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墨攻 の商品レビュー

3.9

105件のお客様レビュー

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    22

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/07

中国の戦国時代が舞台。当時の墨子に関することなど非常に細かく書かれていて、個人的にとても好きです。物語そのものはあっさりしていて物足りないくらい。映像化に向いてる作品だと感じたので、映画や漫画はとても面白そう。

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2009/10/04

古代中国の戦乱時代をモチーフにした…と書くとありがちに聞こえるが,本書の世界観・設定は,いわゆる「歴史モノ」とは異色で,とても面白いものである.ある意味漫画的な発想(有り得なさ重視?)で,「働き者」な一人のカリスマの活躍を描く.この本はけっこうあっさりと話を終わらせてしまっている...

古代中国の戦乱時代をモチーフにした…と書くとありがちに聞こえるが,本書の世界観・設定は,いわゆる「歴史モノ」とは異色で,とても面白いものである.ある意味漫画的な発想(有り得なさ重視?)で,「働き者」な一人のカリスマの活躍を描く.この本はけっこうあっさりと話を終わらせてしまっているが,この設定をもとにすれば,いくらでも世界を膨ませることができそう.と思ったら,やはり映画化,漫画化もされている.

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2009/10/07

酒見さんの本を読むのは、「後宮〜」「弱虫〜」に続いて三冊目。どれも軽妙なテンポで綴られるのですが、話の内容はわりとヘビーですね。映画も見てみたくなりました。

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2009/10/04

映画化されたのを機に読み返してみました。もともと、中学の時の部活の顧問に勧められたのが読んだきっかけ。攻撃重視な考え方を変えようとしてくれたんだろうけど、期待には応えられませんでした。話は戦国時代の中国が舞台。謎に包まれた墨子教団を題材にしています。読み返してみて、薦めてくれた先...

映画化されたのを機に読み返してみました。もともと、中学の時の部活の顧問に勧められたのが読んだきっかけ。攻撃重視な考え方を変えようとしてくれたんだろうけど、期待には応えられませんでした。話は戦国時代の中国が舞台。謎に包まれた墨子教団を題材にしています。読み返してみて、薦めてくれた先生の意図が今更ながら身にしみて、それを見にできなかった自分が恥ずかしくなります。。。

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2009/10/04

映画を先に観てから原作を手にとってみましたが、かなりストーリーは違うのね。墨家の考え方のコアの部分が理解できた気がするけれど、映画の印象の方が強いためちょっと消化不良。

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2009/10/04

近々映画になるらしいですね。 結構宣伝では、漫画のほうをとりあげられていますが、漫画はまだ読んでいなかったりします。短い話の中で、墨家という思想の集団が鮮明にかかれていて、ほほうなるほどって感じの作品。戦いは、人同士が戦うもので、色々な思惑が絡む。なかなかセオリーどおりにはいかな...

近々映画になるらしいですね。 結構宣伝では、漫画のほうをとりあげられていますが、漫画はまだ読んでいなかったりします。短い話の中で、墨家という思想の集団が鮮明にかかれていて、ほほうなるほどって感じの作品。戦いは、人同士が戦うもので、色々な思惑が絡む。なかなかセオリーどおりにはいかないんだなとしみじみと感じさせてくれた。

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2009/10/04

短編ながらスケールの大きな話。「墨子」って、聞いたことはあったけれども、こういう戦う思想集団だったということは知らなかった。あくまでも小説なので、書いてあることを鵜呑みにはできないけれども、なかなか勉強になった。中国物という点での共通項があるので、中島敦とよく比較されている(中島...

短編ながらスケールの大きな話。「墨子」って、聞いたことはあったけれども、こういう戦う思想集団だったということは知らなかった。あくまでも小説なので、書いてあることを鵜呑みにはできないけれども、なかなか勉強になった。中国物という点での共通項があるので、中島敦とよく比較されている(中島敦記念賞を受賞してもいる)が、中島敦ほど格調高くはなく、娯楽作品らしい軽さがある。(2007Feb)

Posted byブクログ

2009/10/04

映画公開に先がけて読んでみました。さくっと数十分で読めます。 なんとなく展開わかってしまった。

Posted byブクログ

2009/10/04

劉徳華主演で映画化記念ということで、久々に再読。儒家と並ぶ影響力を持ちながら、なぜか姿を消した集団・墨家を架空の墨者の姿を借りて描いた端正な小品。その特異な思想や戦闘技術が面白いのと、あっさりとした結末が印象的。

Posted byブクログ

2009/10/04

酒見賢一の代表作の一つ。今回、映画化されて読み直したが、やはりテンポがいい。もともと薄い文庫本だが、2−3時間で一気に読んでしまう。しかし読んだ後に残るのものがない。現在、宮城谷昌光氏の中国小説に人気があるのは、読後の充実感があるからではないだろうか。残念。

Posted byブクログ