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MOMENT の商品レビュー

3.7

623件のお客様レビュー

  1. 5つ

    110

  2. 4つ

    223

  3. 3つ

    194

  4. 2つ

    41

  5. 1つ

    5

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2013/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで見たことない感じの主張が多くて新鮮でした 「キスはそうせざるをえないからする」とか 「先人たちが滅茶苦茶に傷つきながら築き上げた平和の中で、魂を汚さぬように鍛えながらロマンチックな大人になる」とか 特に後者はなんかいいなと思いました! もちろん、病院舞台だけあって、命に関わる重い話も印象的でした いやぁ、イイ話だった 我々は、やがて死ぬのではなく、今を生きている!

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2013/07/09

ナツイチ課題図書に惹かれて読んでみた。 「死ぬ前に一つだけ願いを叶えてくれる」 それぞれの願いはまったく違っていて、そして、生きている私からすると、もっと他に重要な願いもあるのではないかと思えてしまうものもあった。だけど、一人ひとりにとって、何が重要かという『価値』は他人には計り...

ナツイチ課題図書に惹かれて読んでみた。 「死ぬ前に一つだけ願いを叶えてくれる」 それぞれの願いはまったく違っていて、そして、生きている私からすると、もっと他に重要な願いもあるのではないかと思えてしまうものもあった。だけど、一人ひとりにとって、何が重要かという『価値』は他人には計り知れず、それを叶えることで心残りがなくなるわけでもないだろう。 それでも、今、このとき、今しかない時間を掴むとしたら、願ってしまうのだろう。生きているということを刻むためにも。

Posted byブクログ

2013/06/14

一日もたたずに読んでしまいました。こんな早く読めたのは久しぶりかも(笑)新感覚のミステリーでしたね。死に際の願いを叶えてくれるなんて素敵なような、ちょっと怖いような・・・。でも、もし自分がその立場に立ったとして、何をお願いするのか考えても思いつきませんでした。もし、あなただったら...

一日もたたずに読んでしまいました。こんな早く読めたのは久しぶりかも(笑)新感覚のミステリーでしたね。死に際の願いを叶えてくれるなんて素敵なような、ちょっと怖いような・・・。でも、もし自分がその立場に立ったとして、何をお願いするのか考えても思いつきませんでした。もし、あなただったら何をお願いしますか?

Posted byブクログ

2013/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【13/06/01】 病院でアルバイトしている主人公が死が近い患者の願いを叶えていくお話。死が近くなると人はどういうことを考えるのだろうか、と考えさせられました。 おおよそキレイな願いを想定していましたが、最初の老人の話で期待を裏切られました。彼の願いは復讐に近いものでした。必ずしもキレイな願いとは限らないという現実を知ったような気がしました。 あなたは死を前にして、何を考えますか。

Posted byブクログ

2013/05/31

死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら。 人が一度は考えたことある少し切ないテーマを、淡々とした主人公が語り部となってくれたため、非常にさっぱりと読めた。 しかし最後に主人公が森野の可愛さに気付くくだりは必要だっただろうか。 確かにそのくだりがないと森野がかわいそうだけど、読んでいる...

死ぬ前にひとつ願いが叶うとしたら。 人が一度は考えたことある少し切ないテーマを、淡々とした主人公が語り部となってくれたため、非常にさっぱりと読めた。 しかし最後に主人公が森野の可愛さに気付くくだりは必要だっただろうか。 確かにそのくだりがないと森野がかわいそうだけど、読んでいる中で「陰険なときのジャイ子」みたいな女の子を想像してしまったから…えーっ、と叫んでしまった。

Posted byブクログ

2013/05/09

死について考えさせられる話だった。 どの様に生きて、どの様に最後の願いをもち、その願いを少年はどう受け入れるのか。 最後の終わり方も好きです(^O^)/

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2013/04/14

こういうジャンルの本は初めて読みました。面白かったです。病院に入院している患者たちの葛藤、悩み。その患者たちに主人公はどう接していくのか。見どころがたくさんありました。 帯に書いてあるほど感動はしませんでしたが、それに似た何かは感じることができました。

Posted byブクログ

2013/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

積読本の最右翼、ついに読了。本多孝好に外れ無し。連作小説の中で煌びやかな言葉が躍る。手垢に塗れた言葉かもしれない。しかし、自分の琴線に触れる言葉は自分にしか響かない。小説は結局それでいいのだろう。 ・魂というものは確かに存在していて、それが体という不自由なものの中で悲鳴を上げたとき、それは唇を通して別な魂と触れ合うこと求めるのだろう。 ・二人にはバランス悪く積み上げた積み木みたいな危うさがあった。 ・女の子の顔がぱっと輝いた。 ・最後のお願い。もしも今年と同じような夏がきたら、そのときは私を思い出して。 ・医者は病気と付き合っているわけじゃない。患者と付き合っているんだ。

Posted byブクログ

2013/04/06

死期が迫っている人の前にのみ現れて願い事をひとつだけかなえていく伝説の仕事人の話。 主人公は同じでオムニバス形式。 伝説の仕事人の噂が一人歩きし始めていくが。。。 本当は伝説の仕事人でない人間が仕事人として仕事をしていく。 本来の仕事人の仕事とはまったく内容が異なってしまうが優...

死期が迫っている人の前にのみ現れて願い事をひとつだけかなえていく伝説の仕事人の話。 主人公は同じでオムニバス形式。 伝説の仕事人の噂が一人歩きし始めていくが。。。 本当は伝説の仕事人でない人間が仕事人として仕事をしていく。 本来の仕事人の仕事とはまったく内容が異なってしまうが優しさで満ち溢れた仕事をするが、結局人間の悪の部分を手伝う形になってしまうことも。。。 そして隠された本当の仕事人との対決へと流れは続いていく。 期待せずに読み始めたが一気に読んでしまった。

Posted byブクログ

2013/03/31

末期の患者の願いを何でも叶える必殺仕事人。まことしやかに囁かれる病院内での噂。果たしてその正体は・・。誰にでも平等に訪れる死というテーマを軽快なタッチで綴る短編連作作品。時が訪れた時にいかにして向き合うべきかをふかーく考えさせられる作品。

Posted byブクログ