二の悲劇 の商品レビュー
ちょっとした「嘘」が…
ちょっとした「嘘」が招く悲劇。語りかけるような二人称と挿入されている「卒業写真」の歌詞が印象的な一作。
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題名通り悲劇の物語。…
題名通り悲劇の物語。ちょっとした嘘が自分を縛り付けて、身動きを取れなくしてしまう。似たようなことは現実にも起こりえると感じた。
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ちょっとした嘘でこん…
ちょっとした嘘でこんなことになろうとは誰が思ったでしょうか?
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捻ったプロットで読ま…
捻ったプロットで読ませる、純愛物語。泣ける。
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探偵小説を読んでいるつもりで、途中で恋愛小説も読んでいると感じた。真相は少しがっかりしたが、男性の自分が女性の立場に感情移入出来て色々考えさせられた。
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ボタンの掛け違えをゆったりとしたペースで読ませてくれる作品。一の悲劇よりもツッコミ所も少なくなり、すんなりと読み進められた。
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「きみ」が登場する箇所の文章が意図的なのか抽象的に書かれているのでけっこう読みにくい。あと、これも意図的だと思うけどストーリーに直接関係ない文章が長々と挿入されていたりしてこのあたりも読みにくい。法月綸太郎シリーズは作品毎に表現のしかたをちょこちょこ変えている(と思う)ので、1シリーズの中で色んな雰囲気を楽しめる。 この本と全然関係ないけど、重松清さんの『疾走』にも「おまえ」(二人称)が登場する。『疾走』の序盤数ページが特にお気に入り。束の間の平和とこの先に待ち受ける救いようのない未来が混在していて、かつ愛がある感じ。
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久しぶりの法月綸太郎作品。これは好みが別れそうだな。個人的には読むの結構大変だったけど、読み終えてみるとなんとも切ない。そして、やっぱりよく出来てるなーと。ま、精神的に病んでる時にはオススメしないけど、読書の秋にじっくり読むのにはいいかも。
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「きみ」という二人称で語りかける部分がところどころに挿入されている二の悲劇ですが、その挿入部分がものすごく読みにくくて参りました。実際ラストまで行ってしまうとそれも伏線だったり大事な部分だったりするわけでしたが読みにくかったのでついつい斜めに読んでしまったのが残念です。ストーリー...
「きみ」という二人称で語りかける部分がところどころに挿入されている二の悲劇ですが、その挿入部分がものすごく読みにくくて参りました。実際ラストまで行ってしまうとそれも伏線だったり大事な部分だったりするわけでしたが読みにくかったのでついつい斜めに読んでしまったのが残念です。ストーリーは切ないラブストーリーに絡んだものですが、綸太郎は推理を披露しては覆され、を繰り返していていつもの調子で、長編にしてはあっさりとした印象を受けました。決して悪いわけではないのですが、読み応えは前の長編の方があった気がします。
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今回もまた途中で頭がこんがらがりながら、ゾッとしたりムッとしたり。最後のちょっと前に「え!?そんな結末!?納得いかないけど!?」って思った途端に本当の結末がやってくるという。んおおぉぉ!!と思いました。 出会うタイミングが、伝えるタイミングが、知るタイミングが…何かが少し違っていれば、起こらなかったであろう二の悲劇。 ユーミンが切なく聞こえるお話でした。
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