東京都市計画物語 の商品レビュー
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明治から現在に至るまでの、東京の都市計画の歴史について書いた本。その昔欧米などから知識を取り入れて作った風景美を、首都高の建設にあたり食いつぶしてきた歴史などを振り返ると、歴史を知ることの重要性が改めて感じられる。GHQの緊縮財政(ドッジライン)のせいで十分な予算が確保できず、戦災復興事業が大幅に縮小されたとういう事実も興味深かった。
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東京の都市計画の歴史を通じて、今現在の東京の街の問題点を浮き彫りにするとともに、あるべき制度や取組を示す名著。
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明治期以降の東京都市計画史について主に震災復興と戦災復興の分岐点からの変遷を辿っている。インフラ整備における重要性を震災復興計画、戦災復興計画の初期計画からその挫折への展開を追いながら力説する。また、西洋都市に見られる都市を代表する主要道路が東京には見られず、街路の緑化や緑地整備...
明治期以降の東京都市計画史について主に震災復興と戦災復興の分岐点からの変遷を辿っている。インフラ整備における重要性を震災復興計画、戦災復興計画の初期計画からその挫折への展開を追いながら力説する。また、西洋都市に見られる都市を代表する主要道路が東京には見られず、街路の緑化や緑地整備もことごとく失敗していった経緯に触れながらオープンスペースが如何にあるべきかを論じている。貴重な資料も提示されており、東京都市を知る上では非常に重要な書籍。
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越沢先生の著書読了。国から都道府県へ、都道府県から区市町村へ、都市計画の地方分権が進む中、広域的自治体が描いた「あるべき論」的な都市づくり思想と、基礎自治体が対話によって培われたまちづくり的思考との整合性をいかに図っていくかが、都市計画の大きな課題の一つだと思う。
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関東大震災と戦災、東京には2度の抜本的都市改造のチャンスがありました。その成功した部分と失敗した部分が浮かび上がります
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東京の都市計画について、明治から戦後までを追った本。 「大風呂敷」と称された後藤新平の先見性と、東京の都市計画がいかに骨抜きになって行くかが判る。 そして、今後、東京という都市はどう進んでいくのか…。
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