冷静と情熱のあいだ Rosso の商品レビュー
再読。 数年前読んだ時もBluから読んだんだけど、 どっちから読むのがいいんだろーね‥‥ みなさんのオススメは?
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感情抑制的に俯瞰しているところと、 ちりちりと音を立ててくすぶっている主観のはざまに、 凍らせてどろっとした甘い酒を流し込む感じ。 再会よりも、再会するまでが重要で、すべての物語。
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しっとりと、ゆっくりと、少しずつ、日常の中で気持ちが変わっていく。 誰にでも感じたことのあるような、 そんな、気持ちにさせられた。 静かな中にも情熱的で、それでいてひどく悲しい。 読み終えたあと、しばらく余韻にひたった。
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こちらは江國香織版。 順正の思うあおいと、あおい自身の微妙な食い違いと、順正にしかわからないあおいの部分が辻仁成版と綺麗にマッチして美しい描写になっている。
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(1999.10.25読了)(1999.10.04購入) (「BOOK」データベースより) あおいと順正はかつて恋人だった。いまはミラノで暮らすあおいのこころの中に、順正との思い出がフラッシュバックをはじめた。あの約束の一日、約束の地へ…女と男。それぞれの視点で紡ぐ―ひとつの恋。...
(1999.10.25読了)(1999.10.04購入) (「BOOK」データベースより) あおいと順正はかつて恋人だった。いまはミラノで暮らすあおいのこころの中に、順正との思い出がフラッシュバックをはじめた。あの約束の一日、約束の地へ…女と男。それぞれの視点で紡ぐ―ひとつの恋。すれ違い、重なり合う、男女の想いを描いた、かつてない共作。今世紀最後の、最高の恋愛小説。 ☆江國香織さんの本(既読) 「なつのひかり」江國香織著、集英社、1995.11.10 「流しのしたの骨」江國香織著、マガジンハウス、1996.07.25 「落下する夕方」江國香織著、角川書店、1996.10.30 「絵本を抱えて部屋のすみへ」江國香織著、白泉社、1997.06.30 「いくつもの週末」江國香織著、世界文化社、1997.10.20 「ぼくの小鳥ちゃん」江國香織著、あかね書房、1997.11.20 「すいかの匂い」江國香織著、新潮社、1998.01.30 「神様のボート」江國香織著、新潮社、1999.07.15
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
裕福なアメリカ人のボーイフレンドとの生活で、あおいさんの存在価値って何なんだろう・・・と思った。一見羨ましいけれど、私はきっと空しくなっちゃうだろうな、そういう生活。
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生活がオシャレでステキヾ(@⌒ー⌒@)ノ アオイになりたい!! 誰しもがやっぱり忘れられない人っているんだな。。。
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Bluと交互に読んだ。2冊交互に読めるというタイプの本は初めてで、わくわくしながら読んだ記憶が内容よりも強く残っている。個人的にはRossoのほうが好き。
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わかるけどさ、でもやっぱ選択の余地があるっていうのはいいことだと思うよ。すくなくとも、流浪(さすら)うすきまがあるっていうことはね。 * 久しぶりに 続きがもったいなくて読めなくて でも読みたくてしかたなくて 読み終わったあとに呆然としてしまう つまり、いい本に出会った ...
わかるけどさ、でもやっぱ選択の余地があるっていうのはいいことだと思うよ。すくなくとも、流浪(さすら)うすきまがあるっていうことはね。 * 久しぶりに 続きがもったいなくて読めなくて でも読みたくてしかたなくて 読み終わったあとに呆然としてしまう つまり、いい本に出会った 帰国子女いいなぁ どうがんばってもなれないものだけど さらりとしたあついおはなし あー、ほんとよかったけど山下さんなみのボキャ貧だからことばであらわせない!
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初めて江國香織さんの小説を読んだのがこの本。主人公の心情や動作や風景の描写が繊細というかなんというか素敵で、とてもよかった。すごく切なくなった。フィレンツェのドゥモに上りたくなった。
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