マリ&フィフィの虐殺ソングブック の商品レビュー
言葉を選ばずにいえば、誰にでもあるキチガイ的な、思い付きを全開にしているって感じ。 モラトリアルとも違う。
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読んだ動機がどうも今までにない感じで。いわゆる久々のジャケ買いといいますか。表紙があの〜。。ボクの好きな番組で。「モヤモヤさまぁ〜ず」にどの部分が似ているかとかはよくわからないんですが雰囲気が。字面が?モクモクが?それを想像して親近感を覚えて買いました。背表紙にはこう書いてありま...
読んだ動機がどうも今までにない感じで。いわゆる久々のジャケ買いといいますか。表紙があの〜。。ボクの好きな番組で。「モヤモヤさまぁ〜ず」にどの部分が似ているかとかはよくわからないんですが雰囲気が。字面が?モクモクが?それを想像して親近感を覚えて買いました。背表紙にはこう書いてありました。「一度読んだらやめられない。21世紀のための文学。」キャッチコピーどおり。独特の世界観を感じましたがそうとう情緒不安定だと察しました。全体が。これは絵画ですと。いかようにもご覧あれと。なかなか刺激的な本ではありましたが。ちょいちょいストーリーが。もともとそれをぶち壊したいのが著者の意図だと思うのですが。断片的にフラッシュすることが今のボクでは老いを感ずる意外になくどうも空しい気分になり。。性衝動と破壊行動の発散場所を探しているような。そんなマグマは感じました。もし自分が18歳であったら断然カッコイイと持ち上げたかもしれません。ただし著者が欲しがっているのはこの虐殺という攻撃的な欲求を癒してくれるのは「ユーモア」だけだということだけは言いたかったのかもしれません。以上。
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例えば、人は美しい音楽を聴いたり、綺麗な絵画を見たり、魅力的な人と話した後に、つまらないもの、汚いもの、臭いもの、不潔なもの、醜いもの、悲惨なものを、自らすすんでみようとはしない。でも、この小説はそれが世界の掟なんだよと言わんばかりに、そんなものばかり見せられている。誰がドイツ民...
例えば、人は美しい音楽を聴いたり、綺麗な絵画を見たり、魅力的な人と話した後に、つまらないもの、汚いもの、臭いもの、不潔なもの、醜いもの、悲惨なものを、自らすすんでみようとはしない。でも、この小説はそれが世界の掟なんだよと言わんばかりに、そんなものばかり見せられている。誰がドイツ民謡を歌う女性との出会いの後にルンペンの猥談と中年娼婦の性器から漂ってきそうな臭いなどすすんで受け入れたいだろうか?でも、それを嫌と言うほど見せられた後、憂鬱で陰惨な気持ちになりつつも、どこかで仕方ないねって受け入れてしまう。諦念が身に染みる。どういうことだろう?これが現実ってやつですか?
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意味が分からない。 と最初は感じていたが、読めば読むほどずるずるずると中原ワールドに引きずり込まれた。 初恋に向けた青臭い闘志のようにただ原稿に書き殴り、カットアップした短編集。 言うなれば超人的な天才
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初めて読んだときは面白くて爆笑。中原昌也は言葉のセンスがあって面白い!音楽にはあまり興味がないのですが…
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コメント不可。 天才?奇才?狂人?馬鹿?普通の尺度からでは測れない中原氏 。 これを読んだら死んでもいいって人から、受賞の推薦に真っ二つに分かれる審査員。 アマゾンでもまったく評価が分かれてるw 個人的には、結構好きです。 ・当然、児童に死刑宣告をする教師 ・客寄せのために...
コメント不可。 天才?奇才?狂人?馬鹿?普通の尺度からでは測れない中原氏 。 これを読んだら死んでもいいって人から、受賞の推薦に真っ二つに分かれる審査員。 アマゾンでもまったく評価が分かれてるw 個人的には、結構好きです。 ・当然、児童に死刑宣告をする教師 ・客寄せのために「ビックポルノ」という店名を付けるゴルフショップ ・深夜に突然その店に侵入する男(自称・ビジネスの神様) ・たったの三行で受験決意から大学合格までを描写 ・Jリーグファン3000人を爆弾ボールで爆殺するスポーツ用品店店主 読んでいると、自分がどこにいるか、果たして現実世界に存在しているかわからん感覚に襲われた。 決してオススメしませんがw 暇があったらどうぞー。
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超短編な妄想ファンタジー。 次元というか、世界というか、を次々と飛び越えていって、ぱたり、と終わる小説の、爽快さと無意味さ(あるいは自由さ)よ。
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あんまりよくわからなかった。 でも「なにか(輝くもの?)がある??」ような感じはわかる。。言い切れないけど。 この作者が自分に嘘をつかずにかいた言葉なのだろう!。。。か、、そうでないのか。。 そうでないといわれればそうでない気もする。。 この作品について、なにかを語ろうと思...
あんまりよくわからなかった。 でも「なにか(輝くもの?)がある??」ような感じはわかる。。言い切れないけど。 この作者が自分に嘘をつかずにかいた言葉なのだろう!。。。か、、そうでないのか。。 そうでないといわれればそうでない気もする。。 この作品について、なにかを語ろうと思考を始めると、馬鹿らしくなる。 この作品たちがなんなのか、どこへ着地するために飛行しているのか、わからない。 読者の納得を拒む作品だと思う。 文章とはなんなのか。。小説とはなんなのか。。 考えてしまいます。 というわけで、そんなに好きにも嫌いにもなれない。 自暴自棄な気分だったので、なんとなくこの本を買った。 適当に暴力的。。。言い切れないけど。。
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まるで暴力温泉芸者が書いたみたいな純文学。 きったない生き物がTV番組で死ぬのがパンク。 つとむ君てのは実在してそうだけど、石野卓球が使う杉山かも知れない。
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いろんな意味で壊れている。 登場人物も話も何もかもが壊れている。 あっという間に読み終えるはず。けれど、よく分からないがもう一度読み返してみようか、と思う。そんな本。
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