巨匠に教わる絵画の見かた の商品レビュー
美術への造詣は全くありません。 絵画は自分が好きか嫌いかで判断する程度の私でも楽しめるとてもわかりやすく書かれている本です。 何度も読んでいます。 暇なときに読むと美術館に足がむくかもしれません。
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とてもおもしろくて、好きな画家が増えました。 デザインの仕事していながら、なんでもっと早くこういうの見ておかなかったんだろ。って、そういうのばっかり僕の人生。 1200年〜1900年くらいまでの、有名な画家たちの絵を紹介。 絵に対する考え方とか生活感、同時代の他の画家たちの批評...
とてもおもしろくて、好きな画家が増えました。 デザインの仕事していながら、なんでもっと早くこういうの見ておかなかったんだろ。って、そういうのばっかり僕の人生。 1200年〜1900年くらいまでの、有名な画家たちの絵を紹介。 絵に対する考え方とか生活感、同時代の他の画家たちの批評なども、おもしろかった。 みんな真面目だ。絵に対する情熱がすごい。 個人的には、絵を見てて心地よかったらそれでいいじゃないって考え方なんだけど、画家たちはみんな言葉で説明していた。意外。 【家に飾りたい画家の絵】 ●ラファエロ ●フェルメール ●アングル ●ピカソ ●クレー ●モンドリアン
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国内外の美術館・美術展を観る前にぜひ読みたい1冊。イラストと分かりやすいひとことメモで、西洋絵画が一気に身近になります。アート嫌いの人にも、入門書としてオススメです!
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ルネサンス前から現代までの絵画について、 時間軸に沿って、画家ごとに1~4ページで 解説している。 それだけなら割とありそうな美術史の本だけど、 本著の特徴は、その画家について同時代または後世の画家が どのように言及、評価しているかを、 文献を元に記している。 これにより、画家間...
ルネサンス前から現代までの絵画について、 時間軸に沿って、画家ごとに1~4ページで 解説している。 それだけなら割とありそうな美術史の本だけど、 本著の特徴は、その画家について同時代または後世の画家が どのように言及、評価しているかを、 文献を元に記している。 これにより、画家間の影響や反発が見えてくる。 本来的には美術的表現に関するものだが、 中には人間関係の好悪によるものもあって、 彼ら美術史の「巨匠」が生きた人間であることが垣間見えて、 読み物としても面白い。 この本と、私の大好きな「絵画の読み方(西岡文彦)」だけで、 とりあえず絵画ネタはかなり判るようになります。 これでTV「美の巨人たち」も「日曜美術館」も 「世界の名画」も「ぶらぶら美術・博物館」も 2倍楽しめます。たぶん。
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企画ものの絵画展の広告をよく見るけど、イマイチ興味がわかない・・・恋人や友人が絵画好きなんだけど、自分は分からない・・・ という人に特にお勧めの本。 全ページがカラーで画家の代表作がいくつか掲載されているほか、画家の人物像やちょっとしたエピソードも豊富でとても見やすいです。ちょっ...
企画ものの絵画展の広告をよく見るけど、イマイチ興味がわかない・・・恋人や友人が絵画好きなんだけど、自分は分からない・・・ という人に特にお勧めの本。 全ページがカラーで画家の代表作がいくつか掲載されているほか、画家の人物像やちょっとしたエピソードも豊富でとても見やすいです。ちょっとした挿絵や本全体のレイアウトもかわいい。 「あ、この絵好きかも」という感覚が見つかると思います。 ちなみに私はユトリロやベラスケスが好み。暗いタッチばかりだけど(笑)・・・いいんです、好きなものは好き!
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画家を時代、運動によって分類し、数点の絵を載せてくれています。それに加え、他の絵画の巨匠たちが、その絵に対して(またその画家に対して)どう評価していたか、生の声が載せられています。 大変わかりやすく楽しい。 後期印象主義のゴッホについても、ベン・シャーンが語った言葉 「ゴッホの...
画家を時代、運動によって分類し、数点の絵を載せてくれています。それに加え、他の絵画の巨匠たちが、その絵に対して(またその画家に対して)どう評価していたか、生の声が載せられています。 大変わかりやすく楽しい。 後期印象主義のゴッホについても、ベン・シャーンが語った言葉 「ゴッホの絵画を居間の壁にかけているのは大きな誇りだろう。しかし、ゴッホその人を居間に座らせるはめになったら、こりゃあもう、考えただけでもえらいこったよ」 このひとことだけでも、ゴッホの人となりがうかがえるのですが 他の画家についても、色んな巨匠の飾らない本音が書かれていて、楽しめました。
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面白い!癒される! しかもめちゃくちゃわかりやすい。 絵画の鑑賞の仕方って? この疑問に対して、過去の偉大な画家や芸術家の絵画の享受・評価の仕方から学んでいこうとするもの。 有名画家に似せた挿絵がかわいらしい。
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絵の描き方ではなく、見方、楽しみ方の入門書です。 これは、息子が欲しいと言い出して通販で買った本ですが、読んでみると確かにこれは面白いです。 ルネサンス前のジョットから現代美術のホックニーまで、巨匠と呼ばれる画家の作品を紹介するのですが、その解説、、それは賞賛だけでなく、批判もあ...
絵の描き方ではなく、見方、楽しみ方の入門書です。 これは、息子が欲しいと言い出して通販で買った本ですが、読んでみると確かにこれは面白いです。 ルネサンス前のジョットから現代美術のホックニーまで、巨匠と呼ばれる画家の作品を紹介するのですが、その解説、、それは賞賛だけでなく、批判もあり、こき下ろしも当然のようにあるのですが、、それを同じ巨匠たちがやっているのです。 同時代の画家同士の場合は単に表現上の違いだけでなく、性格が合わないのがありありと分かるような感情的な言葉も出てきます。その一つ一つは紹介しませんが、印象派のゴーギャンやセザンヌ、時代が新しいマティスやデ・キリコの毒舌の反面、情熱の画家と言われるゴッホや、ピカソが案外常識的な批評を他人の作品に対してしています。ダリは自分の独自な解釈に専念しているようです。(笑 美術館にあまり行かない人は「芸術は分からない」とよく言います。 まあ、私は「分かる必要はない」「自分なりに楽しめばいい」と思うのですが、この本はその「楽しむための見方」を教えてくれますね。そういう意味でも「アートは苦手」という人にこそお勧めしたい本です。 時代による芸術の変遷など大きな流れの他に、誰と誰が付き合いがあったかとか、誰が貧乏だったかとか、サイドネタ的なものもあって楽しめますよ。 最後に、私の愛するゴッホに一言。 ゴッホの絵画を居間の壁に掛けているのは大きな誇りだろう。しかし、ゴッホその人を居間に座らせるはめになったら、こりゃもう、考えただけでもえらいこったよ。(ベン・シャーン)
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アートの解説でこれ以上分かりやすい本にお目にかかれない. それぐらい見やすい本.巨匠の茶化したコメントが秀逸. 〇〇いわく『△△の作品は陰気だ』、百年後の巨匠◇◇は〇〇を批判し、△△を模写した、等々のつながりが分かると画風も奥行きが理解できてくる気がする
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絵画に関しての簡単な事典として重宝する。入門としてもってこいである。一冊に有名画家の有名作品とコメントをギュッと圧縮してある本だ。 これは「巨匠に教わる○○」というシリーズ本(全3冊)の1冊である。他のは所持していないが、機会があれば購入したいとも思っている。 塾の教室に絵を...
絵画に関しての簡単な事典として重宝する。入門としてもってこいである。一冊に有名画家の有名作品とコメントをギュッと圧縮してある本だ。 これは「巨匠に教わる○○」というシリーズ本(全3冊)の1冊である。他のは所持していないが、機会があれば購入したいとも思っている。 塾の教室に絵を飾ろうと思い久しぶりに手に取ってみたが、ついつい読みふけってしまった。あまり固くなく手に取りやすいということで初心者向けだろう。(何を隠そう私も初心者だ(笑))
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