ユーザ中心ウェブサイト戦略 の商品レビュー
ユーザー中心に構築するには? →ユーザーから見たときの価値を機軸にサイトの強みを明確化する 画面をデザインするのではなく、ユーザーの行動をデザインする サイトで成し遂げたいことという運営目的とユーザーがサイトで達成したいことという利用目的を明らかにした上ですりあわせていく ター...
ユーザー中心に構築するには? →ユーザーから見たときの価値を機軸にサイトの強みを明確化する 画面をデザインするのではなく、ユーザーの行動をデザインする サイトで成し遂げたいことという運営目的とユーザーがサイトで達成したいことという利用目的を明らかにした上ですりあわせていく ターゲットユーザーの分類する際に、ユーザー行動に影響を与える要素で分類する サイトの目的、及びサイトが提供できる価値や強みと、ユーザーニーズ、状況、使用時期、環境などをきちんと明確にしておく ユーザーニーズをウェブ上で覆すことはできない
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会社にあったものだけど、読了。 流石に古めの内容だったけど、骨格は今も変わらず応用が利く内容。素敵。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【ユーザー中心ウェブサイト戦略】 どうすればユーザー視点でウェブサイトを構築できるかについて、二部構成で分かりやすく説明されている。 第一部では、「なぜユーザー視点でウェブサイトの構築をする必要があるのか」という方法論や理論を、 第二部では「どんなタイミング」で「どのような手法」で実践するのかを、具体例豊富に実践するにはどうすればいいかが説明されている。 【所感】 ◯ウェブサイトに留まらない、ユーザー中心設計の考え方の基礎を学べる。 この本は全体を通して、こうすれば上手くいく!という答えはなく、絶えず変化する人々の行動やニーズを把握し、 企業の収益機会を実現するための考え方を示してくれている。これは、マーケティング全てに通じる考え方であると思います。 よって、この考え方や基礎をあらゆる機会でどのように活かして行くかは、たくさんのケースで経験を積みながら学んでいきたいとい思いました。 【キーフレーズ】 ◯ユーザー中心とは ユーザー中心とは、ユーザーの意見にしたがうことではない。 最終ゴールはウェブビジネスの成功であり、そのために「ユーザーにとっての価値」と「ウェブサイトが提供できる価値」を融合させていくことがユーザー中心の本質である。 ◯シナリオとは ウェブサイトという「点」だけを見るのではなく、その前後左右の状況である「線=文脈」を把握することで、実際にサイトがどう使われるのかが分かる。 文脈に相当する概念を『シナリオ』という言葉で表す。 ◯シナリオの作り方 ウェブサイトに対する、以下二つの視点の合致するポイントを見出し、シナリオを策定する。 *ビジネスの視点=サイトの目的、目標…「サイトで実現したいことは何か?」 *ユーザー視点=ユーザー像、ニーズ…「サイトに求めるものは何か?」 ◯ユーザーインタビュー・アンケートの注意点 ◦ユーザーの意見ではなく、行動という事実を重視する ◦人間が自らの行動を決定する要素のうち、意識でできている部分は5%、無意識の部分が95%としている。 ◦つまり、人間は自分の考えをほとんど言語化して認識していないし、意識すらしていない。 ◦言葉にできたとしても、それが本当のニーズを反映しているわけではない。 ◯言葉が少し変わるだけで、ユーザーの反応度合いは面白いほど変わる。 ◦アンケート、インタビュー、テストでユーザーから自発的に出てきたサイトに関するキーワードは重要視する必要がある。 例1)インタビューの中で「勉強不足なので…」「もう少し勉強してから…」というキーワードを口にしていたことから、 『基礎知識』というコンテンツページタイトルを『勉強用ページ』に変更することで、アクセス数やじっくり読む人が増えた。 例2)テスト中で「比較」という言葉を多用していたので、サイト内の文言を、 『選択のポイント』→『比較のポイント』に変更したことで、アクセス数が上がった。 ◯プロトタイプ(モック)の重要性 ◦人間は具体的になっていないものに対して良し悪しの判断がつけられない。
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ユーザを徹底的に理解すること。それに基づいた戦略を作ること。事前に仮説を検証すること。事後に成果を検証すること。 「別途」とあると面倒だと思われる、というのにはドキッとした。 意見を聞くのではなく、行動を観察する、というのが大切なのはわかるが、なかなか難しい。
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WEBサイトを作る人はみんな読んでた方がいいと思う。めっちゃ参考になった。誰が見るの?なんのためのサイトなの?ってところを徹底的に追求した良い本。
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<1章:ユーザー中心思想の背景とネットユーザ行動> ■ユーザー理解 ・ユーザ像 ・ユーザニーズ・各ニーズの重要度 ・サイト訪問前後の状況 ・前提知識・過去の経験 ・サイト使用中に同時に見るサイト ・ユーザの心理状態 ・サイトが扱う製品サービス・運営企業との接点など ■購買プロセ...
<1章:ユーザー中心思想の背景とネットユーザ行動> ■ユーザー理解 ・ユーザ像 ・ユーザニーズ・各ニーズの重要度 ・サイト訪問前後の状況 ・前提知識・過去の経験 ・サイト使用中に同時に見るサイト ・ユーザの心理状態 ・サイトが扱う製品サービス・運営企業との接点など ■購買プロセスにおける違い ウェブではサイト自体の有用性を体験してからでないと購入しない。購買プロセスにサイトの価値が大きく影響を与え、それによって売り上げが上下する。 ■ユーザ利用時のインターネットの特徴 ・前のめり型メディア(ユーザは目的達成まできわめて直線的な動きをとる。自分に関係ないものは全部無視。これは時速100㌔で車を運転しているときとほぼ同等の視界) ・斜め読みメディア(拾い読み) ・新鮮・網羅メディア(豊富で網羅的な情報期待) ・遠慮不要メディア(気軽に訪れる代わりに気兼ねなく立ち去る。) ・比較メディア(価格.comやブログなど比較サイト多数。比較されることを意識したしサイト作り、商品・サービス作りの必要がある)
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本書はウェブユーザビリティを専門とするBeBitさんの本です。 ユーザ中心のウェブ設計をするためのステップは今も昔も変わらず、むしろ小手先のSEO手法が通用しなくなった今日においては、より重要なポジションとなったといえます。ユーザが使いやすい、見やすい、分かりやすい、探しやすいU...
本書はウェブユーザビリティを専門とするBeBitさんの本です。 ユーザ中心のウェブ設計をするためのステップは今も昔も変わらず、むしろ小手先のSEO手法が通用しなくなった今日においては、より重要なポジションとなったといえます。ユーザが使いやすい、見やすい、分かりやすい、探しやすいUIを構築することがいかに重要であるか、また、ユーザへの情報提供(コンテンツ)とユーザがネット上では文字を読まないという経験値に基づくウェブ設計がSEO面で特に重要となっていることは、ウェブマーケティング従事者ならば少なからず意識しているものと思います。 ウェブ設計の手順はシステム開発の手順ととても似ていますが、システム開発に携わらないマーケターに重要なウェブ設計手順を明確にし、読みやすく記述されている本書の価値は上昇しています。 「わかってるんだけど」、「そうは言っても」と感じる部分が多々あると思いますが、ユーザを中心とした設計を怠るとコンバージョン率の低下や離脱率の増加を招きます。また、既に完成してしまっているウェブサイトをもう一度、ユーザビリティテストやアンケート、アクセス解析等を駆使し、様々なセグメントで分析することにより、ユーザ像や心理状況を知るとともに、何を要求されているのかを知ることが大事です。 その意味において、本書は何か新しいページや企画を動かすときにパラパラとめくっておきたい1冊です。 ただし、アクセス解析部分については内容が古い、または間違った記述や解析内容の混同がみられるため、アクセス解析箇所については別の書をオススメします。アクセス解析については本書でも殆どページが割かれていないのですが、アクセス解析から何を見つけ、何をすべきか。その点もサイト構築後によく見ておく必要があることは間違いありません。
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自社のWEBサイトをなんとかしたくて読んだ本のひとつ。 面白かったし勉強になった。 あまり競合とかには教えたくない感じw
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この類の本は色々読んでいるが、一つ一つが丁寧に説明されていて分かりやすい!実際にユーザビリティテストを行なっているのだが、その手法や特徴など、” なんとなく”を綺麗に明文化してくれているところは感動に近いと感じたところ。また、経営者に特に読んでもらいたい本だと思う。戦略や発想など...
この類の本は色々読んでいるが、一つ一つが丁寧に説明されていて分かりやすい!実際にユーザビリティテストを行なっているのだが、その手法や特徴など、” なんとなく”を綺麗に明文化してくれているところは感動に近いと感じたところ。また、経営者に特に読んでもらいたい本だと思う。戦略や発想なども細かく書かれているので是非とも読んでもらいたい。(うちの社長もよんでくれないかなー^^;)!UXの教科書だね!
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WEBサイトにおける広義のユーザビリティについての方法論が、インターネットというメディアの特性・マーケティング論を踏まえた上で詳述されています。 広義のユーザビリティを考えるというのは、サイトを訪れるユーザを意識して全般的なサイトを戦略を練ることです。ユーザターゲティング、ニー...
WEBサイトにおける広義のユーザビリティについての方法論が、インターネットというメディアの特性・マーケティング論を踏まえた上で詳述されています。 広義のユーザビリティを考えるというのは、サイトを訪れるユーザを意識して全般的なサイトを戦略を練ることです。ユーザターゲティング、ニーズ・心理の把握など。 企業のWEB担当者を意識して書かれていますが、わかりやすく書かれているので(専門用語の解説など多数あり)、趣味でサイト作りをやられている方でも役立つことでしょう。
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