菊次郎とさき の商品レビュー
年代的に比較的近く、自分の子供の頃を思い出しながら楽しめた。あの頃はみんな貧乏だった気がする。 オーディブルにて。
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地域の公民館でたまたま見つけて借りました。すごく面白くて、一気に読めました。さきさんがとにかく男前で、かっこいいなと。口は悪いが誰よりもたけしさんのことを愛していることが伝わってきました。菊次郎さんはきが小さく、酒乱。お酒が入ると、今ではDVとかなんとかハラみたいなこと平気でやっちゃう人。でも、菊次郎さんなりに抱えていた思いがあって、やり場のない気持ちみたいなのがそうさせると考えるとなんだか切なくなります。一番印象的だったのは、たけしさんのお兄さんの車でひき逃げみたいなことを起こして、その被害者が菊次郎さんだった話。エッセイ?読んで声を出して笑ったの始めてでした。本当にコントみたいな展開がたくさん出てきて、バラエティー番組をみているかのようなエッセイです。たけしさんの笑いの根元はここにありと感じさせる作品でした。
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ビートたけし「菊次郎とさき」、1999.12発行。父、菊次郎、人一倍照れ屋で小心者で、酒を飲まないと言いたいことも何一つ言えない。その代わり、一度暴れ出すと手がつけられなくなる。母、さき、教育ママ、毒舌。92歳の時病院に見舞いに行ったとき、姉から渡された武名義の通帳(1000万...
ビートたけし「菊次郎とさき」、1999.12発行。父、菊次郎、人一倍照れ屋で小心者で、酒を飲まないと言いたいことも何一つ言えない。その代わり、一度暴れ出すと手がつけられなくなる。母、さき、教育ママ、毒舌。92歳の時病院に見舞いに行ったとき、姉から渡された武名義の通帳(1000万位)。小遣いとして母に渡した金が全部貯金通帳に。1999年8月22日、老衰で95歳で没。
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いろんなところで北野家の両親の話は見聞きしたことはあったけど、改めて、すごいお母さんだなあ。手本にしようとは思わない。むしろ、私がこれだけはしたくないと思ってるようなことを、例えば子どもの前で父親をこき下ろすとか、(真意の裏があるにせよ)子どもにお金をせびるとか、人様の悪口、こど...
いろんなところで北野家の両親の話は見聞きしたことはあったけど、改めて、すごいお母さんだなあ。手本にしようとは思わない。むしろ、私がこれだけはしたくないと思ってるようなことを、例えば子どもの前で父親をこき下ろすとか、(真意の裏があるにせよ)子どもにお金をせびるとか、人様の悪口、こどもの友達の悪口を子どもに聞かせる、等々。そういうことを強烈にやる人だし。たぶん母親としても人間としても私は苦手なタイプ。でもなんだかものすごく反省させられて敗北感で読み終えた。形はどうあれ強烈な愛と人格を持った人だよね。自分の甘さが恥ずかしくなるな。こうはなれないけど、私に足りないものを顔にぶつけられるかんじの一冊。
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いくつになっても一枚うわて。言葉ではなく感じられる深い愛情。母は強し。文面がユーもアあって好きです。
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まずビートたけしさんへ一言、「たけしくん、君は幸せものだよ」。 お笑いタレントの大御所ビートたけしさんの両親を主人公に、東京都足立区という下町を舞台にし、ビートたけしさんの周辺の人々をコミカルに描いた小説だった。 ビートたけしさんの父は「北野菊次郎」。腕のいいペンキ屋(塗装業...
まずビートたけしさんへ一言、「たけしくん、君は幸せものだよ」。 お笑いタレントの大御所ビートたけしさんの両親を主人公に、東京都足立区という下町を舞台にし、ビートたけしさんの周辺の人々をコミカルに描いた小説だった。 ビートたけしさんの父は「北野菊次郎」。腕のいいペンキ屋(塗装業)だが飲んだくれであった。 母は「北野さき」。働き者で教育熱心な明るいしっかり者だった。 この凸凹夫婦がたけし少年とその兄を貧しいながらも愛情を持って育てていくのだが、一筋縄でいかないのが、たけし少年だった。 のんだくれの無学な菊次郎の元締め役と、たけし少年のお目付役をさきが一人でやることになり、「ああ、母って大変」と思った。 以前に新春スペシャルドラマとしても放映されたので記憶も新しいが、小説の中で「菊次郎」が酔っぱらう場面があった。鼻の頭とほっぺを赤く染めた陣内孝則さんの「菊次郎」の姿が思い出され、おかしくて仕方なかった。ドラマでは陣内さん、当たり役だと思う。室井滋さんの「さき」も本当にピッタリだった。 お酒大好きで教養とは無縁の菊次郎。たけし少年に小言を言う時のさきの口癖は「菊次郎みたいになっちゃうぞ」だった。 菊次郎が少し可哀そうになったが、昔の職人さんってみなあんな感じだったのだろうか。教育がないから貧乏なのだと思い子供に教育をさせたいと強く願うさき。そのためには骨身惜しまず働くさきの姿に、私は日本の「おふくろさん」をイメージしていた。むろん、さきは江戸っ子だから、チャキチャキした性格で、泣き上戸のおふくろさんだが。 閑散とした家庭が多いと感じられる今、こんな夫婦の物語を読むと無償に昭和という時代が懐かしく感じられる。 「たけしくん、本当にいいご両親に恵まれて幸せ者だよ」。
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おもしろかった。 フィクションらしい。 ビートたけしのお笑いの原点が理解できる気がした。 大真面目な人がずっこけたときほど、おもしろいということを父親を見ていて学んだと書いてあるところがある。 途中、声を出して笑う場面もあった。 一番笑ったのは、お母さんのお葬式のときに、お兄さん...
おもしろかった。 フィクションらしい。 ビートたけしのお笑いの原点が理解できる気がした。 大真面目な人がずっこけたときほど、おもしろいということを父親を見ていて学んだと書いてあるところがある。 途中、声を出して笑う場面もあった。 一番笑ったのは、お母さんのお葬式のときに、お兄さん「大」(まさる)さんの知り合いの女性が来て、名前を間違っていたという話。 やはり、お母さんのキャラクターが強烈で筋が通っている。愛情のひとつの形なんだろう。
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小説ではないんだよね、これ。母親って言うのはこうでなくっちゃいけないのかしら。こうでなければ子どもは大物になれないのかしら?
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