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晩夏に捧ぐ の商品レビュー

3.3

91件のお客様レビュー

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  3. 3つ

    43

  4. 2つ

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2023/11/28

27年前の殺人事件の幽霊など。 一歩間違えば横溝正史にみたいにおどろおどろしくなりそうなのが書店というフィルターを通す事でライトな感じになったと思います。 シリーズ2作目が長編とは思わなかったですね。 自分は短編の方が味があると思いました。

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2022/12/04

成風堂書店事件メモ シリーズ2 (出張編) ある日、駅ビル内の書店「成風堂」で働く、杏子のもとに、元同僚の美保から手紙が届いた。 彼女が勤める長野の老舗書店に幽霊が出るようになり、それがもとで、店が閉店するかもしれない。 是非とも『本屋にまつわる謎ならば、何でも綺麗さっぱり解...

成風堂書店事件メモ シリーズ2 (出張編) ある日、駅ビル内の書店「成風堂」で働く、杏子のもとに、元同僚の美保から手紙が届いた。 彼女が勤める長野の老舗書店に幽霊が出るようになり、それがもとで、店が閉店するかもしれない。 是非とも『本屋にまつわる謎ならば、何でも綺麗さっぱり解いてしまう、アルバイト店員の多絵』と二人で、長野まで来て、幽霊騒動を解決して欲しいと言う。 休暇をとり、長野まで赴いた二人は、調べるうちに、謎は、27年前に地元有名作家が弟子に殺された事件が、関係している事に行き着いた。

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2022/08/22

サブタイトルに出張編と書かれてたので、本屋の仕事で出張かと思ったけど違って、『探偵業』の出張で笑えた。 今までこのシリーズを読むとシャーロック・ホームズを思い浮かべてた。でも今回は、依頼があって電車で目的地まで行ったりしてたから、ポアロとか金田一耕助が頭に浮かんでしまった。往年...

サブタイトルに出張編と書かれてたので、本屋の仕事で出張かと思ったけど違って、『探偵業』の出張で笑えた。 今までこのシリーズを読むとシャーロック・ホームズを思い浮かべてた。でも今回は、依頼があって電車で目的地まで行ったりしてたから、ポアロとか金田一耕助が頭に浮かんでしまった。往年の名探偵ばかり出てきちゃう。 今回、本当の多絵ちゃんがわかってよかった。多絵ちゃんにとって杏子との出会いは、素晴らしいものだったんだと思い、少しジーンときた。 多絵ちゃんが聴き込みをしてる時に「誰かが嘘を言ってる」と言ってたので、注意深く読んだけど、結局最後の方まで真相がわからなくてちょっと悔しい。 小松秋郎の真実が分かった時は、なんとも言えない気持ちになってしまった。だから、何も言わなかったのかと思いせつなかった。 職場でよくある事なんだけど、最初からある件に関わっていると間違えに気付かないけど、全く関わってない人が見ると割とすぐに間違えに気付く事がある。この本はそれと一緒だなと思う。殺人事件から27年後に女子大生が、たった3日で事件解決に臨むという設定は少し無理があるのかな?と思ったけど、このシリーズなら許せてしまう。「成風堂」シリーズ、私は好きだな。

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2022/08/05

今回は前作のような短編ではないため、かなりスローペースでしたが、相変わらず本や書店を愛する気持ちがずんずん伝わってきて嬉しくなります。

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2022/07/10

「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの二作目は、出張編と題された長編です。 このシリーズは、個人的には短編集の方が合っているように思うのですが、一つの謎に腰を据えて取り組む長編も時には良いものですね。 読み応えがありました。 冒頭にある、書店員ならではのアリバイ証明のエピ...

「本格書店ミステリ」と銘打たれたシリーズの二作目は、出張編と題された長編です。 このシリーズは、個人的には短編集の方が合っているように思うのですが、一つの謎に腰を据えて取り組む長編も時には良いものですね。 読み応えがありました。 冒頭にある、書店員ならではのアリバイ証明のエピソードが印象的で、物語に引き込まれます。 舞台となる地方の書店の雰囲気もとても素敵で、もし実際にあるのなら是非行きたい、そんな気持ちになりました。

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2020/09/30

元同僚が勤務する歴史ある書店で謎解き。 今までのほわほわした謎と違い、バッチリ殺人だったのがちょっと意外でした。でも、変わらず本にまつわる小ネタもあり、楽しく読めました。

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2018/10/29

出張編とわかっていても威風堂がメインででてこないのはやはり寂しい。 長編ならではの様々な伏線をひっぱりすぎて最後バタバタに。個人的には物足りないような。 次回はまたまた短編集とのこと。期待したい。

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2017/02/04

題名にあるとおり、杏子と多絵の出張編。もちろん、面白かったけれども、何か物足りなかった。やっぱり、このシリーズは短編の方がいいなあ。

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2015/07/08

前作とは違って殺人事件です。 登場人物たちや雰囲気は変わらずに 書店という世界からちょっと飛び出した事件に 探偵コンビは飛び込んでしまいます。 自費で出かけた地方書店の事件。 この設定でこの先どこまで話が広げられるのかが 楽しみだったりします。

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2015/02/23

何かもう、めっちゃ面白い♪結構ハードな長編ミステリーでした。「配達赤ずきん」の短編ライトミステリー感覚で読んでいたのですけど、がっつりな謎解きに途中から読むのが止まりませんでした。多絵ちゃんの洞察力も、杏子さんの本屋愛もすごいなぁと思う。多絵ちゃんに転機をもたらした杏子さんのチョ...

何かもう、めっちゃ面白い♪結構ハードな長編ミステリーでした。「配達赤ずきん」の短編ライトミステリー感覚で読んでいたのですけど、がっつりな謎解きに途中から読むのが止まりませんでした。多絵ちゃんの洞察力も、杏子さんの本屋愛もすごいなぁと思う。多絵ちゃんに転機をもたらした杏子さんのチョイスはなんだろう?すごく気になります。

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