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MADE IN JAPAN の商品レビュー

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27件のお客様レビュー

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2012/03/27

2012,3,27 ラスト二回のスープバイトに向かう途中の京急車内にて読了。 ・P46,「本人が自ら進んで勉学に励まない限り、どんな大金を投じてもその人を教育することはできない。だが、お金によってできる教育が一つだけある。それは旅行である」 ・P151,「真面目ナル技術者ノ技能...

2012,3,27 ラスト二回のスープバイトに向かう途中の京急車内にて読了。 ・P46,「本人が自ら進んで勉学に励まない限り、どんな大金を投じてもその人を教育することはできない。だが、お金によってできる教育が一つだけある。それは旅行である」 ・P151,「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ自由闊達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」。 ・P154,「五十年前あなたの会社のブランドは、ちょうど現在のわが社のように、世間には知られていなかったでしょう。私は今、わが社の新製品とともに、五十年後への第一歩を踏み出そうとしているのです。五十年後にはきっと現在のあなたの会社に負けないくらい、わが社を有名にしてご覧に入れます」。 ・P192,「ヨーロッパ旅行が、英語を話す勇気を与えてくれた」。 ・P248,「わが社の歴史は、井深氏の夢を実現させようと努めた一群の人びとの物語であると言ってもよい」。 ・P249,「コンセンサスばかり強調する役員や管理職は、社員の才能を引き出し、彼らのアイデアを統合する能力が自分にはないと公言しているも等しい」。

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2011/12/31
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野中郁次郎『経営は哲学なり』では、ソニーをグローバル企業に育て上げた盛田の経営手腕を解説!!ソニーファン、必読の書!!

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2011/11/12

結構なボリュームでした。 戦後のバラック小屋から出発したソニーがいかにして飛躍し、世界をリードするグローバル企業へと成長したのか、その歴史が数々のエピソードとともに語られています。古き良き時代の強い日本! 盛田昭夫さんのことは初めてちゃんと読んだけど、この本がルーツになってる経営...

結構なボリュームでした。 戦後のバラック小屋から出発したソニーがいかにして飛躍し、世界をリードするグローバル企業へと成長したのか、その歴史が数々のエピソードとともに語られています。古き良き時代の強い日本! 盛田昭夫さんのことは初めてちゃんと読んだけど、この本がルーツになってる経営の考え方っていろんなところで耳にするような気がします。我々の父親世代のバイブルだったのかな。当時の貿易摩擦とか、やたらな日本バッシングとか、ちょっと時代遅れなテーマもあったけど、為替変動が経営に与える悪影響とか、関税撤廃の議論とか、今に通じるものがありますね。 企業経営の基本を知る上で読んでおいてよかった。

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2011/11/08

 日本語でインタビューしたものを英語に訳し、海外向けに出版。それを日本語に翻訳して日本で出版するというウルトラC的代物が本書である。ノンフクションなのだが、ぐいぐいと引き込まれるほど強烈なインパクトなし。きれいにまとまり過ぎている。ノンフクションの醍醐味である、破綻を来たしたその...

 日本語でインタビューしたものを英語に訳し、海外向けに出版。それを日本語に翻訳して日本で出版するというウルトラC的代物が本書である。ノンフクションなのだが、ぐいぐいと引き込まれるほど強烈なインパクトなし。きれいにまとまり過ぎている。ノンフクションの醍醐味である、破綻を来たしたその先を読みたかったのだが、残念。

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2011/07/13

盛田氏がアメリカ人向けに"ソニーとは"、"日本とは"を書いた本。ソニーのイノヴェーティブな文化の生い立ちと、また日本の企業とはかくあるという内容には学ぶこと、再認識するないようが多くあり、読み応えがあった。ただ、この内容に示唆されていた将来...

盛田氏がアメリカ人向けに"ソニーとは"、"日本とは"を書いた本。ソニーのイノヴェーティブな文化の生い立ちと、また日本の企業とはかくあるという内容には学ぶこと、再認識するないようが多くあり、読み応えがあった。ただ、この内容に示唆されていた将来への方向性は間違っていなかったと思う。ただソニーも日本もそのよう発展できなかったことが残念でならない。なにがまちがっていたのかな。

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2011/05/11
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盛田さんとソニーの苦労話と成功の話 ウォークマンとか持っていたけれど、時代背景と一緒に読むと、アメリカや世界経済、政治と関わっていたんだなって思います。

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2011/04/03

東日本地震で、大打撃を受けたと言われる日本の"ものづくり"の精神やシステムの原点を再確認すべく、手にとる。

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2010/11/11

日本、いや世界を代表する経営者であるソニー創業者・盛田昭夫の自叙伝。盛田昭夫は、いまでいうスティーブジョブズのような経営者なのではないかと私は考える。戦争で荒廃した時代から、東京通信工業の設立、海外進出、そして世界有数のグローバル企業へ、という一代夢物語である。本当に夢のつまった...

日本、いや世界を代表する経営者であるソニー創業者・盛田昭夫の自叙伝。盛田昭夫は、いまでいうスティーブジョブズのような経営者なのではないかと私は考える。戦争で荒廃した時代から、東京通信工業の設立、海外進出、そして世界有数のグローバル企業へ、という一代夢物語である。本当に夢のつまった本であり、勇気をもらうことができる。私の最も好きな本のひとつだ。

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2010/06/22

「MADE IN JAPAN」、SONYを一大企業へと育て上げた盛田昭夫の自伝的著書。 これは1987年に刊行された古い本ではあるが、外国人に向けられて書かれている(つまり、逆輸入版)ため、日本人による日本を強く意識した珍しい自叙伝だと思う。 これは日本の近代を知る上で非常に示唆...

「MADE IN JAPAN」、SONYを一大企業へと育て上げた盛田昭夫の自伝的著書。 これは1987年に刊行された古い本ではあるが、外国人に向けられて書かれている(つまり、逆輸入版)ため、日本人による日本を強く意識した珍しい自叙伝だと思う。 これは日本の近代を知る上で非常に示唆に富んだ本だと感じた。 特に日本の経済成長を肌で感じたことのない私は、この本から伝わる当時の日本の猪突猛進ぶりがすごく新鮮でした。 単にノウノウと自分の歴史を語る自伝ではなく、日本を知る上でも参考になる本だと思う。 本書の中にこんな一文がある。 わが社のポリシーは、消費者がどんな製品を望んでいるかを調査して、それに合わせて製品を作るのではなく、新しい製品を作ることによって彼らをリードすることにある SONYが開発した商品は無数にあるが(本書でも、思い出せないくらいと述べている)、最も社会を変えた製品を一つあげるとすれば、「ウォークマン」であるようだ。盛田氏も「こんなちっぽけな製品が全世界の何百万、何千万という人間の音楽の聴き方を変えてしまった」と述懐している。 この製品の特徴は、消費者の声を反映したものでもなんでもなく、盛田昭夫自身がシンプルにひらめいた商品という点に驚いた。 それは、消費者の行動に合わせたのではなく、新たな需要を開発するためには真の創造性を発揮することが必要なのでしょう。 ユニクロの第一箇条にある「顧客を創造する経営」と似ていますね。 顧客を本当に満足させるためには、単なる改良を重ねた製品ではなく、革新的な商品で新たな市場を開拓していくことが求められるくるのか。 特に、物があふれ、画一的なものづくりの時代はとうに終わった21世紀にこそ、このSONY魂が必要ですね。 最近ではAppleがまさにその最たる例だと思う。詳しく述べるまでもないでしょう。 SONYは和製Appleというべきか、Appleを米国SONYというべきか。 とにもかくにも、私は、日本の高度経済成長というのは大量生産・大量消費だけの面でしか捉えていませんでしたが、SONYという一日本の企業のクリエイティブ商品で世界を変えたということに少なからず感動しました。

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2009/10/07

○MADE IN JAPANを育てた男  著者はSONYの創業者である盛田昭夫氏で、彼がどういった生い立ちで、どのような青年で、どうしてSONYを立ち上げたのか。そしてそのSONYで三流品としての「MADE IN JAPAN」のイメージをどのようにして一流のイメージまで持ち上げた...

○MADE IN JAPANを育てた男  著者はSONYの創業者である盛田昭夫氏で、彼がどういった生い立ちで、どのような青年で、どうしてSONYを立ち上げたのか。そしてそのSONYで三流品としての「MADE IN JAPAN」のイメージをどのようにして一流のイメージまで持ち上げたのか。その流れが著者である盛田氏の一人称視点で描かれる。  本書は元々は日本語でかかれたものではなく、1986年アメリカで初版が発売されており、実は英語からの翻訳版となっている。さらにアメリカで発売されて以降、三十カ国以上で販売されており、また現在もなお評価の高い書籍であり続けている。  初版から20年以上経っているが、未だに色あせない本書の内容は、ドラッカー氏同様に我々以上のより先の未来を見据えているからだろう。 ○盛田氏の生い立ち、会社創業と試行錯誤、世界へ向けたメッセージ  本書の流れは大きく分けて「盛田氏の生い立ち、会社創業と試行錯誤、世界へ向けたメッセージ」の3つの要素で組まれている。さらにそれぞれの要素をぶつ切りで本につめるのではなく、何故そのようになったのかを、よくわかるように順を追って描かれているため、非常に読みやすい。 ○日本が辿った過去、そして現在から未来へと繋がる道を模索する  日本が最高潮に達するまでに辿った道筋、そしてそれまでに辿った道筋の中から、我々が盛田氏より学ぶ点は多分に存在する。それだけに、本書は最前線をいった男の生き様を知り、その努力を知りるために、今後自分自身を大きく成長して行くために、是非とも読んでおきたい一冊です。 ○盛田昭夫氏をより知るために  盛田氏のご実家である盛田株式会社に、http://www.akiomorita.net/index.html(盛田昭夫ライブラリ)というページがるので、ご興味のある方は是非此方もあわせてご覧下さい。本を読む前であればきっと、盛田氏の生き様を知って読みたくなるはずです =)

Posted byブクログ