せかいいちうつくしいぼくの村 の商品レビュー
漢字 小学校低学年レベル フリガナ あり 長さ 41ページ 出版年 1995年 内容 アフガニスタンの村の親子が、果物を売りに町へ出かける。 感想 横長の画面に広がる光景が美しい。子どもが親のお手伝いをして、少し大人になって帰る。お話として素晴らしくまとまっているので、最後の1ペ...
漢字 小学校低学年レベル フリガナ あり 長さ 41ページ 出版年 1995年 内容 アフガニスタンの村の親子が、果物を売りに町へ出かける。 感想 横長の画面に広がる光景が美しい。子どもが親のお手伝いをして、少し大人になって帰る。お話として素晴らしくまとまっているので、最後の1ページは、いらなかったかもしれない。読後感として、それまでのお話が全部シャットアウトされてしまうので…。入れたい気持ちはよく分かるのだが、もう少ししのびやかに戦争の影を入れるだけでも良かったかも。
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村の自然の美しさ、主人公ヤモの純真さ、家族への愛が丁寧に描かれている。 兵隊に行った兄の代わりに家族を支えようと市場で一生懸命さくらんぼやスモモを売る。 そこで得たお金で手に入れた羊。 その真っ白な羊に、兄への想いと希望を込めて春を意味するバハールと名付ける。 それらの希望も...
村の自然の美しさ、主人公ヤモの純真さ、家族への愛が丁寧に描かれている。 兵隊に行った兄の代わりに家族を支えようと市場で一生懸命さくらんぼやスモモを売る。 そこで得たお金で手に入れた羊。 その真っ白な羊に、兄への想いと希望を込めて春を意味するバハールと名付ける。 それらの希望も愛も、人々が丁寧に培ってきたものが全て丸ごと街ごと一瞬にして無惨に消え去ってしまった。 戦争がいかに理不尽であるかを静かに伝えてくれる絵本。
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柳田のおすすめ本。アフガニスタンのバグマン村のヤモ少年が村のいちごをすももを売りに行く父と一緒に市場へ売りに行く話である。味がいいということで少年のいちごは完売し、父親が自分の売上もあわせて白い羊を買って村に帰る。
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4年生の教科書に載っていたと次女が教えてくれた。 教科書とは少し文章が違っているらしい。 そして、私このシリーズの絵本知ってる。 これが最初の1冊目なのかな? 帰るやつは記憶に残ってる。 戦争ってやっぱりダメだ。 ただ暮らしている人の平穏な生活を奪ったらダメだ。 最後の一文に...
4年生の教科書に載っていたと次女が教えてくれた。 教科書とは少し文章が違っているらしい。 そして、私このシリーズの絵本知ってる。 これが最初の1冊目なのかな? 帰るやつは記憶に残ってる。 戦争ってやっぱりダメだ。 ただ暮らしている人の平穏な生活を奪ったらダメだ。 最後の一文に心をえぐられる。
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あんずやすもも、さくらんぼがなる木々、まちへ向かう街道、帰り道の夕焼け。 うつくしい村の景色とともに、アラブ圏のバザールや服、建物一つ一つが興味深い。 このうつくしい村で暮らす人々は、私たちと同じように、家族の帰りを待ちながらいつもの日々を過ごしていただけなのに。 それがどん...
あんずやすもも、さくらんぼがなる木々、まちへ向かう街道、帰り道の夕焼け。 うつくしい村の景色とともに、アラブ圏のバザールや服、建物一つ一つが興味深い。 このうつくしい村で暮らす人々は、私たちと同じように、家族の帰りを待ちながらいつもの日々を過ごしていただけなのに。 それがどんなに貴重で素晴らしいことなのか、 思い知ることになった。
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破壊された村の絵が描かれていないところが、逆に胸にこたえます。。戦争は誠実な日々の暮らしを簡単に破壊してしまうのだと、穏やかに教えてくれる絵本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もとは自分のために買った絵本ですが、最近子どもに読んであげて、読んで良かったと思いました。 物語の舞台はアフガニスタンのパグマンという小さな村。春になると、たくさんの果実が実り、美しい風景画広がる。夏には収穫し、ロバの背に果物を乗せて売りに行く。 中東は乾燥地帯で日本のような四季の変化や、花が咲き乱れる風景などはなさそうなイメージだが、そんなことはない。人々は収穫を喜び、村は幸せに包まれる。少年のヤモは、父を手伝って町にさくらんぼを売りに行く。村の人がいってらっしゃいと声をかける。そこに「お兄さんが戦争に行っているから父を手伝う」という記述がはさまれ、ただ明るいだけの物語ではないことにハッとさせられる。 最初はドキドキしてうまく声を出せないヤモだが、「パグマンのさくらんぼ、懐かしいな」と買ってくれる人が現れ、無事にすべて売り切ることができる。そして夕方、村に帰る前にお父さんが「びっくりすることがある」とヤモを連れていったのは、ひつじの市場だ。父子は、その日の稼ぎを全部使って、羊を一匹買うのだ。あぁ、このようにして、人々は強く、一生懸命に生きてきたはずだ。どこの国でも。どこの地域でも。多くを望まず、自然の恵みに感謝し、一匹の家畜に希望を感じ、ささやかに、ひっそりと、世界の片隅で生きてきたのだ。 と、感動するのだが、その後、戦争が始まり、パグマンという村は破壊され、もうないのだ。 絵本の最後に、突然、何の説明もなく、この村は戦争で破壊されなくなったと描かれ、言葉を失います。戦争の悲しさを、最後の1ページで強烈に訴えかけてくる絵本です。
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タイトルに惹かれて読了。前情報なく読み始めたから最後の一文には衝撃を受けた。それまで平和な日常がうつくしい絵で描かれていたのに、たった一文ですべてが覆る。1995年当時のアフガニスタン、この絵本は自分は生まれる前の話だけれど、今も尚アフガニスタンの治安は世界で最も不安定と言われて...
タイトルに惹かれて読了。前情報なく読み始めたから最後の一文には衝撃を受けた。それまで平和な日常がうつくしい絵で描かれていたのに、たった一文ですべてが覆る。1995年当時のアフガニスタン、この絵本は自分は生まれる前の話だけれど、今も尚アフガニスタンの治安は世界で最も不安定と言われている。おなじ人間同士なのに争い続けている現実が、ただただやるせない。
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戦争を描いた絵本の中でもズーンと心にくる作品でした。 『風が吹くとき』のように、戦争が普通のひとの普通の暮らしを奪う様子が伝わってきます。 季節…お話の中心は夏ですが、冬に読んでもいいかも… 対象…4年生くらい(字は少ないですがページ多) 内容…アフガニスタン 1990年ごろが...
戦争を描いた絵本の中でもズーンと心にくる作品でした。 『風が吹くとき』のように、戦争が普通のひとの普通の暮らしを奪う様子が伝わってきます。 季節…お話の中心は夏ですが、冬に読んでもいいかも… 対象…4年生くらい(字は少ないですがページ多) 内容…アフガニスタン 1990年ごろが舞台 架空の村(モデルはあり) 行商
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タイトル通りの美しい村の表紙に 穏やかな空気を感じ、そこからは甘い匂いや さくらんぼの味さえもイメージすることができます。 でもその穏やかな雰囲気は 本当は穏やかではなかった。 その背景には戦争があった。 村の日常が描かれ、家族の仕事や役割を描き 市場の雑踏までも聞こえてく...
タイトル通りの美しい村の表紙に 穏やかな空気を感じ、そこからは甘い匂いや さくらんぼの味さえもイメージすることができます。 でもその穏やかな雰囲気は 本当は穏やかではなかった。 その背景には戦争があった。 村の日常が描かれ、家族の仕事や役割を描き 市場の雑踏までも聞こえてくるようでワクワクしながらも、戦争の爪痕が見えてくる。 1日でたくさんの体験をし、いろんなものを感じ、 不安を抱えながらお父さんと村へ帰りついた時には 読みながらホッとしたのだが、最後のページで衝撃が走る。 この国の日常では近いところで戦争が起こってる。 穏やかな日常であるからこそ、戦争というものがより怖く感じました。 今でも戦争は起こっていて、脚を失ったり、戦地に行った家族を待っている人たちがいる。 子どもに読み聞かせするには少し勇気がいるけれど、 優しい言葉と温もりを感じる親子のやりとりなども含めて読み続けたい絵本です。
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