新訳 アーサー王物語 の商品レビュー
本書は、様々な形で残…
本書は、様々な形で残されているアーサー王伝説をブルフィンチが編纂して一つの分かりやすい物語にしたもので、読みやすくまとめられている。他にもっと原典に近いものとしては『アーサー王の死』などがある。
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ブルフィンチの『騎士…
ブルフィンチの『騎士の時代』からアーサー王物語の部分だけを抜き出したものです。せっかくだから『騎士の時代』をお読みになることをお薦めします。
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ブルフィンチの「騎士…
ブルフィンチの「騎士の時代」からアーサー王物語の部分だけを抜き出したものです。せっかくだから「騎士の時代」をお読みになることをお薦めします。
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知識として入れておこうかと、天野さんの表紙が目にとまり読んでみました。 えーと、別にダメじゃ無いんだけど、ここでこういう事があって、その時あの人はこう思った。そしてこう言った。そうしてこうなったのである。って感じで歴史の教科書みたいに淡々と進んだなぁ…( ´△`) 後はみんなすぐ...
知識として入れておこうかと、天野さんの表紙が目にとまり読んでみました。 えーと、別にダメじゃ無いんだけど、ここでこういう事があって、その時あの人はこう思った。そしてこう言った。そうしてこうなったのである。って感じで歴史の教科書みたいに淡々と進んだなぁ…( ´△`) 後はみんなすぐ恋に落ちて病むなぁ…。
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平易に書かれたアーサー王物語。 読みやすく面白かった。 マーリン、ランスロット、トリストラム、ギャラハドなどファンタジー系アニメに出てくる人物の出典が確認できる。 ブリトン人の英雄アーサーがゲルマン族を追い払ったくだりはほとんどなかったが誰でも楽しめるアーサー王物語だった。
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アーサー王の一生が書かれた話ですが、ほかの円卓の騎士の話も沢山入っていて読みやすいです。ランスロットがアーサー王より前に出ている感。全体通してみんなかっこいいですね。かいつまんでいるようなので、ほかの詳しい本も読んでみたいです。
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私にはあちらの騎士道は向いていないようだ…取り敢えずランスロットがもうダメだ(笑)。騎士の中の騎士がわりと序盤で主君の嫁を寝取ってる時点でお前の騎士道って何だよクソかよってなる。 パーシヴァルとガラハドぐらいだよまだマシなの…トリスタンもちょっと微妙だし。 そもそもあちらの騎士達は美しい女を中心に裏切ったり裏切られたりし過ぎなんだよ!もっと王に対する忠義は無いのか女より王を取らんかい。
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劇団四季の美女と野獣の一節から、読んでみようと手に取った一冊。散文的な物語の集まり。 「正しき者には危険はない、ただ卑怯者に逢うとき以外は」という一文が心に残った。しかしこの舞台、6世紀のイギリスでの正義の定義は現代と違って難しい。
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カズオ・イシグロ氏の「忘れられた巨人」を読んで アーサー王時代の話が気になていたところ、古本屋で見つけて購入。 知っているようで意外と知らなかったアーサー王の物語。 西洋の騎士の文化も知ることができる。
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この作品は『完訳 中世騎士道物語――騎士道の時代』より、アーサー王に関する部分を現代的に判り易く編集しなおされた物らしい。だから細かい部分までは載っていないがこれで大まかなストーリーは理解することができた気がする。 歴史的には実在の人物らしいけれど、数々の歴史化・小説化によって脚...
この作品は『完訳 中世騎士道物語――騎士道の時代』より、アーサー王に関する部分を現代的に判り易く編集しなおされた物らしい。だから細かい部分までは載っていないがこれで大まかなストーリーは理解することができた気がする。 歴史的には実在の人物らしいけれど、数々の歴史化・小説化によって脚色されて来たので、架空の人物としての側面を強く残してしまっている。そして、話の中心となる円卓の騎士などが話の途中で減ったり増えたりしているのが読んでいく中で苦しい部分だった。 内容はアーサー王の活躍や、ファンタジーとしての側面は少ない。この作品を読んで最も感じるものは騎士道精神の清らかさである。騎士の誓いは正義に背いても行わなければならない。丸腰の相手と決闘するのは恥辱である。ある意味、日本武士よりも尊ぶべき精神を持っていると感じた。 読み終わった後の正直な感想としては、これだけでは物足りないという思いが強い。この『アーサー王の死』『円卓物語』『聖杯伝説』を統合した物語は起源が千年前にあるだけに数々の逸話がある。これを読んで、ますます興味を唆られたために他の細かい物語も読んでみたくなった。
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