GO の商品レビュー
ポップな要素と掛け合わせてるけど、訴えが切ない。 私は属性も感じる幸せも、かなりマジョリティーだなと思う。恵まれていることを忘れないことによるポジティブ。
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いつものように内容は一切確認しないで読み始めたが、何のきっかけで読もうと思ったのかは思い出せない。 内容は、在日コリアンが差別と向き合いながら懸命に生きていく物語で、主人公に純粋さとヒーロー性を感じら、気持ち良く読み進められた。 ネットに無責任に書かれた事実だけでは分からな...
いつものように内容は一切確認しないで読み始めたが、何のきっかけで読もうと思ったのかは思い出せない。 内容は、在日コリアンが差別と向き合いながら懸命に生きていく物語で、主人公に純粋さとヒーロー性を感じら、気持ち良く読み進められた。 ネットに無責任に書かれた事実だけでは分からない在日コリアンの苦悩と内情が理解できた。 ネットなどの表面的な評価だけ見れば、日本が気に入らないのなら出ていけばいいという思いに至るのかもしれないが、当事者の苦悩と実情を知った上で公平に判断すべきことだと思う。日本人の立場から見れば、現在の状況は互いが負のスパイラルが絡まり合っているように感じる。 本書を選んだきっかけは、韓国関係の本を読んだ際に当事者の立場で書かれた本を読んでみようと思ったのだと思うが、お互いの内情に踏み込みお互いを知って柔軟に判断すべきと感じ、考えさせられる1冊であった。 ⭐️4.5
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「僕は在日朝鮮人だ」 在日と聞いて日本人はどう意識するだろうか。 「在日」 この言葉が意味するものはなんであろうか。 日本で生まれて日本で育った。 なのにルーツは朝鮮籍。自ら望んだのではなく生まれた時からそうだった。 なのに日本人ではなく在日という言葉を使われ、それだけでなく差...
「僕は在日朝鮮人だ」 在日と聞いて日本人はどう意識するだろうか。 「在日」 この言葉が意味するものはなんであろうか。 日本で生まれて日本で育った。 なのにルーツは朝鮮籍。自ら望んだのではなく生まれた時からそうだった。 なのに日本人ではなく在日という言葉を使われ、それだけでなく差別の対象となるのだ。 私たち日本人は多様化、平和という言葉を愛するが一方で在日に対して冷ややかな視線を浴びている。 なぜ日本で生まれたのに差別対象となるのだろうか。なぜ人は他人を差別してしまうのだろうか。 アイデンティティとは何か。人とは何か。 自ずと答えを導いてくれる。 小学校の教科書で採用してほしい、そんな特別な一冊である。
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2022/09/09 教えてもらった。教えてくれた人の一番好きな本らしい。あんまり読むことのないジャンル。ちょうど韓国人の推しが日本語ちゃんと喋れないのがかわいいって言うことは、みたいなものを見たあとやったから読んだときちょこちょこ思い出した。 p223「僕は真面目に受験勉強を続...
2022/09/09 教えてもらった。教えてくれた人の一番好きな本らしい。あんまり読むことのないジャンル。ちょうど韓国人の推しが日本語ちゃんと喋れないのがかわいいって言うことは、みたいなものを見たあとやったから読んだときちょこちょこ思い出した。 p223「僕は真面目に受験勉強を続け、オフクロは真面目に自動車教習所に通い、オヤジは真面目にゴルフ場に通った。」
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「自分はナニモノなのか…」読んでて考えさせられました。別に日本人じゃなくてもいーじゃん!そうだ!アメリカ人になろう!ってゆー生き方… 憧れます。 井の中の蛙じゃだめだ!もっと広いところに目を向けて生きて行こうじゃないか!
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在日朝鮮人、在日韓国人の心情がわかりやすくテンポよく描かれている。人種や国籍が違うと元々のルーツは一緒なのに不当な差別を受けることの理不尽さ。男子高校生が現実に悩み苦しみ立ち向かっていく。硬派でかっこよくエンタメ要素もあるので、スタイリッシュに読めてオススメしやすい。
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スカッとする青春小説が読みたくなって本棚から久しぶりに引っ張り出した。青春小説であり在日小説でもある。でも暗くはない軽くもないけど重くもない。国籍を朝鮮から韓国へ変え、朝鮮学校から日本の高校に進学した杉原の、これは青春小説である。在日韓国朝鮮民族(ここで二つに分けるのもどうかと)...
スカッとする青春小説が読みたくなって本棚から久しぶりに引っ張り出した。青春小説であり在日小説でもある。でも暗くはない軽くもないけど重くもない。国籍を朝鮮から韓国へ変え、朝鮮学校から日本の高校に進学した杉原の、これは青春小説である。在日韓国朝鮮民族(ここで二つに分けるのもどうかと)や朝鮮学校について知らないならおすすめ。
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2021.19 これは良書。 難しいテーマを親しみやすく扱ってるので非常に読みやすかった。 国籍、差別、偏見など色々なことを考えるきっかけになる本。 是非子供にも読ませたい。
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いい小説を読んだという読後感。一気に読めました。 杉原の伝記だと感じました。「在日」に私は馴染みがなく、身近にいない(知らないだけかも)ので新たな知識となりました。在日に馴染みがなくても日本という場所で同じように扱われてこなかったということだけは知っていました。 主人公はす...
いい小説を読んだという読後感。一気に読めました。 杉原の伝記だと感じました。「在日」に私は馴染みがなく、身近にいない(知らないだけかも)ので新たな知識となりました。在日に馴染みがなくても日本という場所で同じように扱われてこなかったということだけは知っていました。 主人公はすぐ手が出ちゃう人ですが、暴力とかケンカとかの話が苦手な私も読める程度、むしろ清々しいほど主人公強いのであまりそこは気になりませんでした。 直木賞をとったとのことで初めて金城さんの小説を読みました。直木賞に選ばれるってこういう作品なんだって直木賞とった他のも読んでみようと思ったのと、金城さんの他のも読んでみたいです。 人にオススメしていきたい本だと思います。特に桜井にこの本読んでほしいって思います。
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主人公の杉原は「小説の力を信じてなかった」(P76)という。しかし、杉原と恋人の桜井が繰り返す「カッコいい」が、「在日」と作中で共存していることこそが小説の力だ。そして、杉原も、正一も、桜井も、杉原の父も、ちょっとカッコ良すぎる。それも小説の力だろう。
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