1,800円以上の注文で送料無料

フェミニズム殺人事件 の商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

選ばれた紳士淑女だけ…

選ばれた紳士淑女だけが入れる高級リゾートホテルで、主人公の作家の男が殺人事件に巻き込まれます。料理の描写がリアルに食欲をそそります。ラストは意外でした。

文庫OFF

2025/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事件が起きるまでがちょっと長く退屈になりかけて、事件が起きてからはまあ楽しくなり始めたけど結末が…。『ロートレック荘殺人事件』とは全く違う。

Posted byブクログ

2024/02/09

面白かった。筒井康隆の文体がツボだし面白いしで一気に読んだ。犯人全くわかんなかったけど、犯人当てよりも脇の様々な話が面白い。豪華な食事に食欲をそそられ、文字読むだけでビビる華麗なファッションの数々、難しいながらも読み応えのあるフェミニズム論争など。ブニュエルの某作品を彷彿とした。...

面白かった。筒井康隆の文体がツボだし面白いしで一気に読んだ。犯人全くわかんなかったけど、犯人当てよりも脇の様々な話が面白い。豪華な食事に食欲をそそられ、文字読むだけでビビる華麗なファッションの数々、難しいながらも読み応えのあるフェミニズム論争など。ブニュエルの某作品を彷彿とした。結局フェミニズムとは何なのかはよくわからなかったが、自作の「パプリカ」と「文学部唯野教授」の名前を敢えて出してるところにも意図がありそう。読んでるとよだれの出るミステリーでした。夜食が進む危険な小説。

Posted byブクログ

2020/05/30

『文学部唯野教授』の続編なのね。(p.80に言及あり)『幾たびもDIARY』のp.144あたりから、この本を書き始めた動機や経緯が触れられている。イーグルトンの『批評の機能』に刺激を受けた由、「これは『文学部唯野教授』の最終講義としてではなく、新たに一篇の小説として書きたい気分に...

『文学部唯野教授』の続編なのね。(p.80に言及あり)『幾たびもDIARY』のp.144あたりから、この本を書き始めた動機や経緯が触れられている。イーグルトンの『批評の機能』に刺激を受けた由、「これは『文学部唯野教授』の最終講義としてではなく、新たに一篇の小説として書きたい気分にさせられた」ともあり、これが結実したものと考えられるわけだ。確かに『唯野教授』的に講義+エピソードにするより、こういうストーリーとその中の議論とした方が分量的にもいいのかも。一気に書き上げられただけあって、リズムと統一感があって佳作。

Posted byブクログ

2018/06/08

筒井さん節炸裂。クセがすごい。これは好き嫌いが分かれそう。 舞台は南紀にある会員制のホテル。 そこで紳士淑女たちによるフェミニズム論議が繰り広げられ、フェミニズムが原因で殺害されてしまう。フェミニズム満載なのである。 フェミニンなファッション、とか、フェミニンなイメージ、とかは...

筒井さん節炸裂。クセがすごい。これは好き嫌いが分かれそう。 舞台は南紀にある会員制のホテル。 そこで紳士淑女たちによるフェミニズム論議が繰り広げられ、フェミニズムが原因で殺害されてしまう。フェミニズム満載なのである。 フェミニンなファッション、とか、フェミニンなイメージ、とかはわかるけど、そもそもフェミニズムってなんぞや?と思って起源や歴史を調べてみました。私って真面目。 フェミニズムとは…女性解放思想、またその思想に基づく社会運動。戦前や戦後のことまで書かれていてなかなか興味深かった。 登場人物たちによる知的でユーモアのある会話、モーニングやディナーでプロのコックが用意するおいしそうな料理、それに合いそうなアルコール、その雰囲気に読者は酔いしれてしまう。 読了後しばらく経ってしまったけどその華美な印象が強すぎて、密室のトリックとか細かい部分は忘れてしまったけど、いいんです。これはフェミニズムを存分に味わう作品だと思えば。 殺人が起きてそれを知った婦人が眩暈を起こして倒れたり「まあ恐ろしいわ」なんていう会話もまた一興。

Posted byブクログ

2014/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーーん。すごい良くもなく悪くもなく、普通のミステリーって感じ。 3つも殺人が起きたわりに話が単調で、宿泊客の話ばかりでちょっと退屈だった。 でも、真犯人が予想外の人だったのには、ちょっと驚いた。 小さな町のたくさんの主婦がそんなフェミニズムの考えで、あんな所に売春しに行くかな~? とは思うけど。。。。

Posted byブクログ

2014/07/11

選ばれた紳士淑女だけが宿泊できる南紀の会員制ホテル。宿泊客は執筆の為滞在している作家・石坂を始め、会社役員夫妻、美貌のキャリアウーマン、地元の名士、大学助教授の6人。サロン的雰囲気、完全密室の中で、三人が次々と殺されます。 意外にも真っ当な本格派推理小説でした。謎解きもまずまず...

選ばれた紳士淑女だけが宿泊できる南紀の会員制ホテル。宿泊客は執筆の為滞在している作家・石坂を始め、会社役員夫妻、美貌のキャリアウーマン、地元の名士、大学助教授の6人。サロン的雰囲気、完全密室の中で、三人が次々と殺されます。 意外にも真っ当な本格派推理小説でした。謎解きもまずまずといった感じでしたが、密室殺人の真相はかなりお粗末で期待外れでした。 また、登場人物が「フェミニズム」に関して議論するシーンは、著者のフェミニズムへの考え方が垣間見えるようでなかなか興味深かったものの、動機の一因として利用するにはかなり無理があるように思いました。

Posted byブクログ

2016/05/22

再読。 本棚見てたらなんとなく読みたくなった。 3年前に読んだのに、雰囲気は覚えているものの、内容はすっかり忘れていた。 動機も犯人もなかなかすごい。 お金持ちの紳士淑女が集まるホテル、プロの支配人、コックのおもてなし。 こんなホテルに滞在したい。 ところで、高級・紳士淑女を表現...

再読。 本棚見てたらなんとなく読みたくなった。 3年前に読んだのに、雰囲気は覚えているものの、内容はすっかり忘れていた。 動機も犯人もなかなかすごい。 お金持ちの紳士淑女が集まるホテル、プロの支配人、コックのおもてなし。 こんなホテルに滞在したい。 ところで、高級・紳士淑女を表現するには、珈琲ではなく紅茶なのだな。 やはりフェミニズムの意味がよくわからなかった。 2013.5.3 再読。1989年の作品。 南紀の高級リゾートホテルで起こる殺人事件。 ほとんどクローズドサークルもの。 タイトルのフェミニズムというのがピンとこない、むしろスノビズムのほうがしっくりする設定。 犯人は予想外の人だった。

Posted byブクログ