くいもの処 明楽 の商品レビュー

ヤマシタトモコ(著者)

2013/10/07

30代の明楽さんの戸惑い、20代の鳥原くんの熱情の駆け引きに参った…。風呂の中でふと考える。ヤマシタ先生はBL畑に戻ってくるんだろうかねぇ。未だに「くいもの処」の牧さんのスピンアウト描いて欲しい、って願ってんだけど。『おれ、牧祐介は今、若い男に尻を追いかけ回されている」とか言うモノローグで始まってくれんかなあ、と。
年下「攻」の鳥原くんが
恋する相手の、三十路越え・あほの明楽さんに欲情する
その息遣いまでが、発情するエネルギーまでが紙面から
感じられる漫画だった。
付随して、バイト先と言う狭い日常の世界の中で、毎日の様に見る「身近な人間」に恋する様が、リアルなのだ。その部分では、BL作品の枠内に止まってない。毎日々々、自分にない部分を持つ人間を見ている内に、相手が同性だとかなんだとか言う部分を突き破って恋してしまった鳥原くんの心理動向が、リアルなんだと思うのだ。まるで、小説を読んでいるかの様に。
（作者自身、小説も書くみたいなので）

2009/10/04

男同士の恋愛ものなんだけど
別にきれーな兄ちゃんが出てくるわけでもなく
むしろヤンキーみたいな人ばっかなんだけど
日常に潜むリアルな感じですごく面白かった。

同時掲載のやつは友達を好きになる話なんだけど
好きでも絶対言えないってすごい切ないんだろうな。

2009/10/04

いわずもがな２００７年のＢＬ界のパイオニア＾＾＾＾
三十路もえの具現化をかくも親しみやすく、かつスタイリッシュに表現できるのが素晴らしい
鳥原くんのモノローグが心に沁みるぜ！

2009/10/04

男が男を好きになる。
そんな恋愛もありだ。

乱暴に言葉が飛び交う「くいもの処　明楽」。
幼馴染の４人で始めたこの店に、３人のアルバイトがいる。
その内の１人、鳥原が店長の明楽に告白した。
そして明楽は…

「牧さぁぁぁんッ！(オーナー)鳥原、クビにしようッ！！」ってね。

爆笑した作品。
すっかりヤマシタトモコのファンです！

2009/10/07

鳥原の若さと明楽さんの大人っぷりがヤヴァイ。良作だと思います。
「明楽さん、バカバカ言われてるけどそんなにバカか？」と思ったら、読み進めていくうちに本当にバカであることが判明。
でもそのバカさ加減がすごく羨ましかったり眩しかったりしてきたりして、んでもって鳥原の余裕の無さが愛しく思えてきたりして、
あーもうこれ何だ！？　何だコレ！！　これが「萌え」か！！　みたいになりました。

…うう、買ってしばらく経つから冷静に感想が書けるかと思ったら、全然そんなことないや…なんだこの勢いだけの文章…

ともかく、なんだかBL界での評価も高いみたいだし？　買って損なしです。
未 読 の 方 は 是 非 に ！ ！ ！ ！
同時収録の読みきりも秀逸ですヨ。

あと、カバー裏の「ちなみに…」部分にのたうちまわるほど萌えたのはナイショだ。

2009/10/04

著者の名前が世間に広まったきっかけの作品。
主人公達と、その周り("くいもの処 明楽"関係者)の人間関係の設定が魅力的です。
男性もみなかっこいい。
数話連載に不得手(不慣れ?)な印象。

2013/02/28

ヤマシタさん作品贔屓なので始めから贔屓目に読んでしまったが、好きな感じ。感情のやり取りをとても大切にしている。料理屋いいよね料理屋。笑
欲を言えば、カプの周りのキャラについてのエピソードがもうちょっと欲しかったなあ。

2009/10/04

幼馴染4人を中心に営む居酒屋『明楽』で働く2人をメインにしたBLコミックス。
主人公2人の色っぽさよりもバトルになりがちな恋愛事情が面白い。
一番のお気に入りキャラは牧さん。

2009/10/04

表題作も良かったけど、ふたつめのお話がすきです。
同級生ってやっぱりいいなぁと。切ない！そして若い！

2009/10/04

ドラマCDも買いました。
大好きです。
料理命な明楽さんもいいけど、牧さんと奥田くんがすごい好きです。