でもすきだよ、おばあちゃん の商品レビュー
淡い水彩画が、少年の表情を静かに捉える。 友達のおばあちゃんたちの生き生きとした姿を伝える。 少年のおばあちゃんは......。 ああ、そういうことだったか。 訳者の柳田邦夫さんのあとがきも素晴らしい。 勧めに従って、左側のページだけを読み返す。 少年の表情に気を取られて見落とし...
淡い水彩画が、少年の表情を静かに捉える。 友達のおばあちゃんたちの生き生きとした姿を伝える。 少年のおばあちゃんは......。 ああ、そういうことだったか。 訳者の柳田邦夫さんのあとがきも素晴らしい。 勧めに従って、左側のページだけを読み返す。 少年の表情に気を取られて見落としていた黄色い花。 少年の思いはきっと、おばあちゃんにも通じている。 花の香りがきっとその仲立ちをしてくれている。
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[江東区図書館] 恐らく敬老の日にちなんで集められていた特集コーナーの一冊。認知症のおばあちゃんについて語る孫のやわらかな語り口による絵本。 一抹の寂しさがあるのかもしれないお友達のおばあちゃん達との比較を綴ってはいるものの、いわさきちひろさんのような淡い水彩画と、最後に語ら...
[江東区図書館] 恐らく敬老の日にちなんで集められていた特集コーナーの一冊。認知症のおばあちゃんについて語る孫のやわらかな語り口による絵本。 一抹の寂しさがあるのかもしれないお友達のおばあちゃん達との比較を綴ってはいるものの、いわさきちひろさんのような淡い水彩画と、最後に語られるおばあちゃんへの想い、そして巻末に紹介されたそれまでの孫の動作の流れ(起き上がって靴を履き、野の花を摘んできておばあちゃんに渡す)の再眺から、ほんわりとした、今を肯定する穏やかな時を感じられる。 来るべき時に備えて子供に啓蒙するにしても暗くない未来の在り方を示すし、今大変な時を過ごしている家族にも一瞬荒波やさざ波を消してくれるんじゃないかな。必要としたい本ではないけれど、いざという時のために覚えておきたい。
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きれいだった けど、寂しいのと幸せが はんぶんこ 小さい子に読み聞かせるとき どうやって読み聞かせるのかなって 考えてみたのだけれど、 なかなか難しい 一緒に自分の家族のことを 考える機会を与えてくれそうな絵本 あとがきも読み応えあり
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たんたんと 昇り詰めてゆく感じ ラストの1ページ ぬくい でもよくわかるよ あたしのおばあちゃんも同じで だけど それでも大好きだったから
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