くいもの処 明楽 マーブルC

ヤマシタトモコ(著者)

• 販売会社／発売会社: 東京漫画社
• 発売年月日: 2007/03/30
• JAN: 9784902671896

商品レビュー

2011/09/23

やっぱそうなんかねー。

[ゴロー]

居酒屋の店長の明楽はバイトでイケメンの鳥原に告白されて、動揺する。ノンケ同士の恋の行方は！？他２話収録。

そうそうBL読んでて不思議なのがノンケの人があっさりなびいちゃうとこなんだけど、こういうの読むと「そうですよねー、色んな葛藤がありますよねー」と安心？します（笑）しかしヤンキールール怖ぇ(；一_一)

『フォギー　シーン』・・・親友の孝司が好きだが嫌われたくなくて言い出せない透。そこに一夜限りの相手だったはずの井西が偶然産休代理で学校へやってきて・・・！？

そもそも映画でもなんでも、「ラストはご自分で好きに解釈してねー」というタイプのものが苦手な私からしてあり得ない終わり方なんですが。あそこを書かずしてこの作品を書く意味があるんだろうか？？？と不思議に思うお話でした。

2023/05/13

表題の中編と２つの短編と表題のおまけ。やっぱりヤマシタトモコさんの作品は良い、好きです。ゲイであれノンケであれ、攻めであれ受けであれ男性がちゃんと“男”で、何なら“男臭い男”なのがホント、すごくいい。『くいもの処　明楽』は改めてそれを認識させてくれる作品でした。

短編は終わり方がうわ〜〜〜〜ってなる『フォギー・シーン』とクスッとニヤッと笑える『リバーサイド・ムーンライト』どちらも良かったですが、『フォギー・シーン』は16pとは思えないほどの濃さを感じました。高校生の主人公・透のその後が気になって仕方ない。

ヤマシタトモコさん、全作品読みたい作家さんのひとりです。

2018/02/15

ヤマシタトモコさんらしい心のやりとりはそのままに、これは結構カラダ的に生々しい…（＾＾；。そういや、世間的には今日はバレンタインデーであったなぁ…（笑）。