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そして扉が閉ざされた の商品レビュー

3.5

173件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    62

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

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2014/10/08

 見知らぬ部屋で目覚めた四人の男女。彼らの共通点は三か月前、一緒に過ごした富豪の一人娘が事故死しその遺族に呼び出されていた、という事だった。 四人は脱出を試みながら、三か月前の事件の真相を再び考え始める。  容疑者が4人しかいない、また基本的に語り手や回想をするのが雄一一人なの...

 見知らぬ部屋で目覚めた四人の男女。彼らの共通点は三か月前、一緒に過ごした富豪の一人娘が事故死しその遺族に呼び出されていた、という事だった。 四人は脱出を試みながら、三か月前の事件の真相を再び考え始める。  容疑者が4人しかいない、また基本的に語り手や回想をするのが雄一一人なので、ミステリ小説の原則から言うと雄一は犯人ではない、つまり犯人は残り三人の中にいるはず、と考えながら読んでいたのですが、 徐々に事件当時のそれぞれの行動や矛盾点が明かされていくにもかかわらず犯人が全然分からず、情報の出し方、事件の構図というものが非常によく練られた作品なのだと思いました。  真相についてはもう一つパンチがほしかった、とも少し思いましたが、4人が脱出を試みる様子と事件の回想を交互に挟むことで緊迫感が出てそのためかテンポも非常によく読みやすいミステリでした。 1988年このミステリーがすごい!6位

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2014/07/01

岡島二人、面白い。多少バブル時代中ごろっていう感じはするものの、その密室での犯人探しは惹き込まれた。推理しているうちに盲点がはっきりして、映像と共に犯人にたどり着く流れは秀逸。20作以上あるんだ、岡島二人。読んでいこう。

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2014/05/11

浦賀和宏の「眠りの牢獄」読んだ後だったので、そんな感じ?と思って読んだら(´-﹏-`;) いきなり閉じ込められて困惑するのも恐怖するのもわかるんだけど、いつまで経っても閉じ込められた人達の推理が感情まかせ(ㅍ_ㅍ) 論理的に話を進めることもあったけど、最終的には動機の点からの罪...

浦賀和宏の「眠りの牢獄」読んだ後だったので、そんな感じ?と思って読んだら(´-﹏-`;) いきなり閉じ込められて困惑するのも恐怖するのもわかるんだけど、いつまで経っても閉じ込められた人達の推理が感情まかせ(ㅍ_ㅍ) 論理的に話を進めることもあったけど、最終的には動機の点からの罪の押し付け合い(ㅍ_ㅍ) しかもオチが… 結局それなの!!?って感じ… 登場人物も被害者も親族もクズばっかで、あんまり面白いとは言えなかった(;^ω^) 誰が犯人でもいーや、ってなった(;^ω^)

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2014/04/08

1990年の作品。 目が覚めるとそこは密室。4人の男女が3ヶ月前に起きた友人の事故が原因でシェルターに閉じこめられてしまった。事故の原因は?なぜ彼女は死んだのか?精神的に極限状態に追い詰められていく中で真実に迫っていく。 展開はとても面白く、回想形式で話が進んでいく。 最初から...

1990年の作品。 目が覚めるとそこは密室。4人の男女が3ヶ月前に起きた友人の事故が原因でシェルターに閉じこめられてしまった。事故の原因は?なぜ彼女は死んだのか?精神的に極限状態に追い詰められていく中で真実に迫っていく。 展開はとても面白く、回想形式で話が進んでいく。 最初から最後までどの人物も好きになれなかったのが残念。

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2014/01/08

面白かったー! 閉じ込められた4人の会話から推理がなされ謎が解かれていくという展開と、意外な結果に一晩で読んでしまいました。 現在と過去を順々に辿っていくという話の運びにページのめくるのが止まらず、読みやすいのに本格的。 トリックの下りはどこかで読んだようなありがちなもので分かっ...

面白かったー! 閉じ込められた4人の会話から推理がなされ謎が解かれていくという展開と、意外な結果に一晩で読んでしまいました。 現在と過去を順々に辿っていくという話の運びにページのめくるのが止まらず、読みやすいのに本格的。 トリックの下りはどこかで読んだようなありがちなもので分かってしまったんですが、ラストは意外でした。 ただ、一目惚れの恋愛感情がこんなふうなやり取りになるのが不自然に感じたので、もう少し掘り下げて欲しかったな。 岡嶋二人の作品は二作目ですが、まだまだ沢山読みたいです。

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2013/11/19

密室で殺人ではなく推理が展開されていく。密室に閉じ込められた男女4人だがもっと極限状態まで追い詰められるシーンがあってもいいのではと思った。真相は感心するものだったので良かった。

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2013/09/19

2013.9.18図書館貸出 閉じ込められた地下シェルターで、男女4人が脱出を試みながら、3ヶ月前の事件の犯人を推理する。 設定がツボで、事件当時と現在が交互に書かれていてスリルもあり、読み進めるにつれていよいよ期待が高まっただけに、結末には「もう一声!」と感じた。 それでも充...

2013.9.18図書館貸出 閉じ込められた地下シェルターで、男女4人が脱出を試みながら、3ヶ月前の事件の犯人を推理する。 設定がツボで、事件当時と現在が交互に書かれていてスリルもあり、読み進めるにつれていよいよ期待が高まっただけに、結末には「もう一声!」と感じた。 それでも充分面白かった。

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2017/06/03

閉鎖された地下シェルターという極限状態で行われる推理。 少しずつ糸が解けていって最後に現れるカタルシスにやられました。

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2015/12/27

脱出を図る為、事故の真相を紐解くという安楽椅子探偵もの。 集団でアイデアを出して推理をまとめあげていくのですが、次々と提示される手がかりが良く出来ていますし、一つ一つに説得力があります。 純粋に推理を楽しみたい人には格好の作品だと思います。

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2013/05/29

バブルのひとの話?だいぶ古い本なんだな。 最後は残念なおち。再放送の火サスみたいだった。 でも犯人はなかなかわからず、おもしろかった!

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