ぼくの小鳥ちゃん の商品レビュー
雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。 体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。 「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。 でもぼくの...
雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。 体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。 「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。 でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。 小鳥ちゃんとぼくと彼女と。 少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。 。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・ H24.9.10 読了 絵本のような可愛らしいお話だった。 小鳥ちゃんが、おませな女の子みたい。 私も小鳥ちゃんのように「病気みたい」といって、“お薬”がほしいな。 すべてを包んで「分かった」といってれる、ぼくとの関係もうらやましい。
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大好きな江國香織/文と 大好きな荒井良二/絵のコラボ**** 印象的な出来事はあまりなかったけれど、 生活観が美しくて豊かで優しかったです。 それだけで十分! そして、良二さんの挿絵がいっぱいで幸せ! 贅沢な絵本のようでした♪
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小鳥ちゃんとぼくの共同生活。ぼくには彼女がいて、まるで三角関係のようだったり、小鳥ちゃんと彼女が仲良しだったり、不思議な関係。大人のための絵本のような、あたたかくやわらかい物語。
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昔飼っていた文鳥を思い出しながら読みました。「僕」が小鳥ちゃんを尊重していたように、わたしももっと大事にしてあげられたらよかった、と後悔の気持ちが沸き上がってきました。
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おしゃれでおちゃめな大人のためのメルヘンという趣でした。 挿絵がカラフルでかわいくて、この挿絵を全部額に入れて家中に飾りまくれたらステキだろうなぁ~と思いました。
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江國さんの絵本(というか、児童書?なんというの、こういうジャンル)。 可愛いんですー。 小鳥ちゃん。 ちょっとおしゃまで、生意気で、寂しがりやで。 ラム酒の効いたアイスクリームが好きで、 「ぼく」の彼女の写真を、ぱたん、と倒してしまう。 冬になると、読みたくなります。 ストー...
江國さんの絵本(というか、児童書?なんというの、こういうジャンル)。 可愛いんですー。 小鳥ちゃん。 ちょっとおしゃまで、生意気で、寂しがりやで。 ラム酒の効いたアイスクリームが好きで、 「ぼく」の彼女の写真を、ぱたん、と倒してしまう。 冬になると、読みたくなります。 ストーブ付けて、ココアを入れて。
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♥ いつのまにか、小鳥ちゃんに感情移入して 小鳥ちゃんが楽しければ嬉しくて 小鳥ちゃんが不機嫌だと泣いてしまった
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作品中に可愛い言葉が散りばめてあって、読んでると雑貨屋さんで可愛いシールやボタンを探してるようなワクワク感があった。話もさることながら荒井さんの絵も可愛かった。
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ぼくの小鳥ちゃん。を読むと実家にいたネコを思い出す。 種族が違うから、人間のような関係にはならないのだけれど 親子だったり、夫婦だったり、恋人だったり。 でも、それかなり近い関係を意識するのがペット(この言い方は 嫌だけれど)なのではないだろうか? その無意識に感じてい...
ぼくの小鳥ちゃん。を読むと実家にいたネコを思い出す。 種族が違うから、人間のような関係にはならないのだけれど 親子だったり、夫婦だったり、恋人だったり。 でも、それかなり近い関係を意識するのがペット(この言い方は 嫌だけれど)なのではないだろうか? その無意識に感じていることを、小鳥ちゃんと主人公が 「話す」ことによって(動物とはしゃべれない。当然だけど) それが鮮やかに意識下に上がってくる感じが、とても良かった。 そうそう、こんな風に嬉しかった。こんな風に後ろめたかった。 と。主人公は男性だけれど、女性の視点で、この男性の心の 機微のようなものが細やかに描かれているのが、凄いと思う。
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小鳥わずらいの男性と小鳥ちゃんの生活。 ふわふわのんびりほんわかした世界がすてきです。 優しい僕と愛おしい困った小鳥ちゃん。 荒井良二さんとの世界観がバッチリです!
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