慟哭 の商品レビュー
焼肉食べたい(笑) ってな事で貫井徳郎の『慟哭』 わしはこのタイトル読めなかったんで『どうこく』って読むとお知らせします(笑) 意味は声を出して泣くことだそうです。 借りた本にはカバーが無くかなり年期の入った本で27年前に初版された本でした。 そしてこの本は貫井徳郎さん...
焼肉食べたい(笑) ってな事で貫井徳郎の『慟哭』 わしはこのタイトル読めなかったんで『どうこく』って読むとお知らせします(笑) 意味は声を出して泣くことだそうです。 借りた本にはカバーが無くかなり年期の入った本で27年前に初版された本でした。 そしてこの本は貫井徳郎さん25歳のデビュー作だそうです。 今読んでも色褪せないと言うかのめり込む内容と、とてもデビュー作とは思えない展開と終盤のたった二行に度肝抜かれてラストは身震いを起こして放心状態になってしまう秀作じゃないじゃろか。 こう言う良い作品の内容は敢えて書きません。 体感してもらいたい本じゃね ホントは色々と言いたいけど(笑) これって映像化出来るんかなぁって考えて、考えて、考えて……出来たら凄いじゃろなぁとニタニタしながら余韻に浸ってます これ読んだ人とあの犯人は誰っ?とか続編が出たらどうなるんかなぁって内容をアテにして酒呑みたい(笑) 2020年68冊目
Posted by
【先に小説版の方にレビューを書いてしまったのでこちらに転記する。】 『慟哭』とはそういう事だったのか…。 警察側と犯人側の物語が代わる代わる短いスパンでどんどん進んで行く。ただ、時間軸にズレがある事に違和感を覚える。そこに時間軸のトリック(?)が隠された作品で、それを意識してい...
【先に小説版の方にレビューを書いてしまったのでこちらに転記する。】 『慟哭』とはそういう事だったのか…。 警察側と犯人側の物語が代わる代わる短いスパンでどんどん進んで行く。ただ、時間軸にズレがある事に違和感を覚える。そこに時間軸のトリック(?)が隠された作品で、それを意識していくと結末が予想できる。 ……ただ、、こんな犯行無理過ぎない!?? 1993年に発行された単行本で読んだ為か ・常用外漢字の多用。 ・30年前でも「そこはひらがなでしょう」という部分も無理やりの(?) 常用外漢字の使用。 よってちょっと読み辛い、当時作者は25歳だったそう…若さを隠すためか?
Posted by
連続して幼女誘拐殺害事件が発生。捜査一課長の佐伯は犯人を追う。 一方娘を殺害され人生の希望をなくした松本は宗教団体に入り希望を追う。 その中で黒魔術を経験し、人間の体に娘を復活させる事が可能と思いこみ、 次々と上記事件を起こす。 ある時捕まった、松本は佐伯だった。1年前に自分...
連続して幼女誘拐殺害事件が発生。捜査一課長の佐伯は犯人を追う。 一方娘を殺害され人生の希望をなくした松本は宗教団体に入り希望を追う。 その中で黒魔術を経験し、人間の体に娘を復活させる事が可能と思いこみ、 次々と上記事件を起こす。 ある時捕まった、松本は佐伯だった。1年前に自分の娘を殺された佐伯が、 離婚後旧姓に戻り、連続事件を起こしたのを、最後には同僚に発見され逮捕された。 別々の事件が、実は時間がずれており同一犯人だったという話。
Posted by
デビュー作で、鮎川哲也賞最終候補作品です。 幼女連続殺人事件を捜査する捜査一課長の佐伯のストーリーと、心に穴のあいた新興宗教にはまっていく一人の中年男性のストーリーが、時間軸をずらして進行していく。 読み始め、この中年男性「彼」が幼女殺人事件の犯人かと思いながら読んでいく...
デビュー作で、鮎川哲也賞最終候補作品です。 幼女連続殺人事件を捜査する捜査一課長の佐伯のストーリーと、心に穴のあいた新興宗教にはまっていく一人の中年男性のストーリーが、時間軸をずらして進行していく。 読み始め、この中年男性「彼」が幼女殺人事件の犯人かと思いながら読んでいくが、最後には仰天の結末が。 佐伯の出生の背景や、政治的圧力、エリートなどのキャラ設定に、新興宗教や殺人、復活などの興味をそそられるキーワードで一気読みでした。 これを書いたのが25歳の時とは驚きです。 間違いなく貫井作品の代表作といえると思います。
Posted by
附属図書館にて。桜さんのおすすめ。 またしても新興宗教もの。松本が金持ちな無職であることから、まさかとは思っていたが。 しばらく本を広げられる心境ではなかったが、テスト期間は読書を始めるよいきっかけである。
Posted by
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387160487.html)
Posted by
エンディングにかなり衝撃を受けました。「えっ!これで終わり?」と思ったことを覚えています。なんともやりきれない、救いのない話だけに、効果的とも言える終わり方だったのではないでしょうか。タイトルの「慟哭」という言葉も納得です。
Posted by
正直、仕掛けはすぐ分かると思う。 探偵が犯人なのは、よくあるパターン。 意図的に伏せられた、女の子たちの名前などの情報も気づいてしまった。 でも、この文章力は読んでて気持ちいいなー。 心理描写に引き込まれる。 トリック分かってるのに先が気になる。 この人の他の本だと、どれが評価...
正直、仕掛けはすぐ分かると思う。 探偵が犯人なのは、よくあるパターン。 意図的に伏せられた、女の子たちの名前などの情報も気づいてしまった。 でも、この文章力は読んでて気持ちいいなー。 心理描写に引き込まれる。 トリック分かってるのに先が気になる。 この人の他の本だと、どれが評価高いのかな。 違う本も読んでみたい。
Posted by
結構早い段階で、犯人の目星がついてしまったけど、新興宗教からみの最初の部分は、普通に読み物として面白かった。ただ期待してたより「普通」だったかなぁ…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大きなショックのため新興宗教にハマる男と、事件を追う刑事、2つの話が並行し、どこでどう交わるのか?そこが焦点だったのだけれど、正直かなり前半で構造には気がついた。 でも、わかってはいてもこの構成はよくできていると感じた。 十分に楽しめた。 この着想と文章構成は非常に評価できると思う。
Posted by
- 1
- 2