海街diary(1) の商品レビュー
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映画をテレビで見て、原作を読んでみようと。 映画が原作のテイストをそのまま持っていたのだと感じた。時間の制約があるから端折らざるを得ないところもあったのだろうが。
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全巻読み終わりました。 自分の住む町をもっと知りたい、大事にしたいと思うようになりました。地元のお店を開拓するようになって、素敵なカフェや定食屋さんを見つけました。ここが私にとっての山猫亭や海猫食堂になったらいいなと思います。 これも、コロナ禍の今だから感じたことなんだろうと考え...
全巻読み終わりました。 自分の住む町をもっと知りたい、大事にしたいと思うようになりました。地元のお店を開拓するようになって、素敵なカフェや定食屋さんを見つけました。ここが私にとっての山猫亭や海猫食堂になったらいいなと思います。 これも、コロナ禍の今だから感じたことなんだろうと考えると、嫌なことばっかりじゃないなと救われた気持ちになりました。
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父が家を出て、母も再婚相手と家を出て、祖母と姉妹3人。その祖母も亡くなり、姉妹で暮らしていたところに父の訃報が。15年も離れていると亡くなった父ですら「知らない人」。昔の父の写真を見てようやく涙が出る。異母妹のすずの母親は父と再婚後亡くなり、すずはずっと強がって生きてきた。突然鎌...
父が家を出て、母も再婚相手と家を出て、祖母と姉妹3人。その祖母も亡くなり、姉妹で暮らしていたところに父の訃報が。15年も離れていると亡くなった父ですら「知らない人」。昔の父の写真を見てようやく涙が出る。異母妹のすずの母親は父と再婚後亡くなり、すずはずっと強がって生きてきた。突然鎌倉に、異母姉妹と一緒に住むと決めたすずの強さにびっくり。これから年相応の生活ができるといいな。 多田の気持ちはきっと誰にも分らない。クラブチームの主将だった子に突然足を切れ、なんて。受け入れるしかない。。。
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3人姉妹と母親が違うすずの4姉妹のお話。 話の内容は重い内容であるけれど感じさせない明るさと展開が読了感を良いものにしてくれる。 正直期待せずに読んでたけどとても面白い。
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鎌倉で暮らす3人姉妹のもとに15年前に家を出ていった父の訃報が届き、葬儀のために赴いた山形で3姉妹は腹違いの妹に出会う。父と母を幼くして亡くした妹すずに、長女の幸は一緒に暮らさないか?と持ちかける。そしてすずも共に鎌倉の家で共に暮らすようになり4姉妹の生活が始まるのであった…。 ...
鎌倉で暮らす3人姉妹のもとに15年前に家を出ていった父の訃報が届き、葬儀のために赴いた山形で3姉妹は腹違いの妹に出会う。父と母を幼くして亡くした妹すずに、長女の幸は一緒に暮らさないか?と持ちかける。そしてすずも共に鎌倉の家で共に暮らすようになり4姉妹の生活が始まるのであった…。 鎌倉の由緒ある土地柄の中で生きていく彼女たちを、あたたかい人情や切ない感情がとりまいていく様が、深い人間味を感じさせてくれる。親がいないことは悲しいことなのだろうけど、姉妹たちだけでときには喧嘩しながらも仲良く暮らしている様子がほのぼのして癒される。今までダメな親達のために子供らしく甘えることも出来なかったすずが3人の姉たちの愛情を受けてだんだんのびのびしていく様子がとても良かった。
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我が家では吉田秋生については、うかつなことは書けない。読みたければ、いつでも読めるのだが、「ちょっと、それ、ページをぎゅーって開かんといてくれる。」とか言われちゃうので、読むのも、少々気を遣う。とはいいながら、映画「海街diary」を観て、ここは、どうしてもという気分で、原作の「海街diary1~8」(小学館)をトイレなんかに持ち込まずに読み終えた。 吉田秋生のマンガの特徴について、一般論というか、マンガとしてどうなのかということは、ここでは、あまり言う気はない。一つだけいえば、クローズアップの描線の鋭さ、それと、おそらくセットになっている登場人物の表情の厳しさ。その結果、傑作「バナナフィッシュ」なんて、登場人物が、男なのか女なのかよくわからないノンセクシャルな表情をしていて、漫画家のきつい性分のようなものを感じさせる。それが彼女のマンガの魅力なのだが、まあ、印象は人それぞれだろう。 ともあれ、読後の印象は映画を観た感想とは全く違っていた。映画は過ぎ去った時間や家族の死からの再生の物語、新しい出発のための助走の姿を映しているのだが、なんとなくの「暗さ」が漂っているように感じたのだが、原作のマンガの中で、娘たちは過去の時間に憑りつかれたりしていない。 父親や家族、知り合いの死や、娘たちだけで暮らす古い民家のたたずまいや、歴史に彩られた鎌倉の街の風景は、確かに、彼女たちの境遇を取り巻いているし、物語の主人公にふさわしい、独特な背景、あるいは舞台を作り出している。しかし、それが過去をクローズアップして、登場人物たちを縛り付けるような印象はない。 原作の中では、登場人物たちは生き生きと生きているのだ。 たとえば、第8巻の表紙絵の階段を駆け上っていく四女スズの後ろに広がるのは、父が捨てた街の風景ではなく、その街の上にひろがっている今日の青空だ。 ぼくが最も印象深く読んだ、第5巻「群青」にあるシーンだが、海猫食堂のおばさんの死に際して、四女スズのダイアリーであるだろうモノローグが、こんなふうに四角囲みで書き込まれている。 入院して 3週間後 山猫亭の福田さん 豪福寺の和尚さん 将志の一家に 見守られて 海猫食堂の おばさんは 亡くなりました 神様は 気まぐれで 時々ひどい 意地悪を するので でも 晴れた日は 空が青い どんな気持ちの時もそれはかわらない それだけは 神様に 感謝したいと 想います 海街の日々を生きる人々の上には、晴れた日の青い空が広がっている。時間は、さまざまな可能性をはぐくんで、過去から未来に向けてゆったりと流れている。四姉妹と彼女たちを取り巻く人々の生活や人柄は、重なり合う時間の厚みが丁寧に書き込まれて、明るく深い。コミカルなギャグと繊細な描画の組み合わせが、物語の展開を支えていて、読者にゆっくり読むことを促しているように思える。いまさらいうまでもないが、傑作だ。(S)
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"マンガ大賞を受賞したとのことで、一巻を買ってみた。最初は、少女マンガチックな絵についていけるか不安だったが、そんな心配はなくなるくらい物語に入っていけた。 良い作品だ。家族、友人、鎌倉での日常をほのぼのと描いている。 きっと、次の巻も購入して読むことになるでしょう。&...
"マンガ大賞を受賞したとのことで、一巻を買ってみた。最初は、少女マンガチックな絵についていけるか不安だったが、そんな心配はなくなるくらい物語に入っていけた。 良い作品だ。家族、友人、鎌倉での日常をほのぼのと描いている。 きっと、次の巻も購入して読むことになるでしょう。"
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静かな街の4姉妹。 作者らしいさらっとした描き方で、つられてこちらもさらっと読んでしまうのですが、振り返ると「えらいことになってた話だよね…?」となる。 感動とかそういうのとは別の、考えてみれば全然さらっとしてないよね、という。 特に目新しいところのある話でもないし、多分現実にごろごろあるような出来事の羅列なのだろうけれど、それでも「物語」としてきっちり成立しているところがこの作者の凄いところなんだろうなと思う。 あ、2巻買いました。
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鎌倉で生活する三姉妹。父母に捨てられた3人は、父の葬儀で、母の違う妹と出会う。なぜか惹かれ合う4人。長姉はその末妹を鎌倉に誘う。 ドロドロ展開でもおかしくない話だが、今のところは日常が淡々と進むのみ。
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