ICO の商品レビュー
ICO 静けさと憂いの漂う、大好きなPS2のゲームを元にしたノベル さすがにゲーム好きの宮部みゆきだけあって、雰囲気を壊さず読み込ませるが、ゲームの世界観が自分の中に出来上がってしまっていて違和感もあり
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帯より『構想三年。同名コンピュータゲームに触発されて、宮部みゆきがすべての情熱を注ぎ込んだ、渾身のエンタテインメント!』
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ゲームのノベライズであり、作者の独自解釈でもある物語。 ぶっちゃけネタバレありの二次創作だと思うので、プレイしてから読むのが吉。
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登場人物の描写や、風景の描写が実に美しい。物語の謎を紐解いて行くたびに世界が広がりを持つ。文章も読みやすく、美麗。 ジャンルの差別を持たずに読むと、名作であることがしっかり分かる。
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初めての宮部みゆき本。 ゲームをやったことはないけれど、幻想的な雰囲気に酔って、一気に読めてしまう本。 現実逃避にもってこいです。
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PS2用同名ゲームのノベライズです 「角の生えた子どもは生け贄にならなければいけない」。 そんな掟のある村に生まれたイコには2本の角が生えていた。 イコが13歳になった年、神官に連れられ、孤島にそびえ立つ霧の城へと"ニエ"として連れて行かれる。 イコは&quo...
PS2用同名ゲームのノベライズです 「角の生えた子どもは生け贄にならなければいけない」。 そんな掟のある村に生まれたイコには2本の角が生えていた。 イコが13歳になった年、神官に連れられ、孤島にそびえ立つ霧の城へと"ニエ"として連れて行かれる。 イコは"ニエ"としての天命を迎えるはずだったが、運命により城の中で自由の身となる。 城の中をさまよい歩くうち、1人の少女と出会った。言葉の通じない2人。 でもイコはそっと彼女に手を差し出す。「一緒に城から脱出しよう」。そこからイコと少女の冒険が始まった。 厚さから大作としてかなりの期待を持ってました。 結果評価どおりでしたが・・・ 物語はプロローグのイコの村以外殆ど城の中です 複雑な城の設定なのか、説明描写が非常にわかりづらく大変でした あと回想シーン的なものが異常に長くて長くて 本筋はイコと少女の話のはずなんですが、非常に少ないです 途中かなり中だるみも手伝ってか相当苦痛かも
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ゲームのノベライズはストーリーを忠実に書き起こすか、まったくのオリジナルになるかのどっちかになりがちだけど、絶妙なバランスで組み合わせてあった。 もとのゲームの舞台が、本当に城の模型を作ってからシーンを切り取ったんじゃないかってほどしっかりしてるのでニエの広間〜正門の詳細な風景描...
ゲームのノベライズはストーリーを忠実に書き起こすか、まったくのオリジナルになるかのどっちかになりがちだけど、絶妙なバランスで組み合わせてあった。 もとのゲームの舞台が、本当に城の模型を作ってからシーンを切り取ったんじゃないかってほどしっかりしてるのでニエの広間〜正門の詳細な風景描写と、その後のヨルダの過去話のリンクが、城のどの部分で起こったことなのかがよくわかる。 ただ、「手をつなぐ」ことの重要さがあまり描かれなかったのと、登場人物の大半が自虐的なのが残念。 (2004/06/16)
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同名のPS2のゲームのノベライゼーション。さすがに宮部みゆきだけのことはあり、ストーリーテリングは達者。大部の本を最後まで飽きさせずに読ませる。しかし、キャラクター描写が平板なのは大きなマイナス。また、大前提として「霧の城」という<ゲーム=場の設定>ありきなので、オリジナルのゲー...
同名のPS2のゲームのノベライゼーション。さすがに宮部みゆきだけのことはあり、ストーリーテリングは達者。大部の本を最後まで飽きさせずに読ませる。しかし、キャラクター描写が平板なのは大きなマイナス。また、大前提として「霧の城」という<ゲーム=場の設定>ありきなので、オリジナルのゲームの経験の有無によって読者の評価は全く異なってくると思う。
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心に残る箇所と退屈な箇所の繰り返しで残念ながら ものたりなさを感じてしまった。 もうちょいじっくり読めば違うかな? 著者のネームバリューで期待感が大きかったのも 事実ですが。。。 もう一回機会があれば読んで見ます。
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一応宮部みゆきはそこそこ読んでいるので、こちらも読むべしと慌てて廉価版ICOを買って攻略ページ見ながら二日でクリアして……(笑)。個人的には面白かったが、言葉なきゆえの深みまではさすがに表現しきれなかったか…と思った。ゲームでは心地よく「なぜ?どうして?」を自分で空想を広げること...
一応宮部みゆきはそこそこ読んでいるので、こちらも読むべしと慌てて廉価版ICOを買って攻略ページ見ながら二日でクリアして……(笑)。個人的には面白かったが、言葉なきゆえの深みまではさすがに表現しきれなかったか…と思った。ゲームでは心地よく「なぜ?どうして?」を自分で空想を広げることができる。(分からなくてもぞもぞするような嫌な感じはない。)なので、このようなファンタジーらしいファンタジーではなく、なにか、が、もっとあったのではないかとゲームでは期待させられるのだ。でも、面白いよ、普通に。
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