13歳のハローワーク の商品レビュー
きっかけになる本
世の中にはどんな仕事があるのか、大人でも知らないことがたくさんある。中学生は勿論、大人が読んでもいい。ひとつの職業についての掘り下げはないが、自分が興味を持てる「仕事」を見つける、きっかけになる本だ。
abtm
村上龍が編集している様々な『仕事』について書かれた本。宇宙飛行士のなり方も書かれている。 著者はこの世の中には2種類の人間しかいない、自分の好きな仕事、自分に向いている仕事で生活の糧を得ている人と、そうではない人のことと主張している。好きを仕事に、好奇心を持ってすれば仕事は決し...
村上龍が編集している様々な『仕事』について書かれた本。宇宙飛行士のなり方も書かれている。 著者はこの世の中には2種類の人間しかいない、自分の好きな仕事、自分に向いている仕事で生活の糧を得ている人と、そうではない人のことと主張している。好きを仕事に、好奇心を持ってすれば仕事は決して辛いものではなく、自分に向いたものであれば案外面白いものです。 13歳のハローワークというタイトルですが、著者のコラムがふんだんに散りばめられており、大人が読んでも面白い、興味を引かれる内容になっています。 2003年発行ですが、未来の仕事として起業、NPO、IT、環境、バイオなどを取り上げられており、今でも十分古臭くない内容になっています。
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図書館所蔵情報は以下をクリック↓ https://lib1.tamagawa.ac.jp/library?func=function.opacsch.toshoshozodsp&view=view.opacsch.newschdsp&shoshisbt=1&...
図書館所蔵情報は以下をクリック↓ https://lib1.tamagawa.ac.jp/library?func=function.opacsch.toshoshozodsp&view=view.opacsch.newschdsp&shoshisbt=1&shoshino=0400014154&historyno=0&sParam=cuelibsch,/xapi/ice/,opcshoshi,in25shupannen,20,1,TEXT&sPinfo=in00shoshino,in14shoshisbt&sQuery=(,dr00keyword,MATCH,3133E6898DE381AEE3838FE383ADE383AFE382AF)&sSort=in25shupannen&sCurrentRow=1
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【琉球大学附属図書館OPACリンク】 http://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA64755653
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この歳で (12歳) 出会うことができて、本当に良かった。 世の中には想像もできないような仕事ばかりで、様々な仕事に需要があり、苦労もあると知ることができた。 小・中学生が読むべき本は、まさにこれだと思う。
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村上龍の熱意と優しさと危機感の集大成。 1人の作家が行った偉大な仕事。 エッセイ「すべての男は消耗品である」の読者は分かると思いますが、 村上龍は小中学の教育が社会をサバイバルすることに繋がっていないと 訴えています。学校では生きるための方法が学べないと。 世の中には、社会に出...
村上龍の熱意と優しさと危機感の集大成。 1人の作家が行った偉大な仕事。 エッセイ「すべての男は消耗品である」の読者は分かると思いますが、 村上龍は小中学の教育が社会をサバイバルすることに繋がっていないと 訴えています。学校では生きるための方法が学べないと。 世の中には、社会に出たときに自分はどのように生きていけばいいのか、を若い頃から 自然に考えていた人がいます。村上龍もその一人だと思います。でも、大多数の平凡な子供たちはそれに気づかない。私もその一人です。それは情報が無いからです。社会に出るとどんなことが待ち受けているか分からないからです。その対策として出されたのが本書です。「社会に出るとどんな仕事があるのか」は言い換えれば、社会とはどういうものかを写す鏡になります。その鏡を通じて、社会を知る事で、自分がどう生きるのかを考えるきっかけになる。2018年は「君たちはどう生きるか」が大ヒットしましたが、それと哲学的には近い本書も、また書店に並べられているのを見ました。様々な職業をぱらぱらとめくっているだけでも面白いです。でも、絶対に「作家」の項目は読んでほしい。作家「村上龍」の考える作家とは。
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発売当時に気になっていてしばらくして忘れていた。鈴木謙介の著作に、ユビキタス化についての言及があり、この著の名前が出てきた。いいとか悪いとかいうよりも、社会の現象としてこれを必然として語っているようにも見えたが、それを全面的に肯定している風でもなかった。 内容的には職業図鑑。1...
発売当時に気になっていてしばらくして忘れていた。鈴木謙介の著作に、ユビキタス化についての言及があり、この著の名前が出てきた。いいとか悪いとかいうよりも、社会の現象としてこれを必然として語っているようにも見えたが、それを全面的に肯定している風でもなかった。 内容的には職業図鑑。13歳にはちょっとめんどくさい気がする。知ることを通じて、搾取と戦え的な村上龍のメッセージがあったけど、何かちょっとどうかなと思うところはある。まあ、図鑑。 17.4.19
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「13歳のハローワーク」を読もうとする君へ。 これを書いたのは、大学在学中に賞をとって小説家になった人だ。 そして、映画を5作は監督している人でもある。 だから映画に関しては多くのページを割いて様々な役割について語ってあるが、反面、テレビというものに関してはどこか信じていないと...
「13歳のハローワーク」を読もうとする君へ。 これを書いたのは、大学在学中に賞をとって小説家になった人だ。 そして、映画を5作は監督している人でもある。 だから映画に関しては多くのページを割いて様々な役割について語ってあるが、反面、テレビというものに関してはどこか信じていないところがあって、声優なんて5行くらいしか記述がなかったりする。 この本は、村上さんという人が、いろんな人に話を聞いたりした上で、村上さんの考えとして様々な職業を紹介しているということを、13歳の君は知ってほしい。 ここにかかれていない職業だってたくさんあるし、かかれている職業についても、書かれている内容が全てではもちろんない。 でもこれからの自分について考えるきっかけとしては良いものだと思う。13歳から考え始めたら、仮に大学に進むとして、就職活動を行う21歳、22歳までにはより納得のできる人生に向かって歩むことができるんじゃないかな、と思う。 また、就職してからだって、自分のやりたいことのために職を変える人だっていくらでもいる。掲載されていないサラリーマンになって、そして続ける人だってたくさんいる。 とりあえず、親がそういうから、そんな理由で職業を決めないで、負けないで。それだけは、13歳の君に伝えたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある仕事に関して一般に言われているようなこと(ITやバイオで雇用を生み出すとか)に対して一歩外から見て解説しているところが印象的だった。社会に出てない学生がターゲットだと思うので、そういった学生が見えていないようなリスクについて言及しているところが良いと思った。ITに関してはページが多くさかれていて、参考になることが書かれているのではないでしょうか。
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いろいろな職業を知ることができて、なかなか有益ではないかと思います。 自分が興味を持てた職業が、現職以外に全然無くて、われながら唖然としました(笑)
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