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ぼくの小鳥ちゃん の商品レビュー

4.2

47件のお客様レビュー

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2017/04/17

つんと誇り高い小鳥ちゃん。 そのへんの無知な小鳥ではない。 不思議な小鳥ちゃんを受け入れるぼくや彼女みたいに、読み手にもおおらかな想像力が必要なお話し。小鳥ちゃんは、ずっと小鳥ちゃんなのだ。

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2016/09/29

小鳥ちゃんと、ぼくの日常。 愛が溢れる、素敵でおしゃれで可愛い物語。 気がつけば物語に入り込んで夢中で読んでいました。 江國香織さんの言葉遣いが好き。 読んでいてほっこり幸せな気分になれるお話です。

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2016/03/08

小鳥ちゃんが、ただただ可愛い、ひたすら可愛い。 こういう挿絵込みの作品は、文章で良さを伝えにくいなあ。 小鳥ちゃんのイラストが、とにかく可愛いんです。 でも、例えば小鳥ちゃんを「女の子」のメタファーとして本作を読んでしまうと、評価はスキーのジャンプ台角度で直下降です← 小鳥...

小鳥ちゃんが、ただただ可愛い、ひたすら可愛い。 こういう挿絵込みの作品は、文章で良さを伝えにくいなあ。 小鳥ちゃんのイラストが、とにかく可愛いんです。 でも、例えば小鳥ちゃんを「女の子」のメタファーとして本作を読んでしまうと、評価はスキーのジャンプ台角度で直下降です← 小鳥ちゃんは、小鳥ちゃんだから、いいのである(誰

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2014/08/27

江國さんの物語は、一見可愛らしい姿をまとっていながら、裏の面をもつものをさらっと描き出す。 いまどきの、こじゃれた、女っぽい、物語の枠組み(見た目)に騙されちゃいかんと思う。骨太に感じられない骨太さがあるし、残酷さも持ち合わせている。 それを、いかにもじゃなくさらっと混ぜてくる...

江國さんの物語は、一見可愛らしい姿をまとっていながら、裏の面をもつものをさらっと描き出す。 いまどきの、こじゃれた、女っぽい、物語の枠組み(見た目)に騙されちゃいかんと思う。骨太に感じられない骨太さがあるし、残酷さも持ち合わせている。 それを、いかにもじゃなくさらっと混ぜてくるところが、著者の底力なのではないか。 自分を、小鳥ちゃん、ぼく、彼女、その他の誰か、に置き換えて読むと、違った受け取り方ができる「何度も味わえる」お話でもあります。 荒井良二さんの絵の魅力も大きいので、所蔵するなら単行本をおすすめ。路傍の石文学賞受賞作。

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2013/12/09

荒井さんの挿絵も、まるで絵本を読んでいるかのような江國さんの文体も、ただただ可愛らしい。 そして小鳥ちゃんがただただ切ない。

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2013/10/22

突然現れる小鳥ちゃんがとってもかわいくて、魅了されてしまう!心温まる作品です。(^‐^)ほっこりしたいときにオススメします! 熊本学園大学:(じゃがちゃん)

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2013/03/11

デューク】は江國香織さんの名著だと思う♪───O(≧∇≦)O────♪ で。 デュークを思わせる・・絵本? 名作が本著だと思うな*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ドM男子!小鳥を愛しやがれ☆*:.。....

デューク】は江國香織さんの名著だと思う♪───O(≧∇≦)O────♪ で。 デュークを思わせる・・絵本? 名作が本著だと思うな*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ドM男子!小鳥を愛しやがれ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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2013/02/09

なんというか不思議な物語だった。 小鳥ちゃんとぼくの掛け合いが好き。 そして情景が立て続けに浮かんできた。 所々に挟まれている挿し絵も 上手く文章にマッチしていてよかった。 私のお気に入りは68、9頁の噴水の絵。 すごく素敵でした!

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2012/11/02

(1997.11.22読了)(1997.11.21購入) (「BOOK」データベースより) 雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一...

(1997.11.22読了)(1997.11.21購入) (「BOOK」データベースより) 雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。 ☆江國香織さんの本(既読) 「こうばしい日々」江國香織著、あかね書房、1990.09. 「綿菓子」江國香織著、理論社、1991.02. 「きらきらひかる」江國香織著、新潮文庫、1994.06.01(1992年) 「温かなお皿」江國香織著、理論社、1993.06. 「なつのひかり」江國香織著、集英社、1995.11.10 「流しのしたの骨」江國香織著、マガジンハウス、1996.07.25 「落下する夕方」江國香織著、角川書店、1996.10.30 「いくつもの週末」江國香織著、世界文化社、1997.10.20

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2015/12/15

話自体はすごくおもしろかった。わたし鳥すきだしね!でも、わたしはどうしても話の内容よりも文体ですききらいを決めてしまいがちになるん…。あまり好みの文体ではないかも。江國香織は初めてではないけど、なんとなく避けてきてしまったのはそういう理由なのかわたし…。 小鳥ちゃんすごくかわいか...

話自体はすごくおもしろかった。わたし鳥すきだしね!でも、わたしはどうしても話の内容よりも文体ですききらいを決めてしまいがちになるん…。あまり好みの文体ではないかも。江國香織は初めてではないけど、なんとなく避けてきてしまったのはそういう理由なのかわたし…。 小鳥ちゃんすごくかわいかったです。自分のキャラ分かっててキャラ付けのために行動しとるとことかが。 同じ話を夏目漱石が書いてたらと想像するとわくわく!

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