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ダリの繭 の商品レビュー

3.5

167件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2011/05/14

有栖川作品3作目読了。 有栖川・火村コンビの作品。 設定に無理がなく、素直に腹に落ちてくる。 各関係者の人物設定が細かくて面白い。 火村助教授のキャラクターは今回も冴えていて 非常に好感が持てる。

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2011/05/08

混乱の中で進む推理に引き込まれてあっという間に読み終えた。アリスの過去や内省も随分描き込まれていて、より一層アリスを好きになった。新婚ごっこもかわいかったし。

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2011/05/24

「私の小説。私の繭よ。」で括られるアリスの過去が切なくてたまらん好きだ。ラストの数行も混迷を洗い流すような透明感がすてき。 (しかし新婚ごっこもある意味忘れ難い)

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2010/08/18

火村センセ&アリスのシリーズ。長編。 「ダリ」と「繭」がよく出てくる、本当に題名通りですね。この作は。 再読なのですが、手に取った時に思い出したのは『あぁ、ダリ髭と繭が沢山出てくる・・・』と内容よりもこの二点が非常に印象が強くありました。 良いのやら、悪いのやら・・・ 容疑者...

火村センセ&アリスのシリーズ。長編。 「ダリ」と「繭」がよく出てくる、本当に題名通りですね。この作は。 再読なのですが、手に取った時に思い出したのは『あぁ、ダリ髭と繭が沢山出てくる・・・』と内容よりもこの二点が非常に印象が強くありました。 良いのやら、悪いのやら・・・ 容疑者が次々と上がって来て二転三転と楽しめました。 登場人物もしっかり個々の味が出ていますので、ごっちゃになる事も無くスムーズに読めた事も良い(あまり個々に強い印象が無く登場人物が多いと理解力の無い私はすぐに訳が分らなくなるので) ただ、一体犯人は誰なんだよ!と実に終盤近くの方までヤキモキしてしまいました。 それにしても、火村センセとアリスの新婚ごっこは・・・ 朝食風景には、思わず『アリス・・・今すぐ私と代わってくれ』と思ってしまいました(笑) 相変わらず二人の会話は面白くて仕方が無いです。

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2010/08/12

「繭」に対する登場人物めいめいの解釈が面白かった。有栖川先生(作者)の作品を読ませてもらうのこれが二冊目ですが、変に凝った状況設定だったりねちねちくどい文章表現じゃないのでとても読みやすかったです。事件そのものもあんまり難解だと推理小説不慣れな私は置いてきぼりを食らうので…w 新...

「繭」に対する登場人物めいめいの解釈が面白かった。有栖川先生(作者)の作品を読ませてもらうのこれが二冊目ですが、変に凝った状況設定だったりねちねちくどい文章表現じゃないのでとても読みやすかったです。事件そのものもあんまり難解だと推理小説不慣れな私は置いてきぼりを食らうので…w 新婚ごっこはいい年なんだから自重してくれと笑いましたw

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2010/06/23

ちょっと生ぐさいというか、全体的なイメージとしてどろっとしているというか、そういう話なのだけど、ラストの数行が大好きです。そこだけ何度も読み返したい。しかしそうすると、話の流れを掴むためにちょこちょこ全体を読み返すことになる。

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2010/05/23

犯罪学の教授と、作家の「私」が殺人事件の解決のため警察に協力する、どこかで見たり聞いたりしたような設定のミステリ。 タイトルに惹かれて読む気になったのだが、実はそれほど物語に関連してはいない。被害者の人物像や比喩的に引用されることはあるが、「ダリであること」の意味はそれほどないの...

犯罪学の教授と、作家の「私」が殺人事件の解決のため警察に協力する、どこかで見たり聞いたりしたような設定のミステリ。 タイトルに惹かれて読む気になったのだが、実はそれほど物語に関連してはいない。被害者の人物像や比喩的に引用されることはあるが、「ダリであること」の意味はそれほどないのではないかと思う。 はじめに殺人ありきで、事件の奇異さにとりあえずは目を(心を)奪われるが、種明かしはそれほど複雑なものではなかった。ミスリードもちょいちょい顔を出すのだが、読み手には伝わりにくいものだったりして、解決編での「あぁ、あのときの...」とか「そういうことだったのか!」といったすっきり感はそれほど感じられなかった。 最後、ムリヤリ(?)恋愛に発展しそうな雰囲気で締めたのも、あまりいい印象はないかな...。

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2013/05/28

火村英生シリーズ 宝石会社の社長・堂条秀一の殺害事件。六甲の別荘の中にあるカプセルの中から発見された遺体。剃り落とされたトレードマークのダリ髭。元の会社での知り合いだったデザイナーで秀一の異母兄弟の吉住のアリバイを問い合わされたアリス。火村との捜査。秀一の秘書で秀一との関係を噂...

火村英生シリーズ 宝石会社の社長・堂条秀一の殺害事件。六甲の別荘の中にあるカプセルの中から発見された遺体。剃り落とされたトレードマークのダリ髭。元の会社での知り合いだったデザイナーで秀一の異母兄弟の吉住のアリバイを問い合わされたアリス。火村との捜査。秀一の秘書で秀一との関係を噂される鷺尾優子。優子の婚約者・長沼。犯行当時六甲の別荘でフロートカプセルに入っていた住吉。凶器に使われた置き物。社員旅行で長沼が購入したものと同じ置き物。残された専務である湯川の指紋の謎。

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2010/02/19

2010年2月19日読了。2010年30冊目。 最初の導入部分は読みにくかったけど、真相に近づくにあたり、あやしい人物がころころ変わって、夢中になって読めた。 火村と有栖川コンビのかけあいも楽しい。 個人的に、吉住の夢に出てきた「蝋燭屋」が本当のところ、どうであったのか気になる...

2010年2月19日読了。2010年30冊目。 最初の導入部分は読みにくかったけど、真相に近づくにあたり、あやしい人物がころころ変わって、夢中になって読めた。 火村と有栖川コンビのかけあいも楽しい。 個人的に、吉住の夢に出てきた「蝋燭屋」が本当のところ、どうであったのか気になる。

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2010/01/17

正直事件の結末がそっちに転んだのにちょっと肩透かしだった。火村先生もさほど活躍してないし…でも面白いと思うのはファンの欲目?いや違うな。やっぱり素直に面白いのだよ。

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