページ数は５００ページ弱。

でももうおしまい？って感じでしたよ。

図書館での予約人数も１００人程いらして

さすが人気があります。

このコンビの本を読むなら、これが最初だと面白くないかも。

やっぱり２人が初めてコンビを組んだ時から

順番に読んでいく方が断然面白いと思います。

事件解明、犯人逮捕も非常に気になりますが

２人の相手に対する気持ちの感じ方や変化もとても気になる。

次回を期待します。

事件の内容に全く触れてないや。

犯人に言いたいのはこれ。

犯人よ、反省しなさい。かな。

2010/01/16

音道＆滝沢コンビのそれぞれの思惑が面白くって。「もうちょっと信用してあげても……」と同情的な気分にもなってしまいましたよ。でもこれは立派に「名コンビ」でしょう。
毎度の事ながら、こういう犯人の言い分にはむかつきますね。でもこういう人間は結構いるなあ、というのでものすごいリアリティ感じるのが、嫌。時効にならなかった、というのは救われますねえ。法改正万歳。
しかし売り文句……「千鶴子事件」とそんなに似てましたか？

2009/11/27

2009.10
音道刑事と滝沢刑事のシリーズ。
白骨死体の殺人事件をおっていく二人の刑事。一気に読みました。

2009/10/23

音道貴子刑事と滝沢刑事が再びコンビを組んで事件解決に当たる。
住宅解体現場で発見された白骨と、その住宅の家主であった老人の
殺害事件とのつながりは？
音道と滝沢、お互いの口には出さない思いが描かれていておもしろかった。
音道シリーズにハズレ無し。