人形館の殺人 の商品レビュー
勘が働けば、犯人自体…
勘が働けば、犯人自体にはすぐ気付き、仰天動地の結末ということはあまり無いですが、犯人が誰だかなんてどうでもよいことなんですね。そんな些細なことを覆う大きな世界の仕掛け。終末までのプロセスと張り巡らされた伏線が回収されてゆく過程に思わず嘆息。やっぱすげえっす。今のところ「人形館~」...
勘が働けば、犯人自体にはすぐ気付き、仰天動地の結末ということはあまり無いですが、犯人が誰だかなんてどうでもよいことなんですね。そんな些細なことを覆う大きな世界の仕掛け。終末までのプロセスと張り巡らされた伏線が回収されてゆく過程に思わず嘆息。やっぱすげえっす。今のところ「人形館~」が館シリーズで一番好きな巻である私は麻耶雄嵩好きになったの頷けるかもとかちょっと思う。
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ミステリとしてはちょ…
ミステリとしてはちょっと微妙。人形だらけの雰囲気がちょっと恐い。
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館シリーズ4作目。全…
館シリーズ4作目。全シリーズの中で1番の異色作。読んでみれば、どう異色なのか分かります。が、読後に本を投げ捨てたりするのはやめましょう。
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館シリーズだけど、ち…
館シリーズだけど、ちょっと変わった館もの。順番に館シリーズを読んでいると、こんなのもアリかなと思えます。
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1989年発行、講談社の講談社ノベルス。最も好き嫌いが分かれそうなパターン。途中の断章のはさみ方や「誰も入れない」と強調するところをみると、そのパターンかとうすうす思ってはみたのですが、そうじゃないだろうと期待してもいたので少し外れたか。「館」シリーズの異端児のようですが、「館」...
1989年発行、講談社の講談社ノベルス。最も好き嫌いが分かれそうなパターン。途中の断章のはさみ方や「誰も入れない」と強調するところをみると、そのパターンかとうすうす思ってはみたのですが、そうじゃないだろうと期待してもいたので少し外れたか。「館」シリーズの異端児のようですが、「館」シリーズの不健康な部分は受け継がれている気がします。まぁ、だから騙されるのでしょうけれども。 あとがき:「あとがき」(1989年 早春)(綾辻行人)
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館シリーズの4作目。 うーん、犯人は当たってたんだけど、何とも言えない…。 語り部が怪しいというのは、よくある形かと思うので、アリといえばアリなんだろうけど、シリーズものでやらなくても…と思った。その次のシリーズ読んだときに、本人か判断できんくなる。 最終的には、犯罪には手を染め...
館シリーズの4作目。 うーん、犯人は当たってたんだけど、何とも言えない…。 語り部が怪しいというのは、よくある形かと思うので、アリといえばアリなんだろうけど、シリーズものでやらなくても…と思った。その次のシリーズ読んだときに、本人か判断できんくなる。 最終的には、犯罪には手を染めない復讐劇て事で良いのかな?
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普通の展開とは違うと謳ってあったから、どんな結末か気になり最後まで読みきった。そういう展開もありなのかー、予想外。 探偵役のセリフには確かに違和感を感じたけど、そんな展開とは思わず、ミスリードさせられた感じ。
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毎度、期待のシリーズ。 まさかのオチ。 シリーズを続けてきたからこそ、このオチが効いてくると思う。 顔のないマネキン、想像したらすごい怖い…。
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漠然とミスリードにのっかってしまってたなぁと思う反面、このオチはありなのかどうかという気もする。島田潔の扱いというか、登場のさせ方というか、そのあたりも気にはなる。ただエンターテイメントとしては非常におもしろくて、その点だけとってみてもプラスだなと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りた本。 幼いころ母を亡くし、叔母に育てられた主人公は、父の死後に父が住んでいた京都の人形館に移住してくる。幼いころの生みの母の記憶、知らない誰かの脅迫、そしてたくさんの小さないやがらせ。誰が何のために? このシリーズでは毎回「やられた!」があり、今回は大まかに予測できたものの、一番肝心な島田氏の件は想定外。今回もやられました。
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