かみなりむすめ の商品レビュー

斎藤隆介【作】,滝平二郎【絵】

2023/12/25

かみなりむすめの「おシカ」は、雲の上から、下界の村の子たちの遊んでいるのを見ていました。
　人間の子と遊びたい、一緒に「せっせっせ」がしたいのです。

2016/09/29

かみなりさまの子が、人間と一緒に遊びたい話。
「あるある」って思ってたら、以外に村の子がしっかりしていてあぶれてしまった。
けれどもそこに男の子が来て一緒に遊んでくれる。
やっぱり最後は父に見つかって、雲の上に戻されてしまうけれど、父の言葉も、男の子の描写も、とても素敵でした。

2016/07/17

絵にメリハリがあり、場面ごとに雰囲気と感情が伝わってくる。
素直さと優しさのあるお話で心温まります。

2016/06/14

花さき山、モチモチの木、半日村と同じ作者・絵なので読んでみた。
ほほえましくて温かいお話。
「モチモチの木」が教科書に出てくる四年生？あたりで読み聞かせしたい。

2016/05/22

かみなりのむすめ、おシカは雲の柱を相手にひとりセッセッセをしていました。そのうち村の子どもたちと一緒に遊びたくなります。しかし、かみなりの子はつのがあるから下界の子とは遊べないと言われてしまいます。どうやって友だちになるのでしょう。

2016/04/26

かみなりの娘のおシカは雲の上から下界の女の子たちが「セッセッセ」をして遊んでいるのを、ずっとうらやましく見ていた。

斎藤隆介没後に名コンビの滝平二郎が絵を付けた絵本。幼い女の子と男の子の心の交流が胸に沁みます。特に男の子・茂助がおシカに寄せる淡い恋心のようなものに胸キュン。心洗われる一冊です。
ぜひ読み聞かせしてみたい。

2013/11/07

かみなりむすめのおシカは、雲の上から村の女の子たちが遊んでいるのを見て、まねて覚えたセッセッセをして遊んでいた。
いつもひとりぼっちで。相手は雲の柱だけ。

「おら、村の子たちと、セッセッセをしてあそびたァーい！」

とうとうおシカは短い髪を上へかきあげ、頭に生えた小さいツノを赤い紐で包んで縛ると、おっかあに内緒で下界に下りてしまった。
ところが、村の女の子たちは、見慣れないおシカを仲間に入れてくれない。
でも、その中にたったひとり混じっていた男の子の茂助が、セッセッセをして遊んでくれた――。

一人の少年がかみなりの娘に寄せる好意を通して人間の心のやさしさを描いた、斎藤隆介先生没後、その作品の絵画化に力を尽くした滝平二郎先生によって刊行された絵本です。
セッセッセ…と歌いながら、チョンチョンと手を打ち合わせるうちに、茂助のやさしさがおシカの体に染みとおっていく。
かなしいのではない。たのしいだけでもない。
胸があまくなって、ポロポロ涙がこぼれてくる。
そんな描写、優しいまなざしが印象に残ります。

2012/05/04

2012.5.4.fri 読了

【入手経路】
図書館。
「ふき」に続いて読みたくなった。

【すき】
・めんこいツラこしてるからとひやかされても遊んであげる茂吉。
・「なんかしてもらいたいことあるか？」「セッセッセ！」
・むねがあまァくなって
・茂助のやさしさが、手をうちあわせるごとにからだにしみとおってくるのだ

【感想】
茂吉がいい男‥！
じぶんに男の子ができたら読んであげたい。

【メモ】
・かみなりむすめのおシカ
・セッセッセ
・茂助
・雷雨
・がけの岩屋
・火柱
・七色のにじの橋
・かみなりおやじ

2012/04/15

無邪気なかみなりむすめに対して､少年がお兄さんらしくお世話するのが微笑ましい．
せっせっせすっか？

2012/10/03

おーーこれはいい＞＜

斎藤さんと滝平さんのコンビはすばらしいなあ
なんてピッタリなんだろう！

かみなりむすめのおシカちゃんは、角があるから下界のこと遊べない
けどちょんちょこりんにしてこっそり出かけてって
茂助っていうやさしい男の子に遊んでもらう話

茂助くんやさしいなあ・・

ちょーすきです