ITSの思想 の商品レビュー
ITSについて考え直したくなって読んでみました。 清水和夫さんが元ドライバーのモータージャーナリストだけあって、インフラ側より寧ろビークル側のITSが中心になってます。 最近の自動車開発事情には疎かったけど、時代はここまで来てるんだなぁって実感できてすげーワクワクします。...
ITSについて考え直したくなって読んでみました。 清水和夫さんが元ドライバーのモータージャーナリストだけあって、インフラ側より寧ろビークル側のITSが中心になってます。 最近の自動車開発事情には疎かったけど、時代はここまで来てるんだなぁって実感できてすげーワクワクします。 高校生とか教養課程の時に読みたかったなぁって思える本。 ちなみに、ABSが普及した90年代を調べてみると、追突事故はむしろ増加したらしい。 ABS=よく効くブレーキと思っちゃったんだろうけど、人間って罪な生き物だよねぇ。 交通事故には気をつけましょう。
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第6章の標題は、ITSの前に自動車安全を考える。 これを本の標題にしていれば、爆発的にこの本は売れたかもしれない。 自動車の電子化は、自動車安全のためでなければ意味がないことは、自動車に関わる多くの人たちの常識のはずである。 その常識が、設計、販売に貢献していないことが、現代の課題なのではないかと思われる。 著者は、電子通信工学科を卒業してから、自動車ラリーにデビューしたとのこと。 また、子供のころに交通事故にあっているとのこと。 著者の知識と、深い経験に基づいた発言には重みがある。
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ITSの推進には、国土交通省、経産省、警察庁、総務省が関わっている。 メーカーやドコモなどもかかわっている。 田中角栄の考えていた日本列島改造は大きな意味があった。
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