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熱砂の大陸(巻3) の商品レビュー

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2026/03/02
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『ダークソード』の頃からうすうす気付いてはいたのだが、再読も第三巻に至り、思いを新たにした。 マーガレット・ワイスは主人公周辺をおざなりにする。脇のストーリーのほうが生き生きしている。 アミルやブラック・パラディンが登場するシーンはとてもよい。その一方で。 カールダンを強き良き男に著そうとしているし、ゾーラはきっぷのいいかわいいお姉さんに描こうとしているが、現時点では登場するたびにうんざりさせられる描写が勝り、ビルドゥングス・ロマンだとしてもいささか辛い。 戦記のときにワイスはヒックマンにエリスタンを殺したいと熱望したという。ヒックマンが役割の重要性を説明して事なきを得たというが、著者のその気分は読者によく伝わってきたと思う。そういう癖があるとわかれば、筆の乗らぬキャラの扱いは推して知るべし。 とはいえ、1980年後半から1990年代は悪役に過剰に華をもたせがちな時代だった。そういう風潮に乗っただけかもしれない。いやしかし。 神々の戦いは入念にプロットを作ったが、主人公の愛憎展開はいきばたでGOしちゃったのかもしれない。

Posted byブクログ