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脂肪という名の服を着て(完全版) の商品レビュー

3.5

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2023/08/25

「ヘルタースケルター」に繋がるものがあるよね。 大好きな漫画家さんで大好きな作品。 すごく共感できる。 心がざわついてしまう。

Posted byブクログ

2023/08/22

救いのない女達を描くの本当上手だな安野モヨコ。 でもそんなに嫌悪感とか感じないところが 安野モヨコ作品の不思議なところだと思う。 リアリティはあるけどどこか俯瞰的に見れる。 全キャラに共感なんてしないけど理解出来る。 拒食症て異常なのは身体だけど本当精神病だよね。

Posted byブクログ

2023/07/12

ムカついてロッカーに体当たりしているところが1番面白かった。 摂食障害は心の問題だと言われてますがまさにそれだなと思いました。

Posted byブクログ

2023/02/07

のこちゃんが最後まで悪い意味でブレない変わらないのがリアリティがあって恐ろしかった。 けどそれはのこちゃんだけじゃなくて斉藤くんやマユミ、読者の私たちも例外ではない。本質的な変化を遂げるには計り知れない覚悟が必要。

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2022/12/22

Diet or Die? 未収録の33ページを加えた完全版!!やせること、きれいになることへの執念と葛藤を丹念に描き『週刊女性』(主婦と生活社)連載時から世の女性に衝撃を与えた究極のダイエットコミック!! 未収録だった33ページを加えた完全版となって復活!! OL花沢のこは、太...

Diet or Die? 未収録の33ページを加えた完全版!!やせること、きれいになることへの執念と葛藤を丹念に描き『週刊女性』(主婦と生活社)連載時から世の女性に衝撃を与えた究極のダイエットコミック!! 未収録だった33ページを加えた完全版となって復活!! OL花沢のこは、太っているという劣等感から気が弱く、職場でもいじめられていた。 嫌なことがあるたび過食に走り、食べることで現実から目を背ける毎日。 そんな時、長年付き合ってきた彼氏を奪われたのこは、弱い自分と決別するために幸せになるために、ダイエットを決心する。のこは、脂肪という服を纏うことで、弱い劣等感の塊である自分を現実から守ってきた。 彼氏を振り返らせるためにダイエットしても、幸せにはなれない。 この作品には、あなたが太っているのは心がデブだからよ、というセリフが出てくるけど、ダイエットの無間地獄から抜け出すには、ありのままの欠点も含めた自分をまず自分自身が愛せること、健全な自尊心を持つことが大事。 この漫画のラストで、のこはそのことに気づけたのか、読者自身で判断して欲しいです。のこの彼氏は過剰に厳しい母に対する反発から太っているのこに安らぎを見いだし、のこの彼氏を奪ったマユミは太っている女性をいじめることで優越感を保っているなど、周囲の人物の心の歪みも怖いくらいリアルに描いていて、男女問わず読んで欲しい傑作漫画です。

Posted byブクログ

2022/08/02

食べて嘔吐。 みんな弱いし、それには原因がある。 誤魔化しているだけでは、不幸にしかならない。 自分のこだわり、依存、やめられないこと、見つめたくないけど対決して解決したほうが、前向きな人生が送れる。

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2022/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

救いがないけど、そこがまたリアル。 星新一が好きな人は好きかも。 太ってることがコンプレックスで、太っているという事実を受け入れてしまっている主人公のお話。 自分が自分のために変わりたいと思えないと人は変わらないんだなと思った。

Posted byブクログ

2022/03/29

要所要所でこういうことで傷ついたり悩んだりしてる人に響くのかなと思った。 主人公に全く共感できなかったけど、他人の声が頭の中から聞こえるみたいな精神状態に自分が陥らないという可能性はないから、そうならないように自分の意思や基準を良いと思える環境で心穏やかに過ごしたいものだなーと思...

要所要所でこういうことで傷ついたり悩んだりしてる人に響くのかなと思った。 主人公に全く共感できなかったけど、他人の声が頭の中から聞こえるみたいな精神状態に自分が陥らないという可能性はないから、そうならないように自分の意思や基準を良いと思える環境で心穏やかに過ごしたいものだなーと思った。

Posted byブクログ

2021/10/03

好みとしては大嫌いなんだけど、やっぱりなんか大事なことに触れちゃっている作品だと思う。 好みとしては耐えられないくらい嫌いだけど。 ただ医学的にどうこうとか、過食症だなんだという観点では読みたくない。誰にでもある心の弱さについて描いてあると読みたいのだ。 また、もう少しメタ的に...

好みとしては大嫌いなんだけど、やっぱりなんか大事なことに触れちゃっている作品だと思う。 好みとしては耐えられないくらい嫌いだけど。 ただ医学的にどうこうとか、過食症だなんだという観点では読みたくない。誰にでもある心の弱さについて描いてあると読みたいのだ。 また、もう少しメタ的に考えると、ここまで周囲及び自分自身の悪意が可視化されている作品も珍しいとも思う。 デブやブスであるだけでここまで悪意に晒され、自身も憎しみに満ちることがあるのだろうか。 いや作者自身がそのように世の中を見ているという構造そのものに興味がある。

Posted byブクログ

2021/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやー容赦ない、容赦がないよ安野モヨコ! 仕事も恋愛もうまくいかなくてダイエットから摂食障害に陥る病理、肥満を憎悪する病理、自我の強い女性を恐怖し愛せない男性の病理、白日の下に晒しまくってもはや誰もが身ぐるみ剥がされ丸裸にされているよ すごい漫画だった でも摂食障害に陥る主人公見てるとほんとに頭の中に他人の声しかないなというか、主体性がないという表現でもなんか違うような、とにかく自我が他人の挙動でしか構成されてない様はぞっとするしそれを「心がデブ」って言葉で表現するのが凄まじい 他人の声で肥大化した自分にまつわるあらゆること

Posted byブクログ