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バナナブレッドのプディング(白泉社文庫版) の商品レビュー

4.4

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

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2012/10/11

いらちゃん最強にかわいい お兄さんは最強にすてき あんなに美しくって、きゅんとする告白がいまだかつてあっただろうか...

Posted byブクログ

2012/08/25

大島弓子さんの漫画は全集2まで読んでたんですが、また違った衝撃を受けた気がします。 ギリギリ10代の私ですが、この少女的感性に戸惑うところがありました。それは、中高生のときに読んでおけば良かったのか、これから先またふと読み返せばわかるのか。 何度か読み返したくなるような作品である...

大島弓子さんの漫画は全集2まで読んでたんですが、また違った衝撃を受けた気がします。 ギリギリ10代の私ですが、この少女的感性に戸惑うところがありました。それは、中高生のときに読んでおけば良かったのか、これから先またふと読み返せばわかるのか。 何度か読み返したくなるような作品であることは確かでした。思考が豊かになるというか、そういう面では文学に近い気がするので、漫画はあまり読まないひとでも楽しめると思います!

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2016/09/13

「さよなら女達」で大島弓子は只者ではないと思い始め、「四月怪談」と、この作品で打ちのめされました。 岡崎京子の漫画を読んでいると大島弓子をリスペクトしているのが、いろいろなシーンから感じられますが、その出典が一番顕著なのがバナナブレッドのプティングだと思います。 毎日、生きていく...

「さよなら女達」で大島弓子は只者ではないと思い始め、「四月怪談」と、この作品で打ちのめされました。 岡崎京子の漫画を読んでいると大島弓子をリスペクトしているのが、いろいろなシーンから感じられますが、その出典が一番顕著なのがバナナブレッドのプティングだと思います。 毎日、生きていくのが辛くて、前向きになろうと努力しても、ネガティブに考えてしまう。時代を越えた話です。 ただ、いろいろな人に読ませましたが、ぴんと来ないという人も多かったので極端に読み手を選ぶ話かもしれないです。 ほとんど存在感のない主人公の姉の言葉で締めくくられますが、このラストは同じ大島弓子「四月怪談」、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」などと同じく、強烈に後を引きます。

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2012/05/13

中学か高校の時くらいに読んでたら、もうちょっといろんな事が受け入れながら読めたかもしれない。 今読むと、自分勝手というか、面倒臭い子だなと思う。 でも素敵な絵にキュンキュンした。

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2012/11/21

この作品の本質は、「みんな優しい」。それに尽きると思う。これくらい自分の気持ちに素直に気付けてあげられたら、世の中は美しくなるだろうに。

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2012/01/19

いらちゃん最強にかわいい お兄さんは最強にすてき あんなに美しくって、きゅんとする告白があるだろうか!

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2011/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分にとって大切な本のうちの一つ。 時間は流れていくから、人生は辛くても進んでいかないといかない。 その辛さを避けて通ることはできないけれど、 友達や恋人等、そばにいて助けようとしてくれる人はいる。 それはとてもありがたいことだなーと思った。 一見少女漫画で、ところどころ直接的に描いていない部分があっても、 テーマはとても現実的で、他のたくさんの漫画作品と異なるように思う。 それを繊細に描き出す作者はすごい。

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2013/09/17

1977~1978年に発表された学園モノ。 表題作のヒロイン、外見はかわいらしいが、 内面の混乱っぷりがハンパなく、 しかもそれをバンバン外に吐き出すタイプ。 悪意がないだけに一層タチが悪いというか(笑) 読んでてちょっと怖くなります。

Posted byブクログ

2011/11/07

少女のための少女漫画。 草の三つ編みも、化粧が露骨で恥ずかしかったのも、きっと少女だった人ならわかると思う。

Posted byブクログ

2011/10/23

『グーグルは猫である』を除いてはじめて大島弓子を読んだ。そして恋した。 『バナナブレッドのプディング』の主人公、衣良(いら)は幼いころから彼女の「神さま」同然であったお姉さんの沙良(さら)の結婚にショックを受ける。転校先、幼なじみの御茶屋さえ子と再会し、精神的不安定さを埋める為...

『グーグルは猫である』を除いてはじめて大島弓子を読んだ。そして恋した。 『バナナブレッドのプディング』の主人公、衣良(いら)は幼いころから彼女の「神さま」同然であったお姉さんの沙良(さら)の結婚にショックを受ける。転校先、幼なじみの御茶屋さえ子と再会し、精神的不安定さを埋める為に恋愛を進められる。しかし衣良の理想の男性像は「うしろめたさを感じている男色家」。さえ子の兄をその理想の男性だと勘違いした衣良は翌日、姉の結婚式に自分の結婚式をする。一方さえ子は自分の想い人であるサッカー部の部部長奥上くんが、コーチである兄を好きだと知る。 結婚のかたち、それぞれの恋の模様、切実に生きる祈りが描かれている。

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