斜め屋敷の犯罪 の商品レビュー

島田荘司【著】

2009/10/04

前評判は良かったけど私はあんまり…

吹雪の描写は最高だけど、広いお屋敷なので閉塞感がなくて残念。

2011/01/04

御手洗潔シリーズ

北海道「流氷館」でおきた連続殺人。流氷館主である浜本幸三郎。パーティに招かれた彼の会社に関係す人々と娘の結婚相手を争う日下と戸飼。雪の夜菊岡栄吉の秘書・相倉クミのみた謎の首。翌日密室で発見された菊岡の運転手・金井の遺体。雪の中にたてられていた棒とバラバラにされた「ゴーレム」と呼ばれる人形。道警の牛越刑事の捜査。刑事達が泊まり込む中起きた第２の密室殺人事件。被害者は菊岡栄吉。事件に行き詰まり東京の中村刑事に救援を求める牛越刑事。御手洗潔の登場。

　２０１１年１月３日再読

2009/10/04

雪深い北海道、斜めに傾いた屋敷、主人の趣味で集められた蒐集品、集まったのは金も地位もある人々ばかり。
そこで密室殺人が続けて起こる。踊っているかのような死体。雪には足跡はなく、薄気味悪い人形「ゴーレム」も四肢をばらばらに投げ出されていた。
地元の警察もすっかりお手上げの中、東京から御手洗潔と石岡が乗り込んできて、いつものように一騒ぎ起こす。
犯人とトリックの一部はわかりましたが、納得はしかねます。
事実は小説よりも奇なりといいますが、このトリックはあまりにも現実性がないのでは？
でもまあ舞台、状況設定は文句なく心踊るものだったので☆は四つで。
しかし御手洗と石岡のキャラクター設定と掛け合いは非常にコミカルで面白かったです。
京極堂シリーズの榎木津と御手洗が似てるかも、とちょっと思ったのはここだけの秘密ということで。

2009/10/04

内容（「BOOK」データベースより）
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。
「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。
招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。
恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。

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島田さんの本は初めて読んだんだけど面白い！
トリックには驚きました！
御手洗さんが登場してからは面白い部分もあり
思わず笑ってしまいましたが。
犯人は・・・２人目が殺されてから解ったんですが
どういうトリックでって言うのが解けず・・・
そうきたかぁ〜って感じでした。
島田荘司氏からの「読者への挑戦」・・・
なるほど〜と（笑）

『占星術殺人事件』を予約中なので
早く読みたい思いでいっぱいですｗ
御手洗シリーズにハマりそうな予感♪

2009/10/07

そうか、これ（島田荘司）が日本の本格かといつも思ってしまう。高飛車な感じのする『読者への挑戦』に噴出してしまった。あと、トリックが云々の前に、建物が頭の中で構築できない点で酷い。ごちゃごちゃ制約作って図面を見ても理解できない。この人の描く女性はいつも凝り固まった男性側から見る女性って感じだ。英子が訳の分かんないスポットライト症候群で頓狂な行動に笑いが堪えなかった。

2009/10/04

豪腕！
もうそのひと言。
これがあるから「水晶ピラミッド」での御手洗の初めの解答に納得しちゃう。ある意味遠大な伏線か？(笑)

2009/10/04

占星術〜が余りにも凄かったので、ちょっと肩透しを食らってしまった。でも、御手洗さん登場となると流石に面白みが増してきて・・トリックと犯行動機にやや無理を感じますが、そこそこ楽しめました。

2009/10/04

もし本格を読みたいなら間違いない。だって、本格ってのは、驚嘆を得たいならば、こういうものだし。しかし、物語として読むならどーなの？と。でも、発想は凄いと思います。

2009/10/07

北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。「流氷館」と名づけられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…。恐怖の連続密室殺人の謎に挑戦する名探偵・御手洗潔。本格推理名作。

2009/10/04

御手洗シリーズ初期作品。
初期だけあって文章が若い。
そしてトリックも若い。
御手洗シリーズじゃなかったら怒るかもしれない。