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100万回の言い訳 の商品レビュー

3.4

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    23

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  5. 1つ

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2012/09/24

夫婦ってなんだろうと考えさせられた。 作中に私も思ったようなことが出てきて共感できるところもあった。

Posted byブクログ

2012/09/07

浮気という言葉自体キライなので、浮気を題材にした本はあんまり入り込めないんだけど、夫婦について考えさせられた本でした。 読みながら、結婚したばっかりの私たちにはまだ想像できない世界だな~と思いました。 私の考える理想の夫婦像みたいのは、あるような気がしてたけど、全部吹っ飛んだ...

浮気という言葉自体キライなので、浮気を題材にした本はあんまり入り込めないんだけど、夫婦について考えさせられた本でした。 読みながら、結婚したばっかりの私たちにはまだ想像できない世界だな~と思いました。 私の考える理想の夫婦像みたいのは、あるような気がしてたけど、全部吹っ飛んだ感じ。 バカな私には理解できない事もあったので、もう一回ゆっくりと読んでみます。

Posted byブクログ

2012/08/21

ストーリー・人物設定・背景などは唯川さんらしい。 ただ、タイトルと中身に多少なりともギャップを感じた。 なぜならば、言い訳というほど、言い訳に値する台詞や描写が響いてこない点である。 さらに、私個人の感性でいうならば、言い訳よりも定義の方がしっくりくるが、それでは、書籍のタイトル...

ストーリー・人物設定・背景などは唯川さんらしい。 ただ、タイトルと中身に多少なりともギャップを感じた。 なぜならば、言い訳というほど、言い訳に値する台詞や描写が響いてこない点である。 さらに、私個人の感性でいうならば、言い訳よりも定義の方がしっくりくるが、それでは、書籍のタイトルにならないのかもしれないと、邪推してしまったり。 最後、主人公の夫婦は不慮の災難からやむを得ずしていた別居を終え、もとの結婚生活へと戻るのだが、個々に至る過程において、それこそ、もっとたくさん”言い訳”があり、元に戻る”言い訳”をつくった方が、構成上しまってよかったのではないかと感じる。それまでのインパクトに比べて、最後がフェイド・アウトぎみなのが残念。 これらの点を鑑みて、ちょっと厳しい評価になっています。

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2012/08/15

不倫を含んだ30代の恋愛小説と言えば それまでなのでしょうが、ドロドロはしてないし、長編だけど、サラっと読める一冊。 仕事もあって、健康で、何かの選択においての「枷」が無い場合、自由に何でも選んで良いから、逆に何かを選ぶことに悩むのは よくある事。だからこそ、選べない登場人物達...

不倫を含んだ30代の恋愛小説と言えば それまでなのでしょうが、ドロドロはしてないし、長編だけど、サラっと読める一冊。 仕事もあって、健康で、何かの選択においての「枷」が無い場合、自由に何でも選んで良いから、逆に何かを選ぶことに悩むのは よくある事。だからこそ、選べない登場人物達の言い訳を、選べない自分自身とシンクロさせて、イライラしつつも、どこかで共感しちゃっているのかもしれない。

Posted byブクログ

2012/08/13

今月の10冊目。今年の123冊目。 やっぱりねーなんとなく虚しいなーって思ってしまうのよね。セックスの話も良いんだけど、実際のところみんなほいほい寝すぎじゃないか?と思うんだよね。なんか悲しくなってくるな―。ただ、しいちゃんの話は本当に良かった。普通に目がうるうるしました。ギャ...

今月の10冊目。今年の123冊目。 やっぱりねーなんとなく虚しいなーって思ってしまうのよね。セックスの話も良いんだけど、実際のところみんなほいほい寝すぎじゃないか?と思うんだよね。なんか悲しくなってくるな―。ただ、しいちゃんの話は本当に良かった。普通に目がうるうるしました。ギャップ効果か?とにかくしいちゃん、ほんと良かった。

Posted byブクログ

2012/02/21

結子、士郎、陸人、志木子、それぞれの視点で書かれている。士郎みたいな男は嫌だと思った。 まともなのは志木子だけ、みんながみんなだらしがない。面白い話だったけど、こんな結婚生活はしたくない。

Posted byブクログ

2012/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

火事で別居することになった夫婦がそれぞれ不倫。 妻は9歳下の同僚、夫は隣の奥さん(不倫と違うけど飲み屋の素朴な女子と家族愛的なものもあり) 「夫婦って何?」みたいな話。そんなに暗くはない。

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2012/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公の夫婦よりも、しーちゃんに感情移入した私。しーちゃんが最後幸せになれたのが一番うれしかったな。 夫婦の関係を問う作品なんだろうけど、そこらへんはあんまり感情移入できず。 たぶん、私にとって結婚して仕事をバリバリ続けるっていう選択肢がないからだろうけど。 それにしても、伊島はほんっとに悪いやつだなー。なんていうか、読んでてイライラしてきたよ(笑) でも、陸人もなんだかなぁって感じだったしな。 結局モトサヤな感じが残念。

Posted byブクログ

2011/09/04

マンションの突然の火事、別々に実家と会社の独身寮にすむことになった夫婦、あまりに楽なそんな生活と、ふたたび夫婦としてくらしていけるのか・・・二人のまわりのさまざまな生き方の女性たち、だれが主人公でだれが脇役なのか、終盤に向かってしだいにつながっていきます最初のうち、なんか登場人物...

マンションの突然の火事、別々に実家と会社の独身寮にすむことになった夫婦、あまりに楽なそんな生活と、ふたたび夫婦としてくらしていけるのか・・・二人のまわりのさまざまな生き方の女性たち、だれが主人公でだれが脇役なのか、終盤に向かってしだいにつながっていきます最初のうち、なんか登場人物がそれぞれ特徴があり、どうつながっていくのかな〜と思って読んでいきましたが、だんだんつながっていくと、とてもおもしろくなってきました長編ですが、よみやすくおもしろく読みました。けっこう30代の恋愛小説としてはいいなとおもいました。

Posted byブクログ

2011/05/22

結子と士郎は結婚して7年を迎える。互いに40歳に近いがまだ子どもがいない。 そろそろ家族を増やしたいと思い始めた矢先に自宅マンションが火災の煽りをうけて 部屋が水浸しになり被害を被る。 話し合いの結果 結子は実家で、士郎はかつて住んでいた独身寮に身をおくこととなり 夫婦は別居状態...

結子と士郎は結婚して7年を迎える。互いに40歳に近いがまだ子どもがいない。 そろそろ家族を増やしたいと思い始めた矢先に自宅マンションが火災の煽りをうけて 部屋が水浸しになり被害を被る。 話し合いの結果 結子は実家で、士郎はかつて住んでいた独身寮に身をおくこととなり 夫婦は別居状態になった。そのとたん二人は解き放たれたように不倫にはまってゆき・・・・。 結子と士郎の本能のままとも言えるような不倫劇には全く閉口してしまったが 二人の結婚生活の中で子どもを授かることへの思いが綴られたくだりには共感してしまった。 夫婦二人でも十分楽しんでいるしどうしようもなく子どもが欲しくてたまらないというほどではないんだけれど 友人や姉妹達がどんどん親となっていきなんとなく置いていかれたような、 はたまた夫婦二人だと将来心もとないようなビミョウな思いがとてもつぶさに描かれていて感動さえ覚えた。 こんなにかつての自分の境遇を代弁してくれたと感じる小説は初めてだったように感じる。 「うんうん」と何度も大きく頷きながら読んだ。。 途中ドロドロの浮気を繰り広げる二人だったし ラストは容易に想像がつくんだけども 結子の母の言葉をはじめラストにはとても納得させられた。 それにしても唯川さんって賛否両論分かれる作家さんみたいなんだけども 私は総じて評価が高いなァ(・_・;)唯川さんには甘口なのか?

Posted byブクログ