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血染めのエッグ・コージイ事件 の商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2026/01/29

1930年代の英国の荘園での週末。集まったのは多彩な顔ぶれ。当主と銃談義をしにきたアメリカの石油富豪とその妻。ヒトラーに対抗するために秘密裏に英国と交渉したい大公国の特使。荘園の訪問記事を書こうとする作家。それぞれの秘書や副官。当主一家の友人たち。嵐の夜に盗難事件と殺人事件が起き...

1930年代の英国の荘園での週末。集まったのは多彩な顔ぶれ。当主と銃談義をしにきたアメリカの石油富豪とその妻。ヒトラーに対抗するために秘密裏に英国と交渉したい大公国の特使。荘園の訪問記事を書こうとする作家。それぞれの秘書や副官。当主一家の友人たち。嵐の夜に盗難事件と殺人事件が起きる。誰もが容疑者になりうる状況。それぞれの証言をもとに推理を組み立てる警部たち。この警部が、頼りなさそうで、気まぐれのような行動をとる不思議なタイプで面白い。

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2025/09/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

バーフォード伯爵家の荘園屋敷にガンマニアのテキサスの富豪、大公国の特使、特使と会談予定の閣外相でバーフォード伯爵の弟、屋敷を取材する英海軍少佐など豪華な顔ぶれが集まる。嵐の夜、怪盗“蒸発”によると思われる宝石盗難事件と謎の連続殺人が…。 事件が起きるまで250ページくらいかかる。そこまではじっくり登場人物たちの背景が語られる。退屈はしないけど、やっぱり事件までが長い…。事件の真相は大胆と言うかなんと言うか。

Posted byブクログ

2025/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貴族にしてはフレンドリー?な伯爵が素敵。 そして上品な奥方とやんちゃなお嬢様。 特徴のある警察の人も出てくるけど、警察物と言うよりはオールダリー荘の物語かなぁ。 ちょっと翻訳が古く感じてしまうかも? コの字型とすんなり書かずにEから棒を引いて~と若干回りくどいところもあったり。 と、思ったら続編ではコの字型になってました(笑。

Posted byブクログ

2012/09/04

第二次世界大戦前のきな臭い外交問題に、元名家のお嬢様の失職問題。有名な宝石泥棒から高価なネックレスを守る防犯問題に、植民地の土地買収問題、銃器コレクターの意地の張り合い問題、さらには過去の恋愛問題にパーティーの人数の問題まで。ここまで問題が山積みで、どんな前向きな人間でも悲観的に...

第二次世界大戦前のきな臭い外交問題に、元名家のお嬢様の失職問題。有名な宝石泥棒から高価なネックレスを守る防犯問題に、植民地の土地買収問題、銃器コレクターの意地の張り合い問題、さらには過去の恋愛問題にパーティーの人数の問題まで。ここまで問題が山積みで、どんな前向きな人間でも悲観的にならずにいられないようなごちゃごちゃな状態なのに、面白くて分かりやすくて楽しい。最っ高のミステリです。事件が起こるまではたっぷりページを割いて読み手をじらし、ある嵐の晩に起こる事件では色んな人の視点で正確に状況を描写して情報を与え、捜査を担当する頼りなさそうな地元の警部のキャラクターで楽しませながら、意外性も持たせる。関係者全員を前にしての解決編は理路整然としていて隙を与えず、意外な犯人とトリック、小道具の使い方の妙というミステリの基本を押さえ、後日談で読後感をすっきりさせる。この手の混み方。密度の濃さ。そうそう出会えるものではないですよ。 小山正さんの解説を読んで、自分の読書嗜好がどこから来たか再確認しました。

Posted byブクログ

2012/06/17

バーフォード伯爵家の荘園屋敷で開かれるパーティに集まった11人の客たち。様々な思惑を秘めた招待客たちのなかでやがて事件が……。 怪しげな登場人物、ロジカルな推理、意外な結末と黄金時代の本格を思わせるミステリ。殺人事件に加え、スパイや宝石泥棒まで絡んだ複雑な謎が丹念に解きほぐされ、...

バーフォード伯爵家の荘園屋敷で開かれるパーティに集まった11人の客たち。様々な思惑を秘めた招待客たちのなかでやがて事件が……。 怪しげな登場人物、ロジカルな推理、意外な結末と黄金時代の本格を思わせるミステリ。殺人事件に加え、スパイや宝石泥棒まで絡んだ複雑な謎が丹念に解きほぐされ、真相が二転三転する解決編が圧巻。トリックの豪快さや犯人の意外性もなかなか見事。

Posted byブクログ

2010/02/16

クイーンのロジックとクリスティーの登場人物がミックスされたような本格推理もの。以前、同種のトリックの小説(←後に出版された国内もの)を読んでいたので、残念ながらその点ではびっくりできなかったけれど、とても面白かった。

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2009/10/07

1930年代、イギリスの田舎の大邸宅バーフォード伯爵邸に集まってきた多彩な顔ぶれ。ある大公国との秘密外交に取り組む伯爵の弟リチャード、伯爵のコレクションする銃器目当てのアメリカ人、伯爵の娘ジェラルディーンと友達ジェーン。 クリスティのような舞台で、さまざまな思惑が交錯し、本格推理...

1930年代、イギリスの田舎の大邸宅バーフォード伯爵邸に集まってきた多彩な顔ぶれ。ある大公国との秘密外交に取り組む伯爵の弟リチャード、伯爵のコレクションする銃器目当てのアメリカ人、伯爵の娘ジェラルディーンと友達ジェーン。 クリスティのような舞台で、さまざまな思惑が交錯し、本格推理が展開。 「切り裂かれたミンクコート事件」と同じ作者。1975年の作品。18年前に「血のついたエッグ・コージイ」として刊行されたが人気がなかったとか。

Posted byブクログ