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美味しんぼ(1) の商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/05/31

久々に読んで見たけど発行から約40年が経っているので時代が合わない処がある…今は改善されていたりもう実現不可能だったりするねぇ(・_・;)

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2021/12/30

「ワインと豆腐には旅をさせちゃいけない」グータラ社員の山岡士郎が放つ衝撃的なセリフが良い。単なる平社員が、名のある著名人などを凹ませていくのが面白い。 美食の鬼とも呼べそうな父親、海原雄山との親子対決がこれから楽しみである。 しかし、食い物は人間の本質を暴き出すもののようだ。

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2021/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山岡の主人公具合がものすごい。一流料亭・料理人も社主も部長もみんな噛ませ犬すぎてなんか悲しくなる。なんでもおいしいって言ってる副部長が一番幸せなのかも。つっこみどころは数えきれないけど、結構面白かった。

Posted byブクログ

2018/11/11

雁屋哲という名前は「男大空」(おとこおおぞら)で知っていた。 少年サンデーの、なぜか巻末によく載ってたけど、いつの間にか真っ先に読む作品になってた。破天荒なストーリーなんだけど、それをある程度飲み込めば、脇キャラの個性豊かさや、独特の理論で畳みかけるストーリー構成は癖になる。 ...

雁屋哲という名前は「男大空」(おとこおおぞら)で知っていた。 少年サンデーの、なぜか巻末によく載ってたけど、いつの間にか真っ先に読む作品になってた。破天荒なストーリーなんだけど、それをある程度飲み込めば、脇キャラの個性豊かさや、独特の理論で畳みかけるストーリー構成は癖になる。 私が大学生当時、スピリッツではじめは月イチくらいでの美味しんぼが掲載されているのを見て、最初は雁屋さんと食とが結び付かなかった。雁屋さんといえば正義と悪とのバトルじゃなかったの?でもよく読むと、その片鱗は美味しんぼでも見つけられるものだというのがわかってきた。 例えば第1話の「ワインと豆腐に旅させちゃいけない、そこに書いたとおりですよ」。例えば第3話の「ネタは最高、シャリも最高、だがオヤジ、肝心のおまえの腕が最低だ」etc.誰がなんと言おうと、私はこの初期の山岡のギラついた正義感にはまってしまった。 また、はじめは主人公に敵対するキャラが事件をきっかけに主人公の魅力に気付き、主人公と行動をともにするようになるというのも同じ。(京極さんなんか、いきなり「ケツの穴の小さいじいさんだ」とまで言われたのに。) 普通という視点から見れば大きくはみ出しているように見える主人公が、ある一線は決して譲らず、それに気付いた周りの人間が仲間となって集まって大きな力になるというのは、まさに男大空の祭俵太の場合と同じだ。 だから雁屋作品を読んだことがない人は“食コミック”などと捉えるんだろうけど、私はやっぱり男大空と同系統の括りに入れたい(笑) それと、雁屋さん自身が美味しんぼをはじめた時にすでにベテランの域にいて、物語の起承転結の付け方とか、登場人物の性格付けとかがやっぱり抜きん出てる。 いわば正統派作品と言ってもいいと思うけど、男大空で「本物の学校」を求め主人公が仲間といっしょに大型船を購入して世界へ向かって航海をはじめる(笑)という展開を見てるから、美味しんぼを読んでも額面どおり「本当の食とはこれか!」とか解釈してしまうつもりはない。 あくまでエンターテインメント。だから細かい描写をあげつらって「ここはオカシイ」とか「こっちが本当」とかはツマラン読み方であって、そんな野暮はしたくない。 作品自体が細かい講釈だらけなので突っ込みを入れたくなる気持ちは判らなくもないが、軽く受け流してとにかく雁屋節にどっぷりつかるというのが正しい読み方だと思うんだけど。 でも初期と比べて作品の内容が次第に理屈が勝ってきて、一定の理屈の受容に落ち着かせるような“窮屈な”読ませ方に変化してしまったと感じる。 そうでなくて、男大空のように風呂敷をババーンと広げるような展開が占める初期の方が私は好きだ。

Posted byブクログ

2017/11/11

現在も連載が続く美味しんぼの第一巻。連載初期の美味しんぼの方向性が明確になっていると思う。本作を見てわかるように、美味しんぼの初期のテーマは大きく3点ある。  まず、一つ目のテーマは「反権威主義」。世間の評価に囚われる著名なグルメ評論家や人気に胡坐をかく銀座の寿司屋の大将、大々的...

現在も連載が続く美味しんぼの第一巻。連載初期の美味しんぼの方向性が明確になっていると思う。本作を見てわかるように、美味しんぼの初期のテーマは大きく3点ある。  まず、一つ目のテーマは「反権威主義」。世間の評価に囚われる著名なグルメ評論家や人気に胡坐をかく銀座の寿司屋の大将、大々的に商売を展開する大手スーパーチェーンの社長などが登場し、派手に権威をひけらかしたり、自身の思い上がりを暴露する。そこをボソッと批判して喧嘩を売る山岡という構図。結末は権威によらないところに本当の価値があることがわかって権威が挫かれる。けして「権威」そのものが悪いわけではないので、明確な勧善懲悪として描かれる。そして、当初この権威の象徴が海原雄山だった。  2つ目のテーマは「昔はよかった(のに現在は合理化に走り過ぎてダメになった)」。昔の鶏肉は美味しかったのに、今は工場の中でブロイラーが徹底的に合理化されて育てられているから不味いとか、スーパーにちょうどよく並べられるように青いうちから収穫されるトマトなど。「昔のトマトはこういう味がした」「昔の鶏肉はこんな変な味がしなかった」といったセリフで表されるように、詳細な説明はなく、昔の食材はよかったという価値観が示される。  上記二つのテーマは主に山岡がメインになるのに対して3つ目のテーマは栗田が登場する。それは「女性の解放」。大学で社会学を専攻し、報道を志してくる栗田は新聞社の男社会の中でコピーやお茶くみなどをさせれられる。第一話からそういった場面が出てきて、今後大きなテーマになることがわかる。  この3テーマが主題となり初期の美味しんぼは展開していく。そしてこの漫画を読んで感じるモヤモヤの原因もこの3テーマに関わってくる。今後も読み進めるごとにここを語っていきたい。

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2015/12/25

この1巻を読めば、美味しんぼの魅力がわかると思う。 栗田さんと山岡さんが出会うところから始まる。 グータラな山岡さんと新人の栗田さんのペアで仕事をするようになる。 ・豆腐と水はごまかしのきかない素材ため、舌が試される。 ・食通の方は、中身じゃなくて名前をありがたがっているだけとい...

この1巻を読めば、美味しんぼの魅力がわかると思う。 栗田さんと山岡さんが出会うところから始まる。 グータラな山岡さんと新人の栗田さんのペアで仕事をするようになる。 ・豆腐と水はごまかしのきかない素材ため、舌が試される。 ・食通の方は、中身じゃなくて名前をありがたがっているだけという指摘は的をついている。そのブランド(キ ャビア、フォアグラ等)が大好きなだけ。 名前で無くて、舌で勝負しないと駄目。評価の高い見せ、有名な店も危ない。 ・本物の素材を使わないと駄目。本物の野菜はその場で食べても美味しい。 ・ダシは用途によってとり方を変えること。 ・栗田さんが少女みたい。

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2014/01/25

『美味しんぼ』は,たまーに読み返したくなる。 30巻くらいまではほぼ全てのエピソードが高クオリティ。 後半はどんどん失速するが, ネタ切れ…なのかな。

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2013/03/14

毎日何かしらの状況で読んでます。メシトモ。自分料理しませんが、ドヤサ顔で料理トリビアを言う時はほぼ美味しんぼの知識です。チャックマサラ!漫画としてオススメ出来るのは山岡栗田の結婚前後までだと思う。岡星さんの鬱病設定無かったことにならないかしらって今でもしつこく思ってる。数少ない良...

毎日何かしらの状況で読んでます。メシトモ。自分料理しませんが、ドヤサ顔で料理トリビアを言う時はほぼ美味しんぼの知識です。チャックマサラ!漫画としてオススメ出来るのは山岡栗田の結婚前後までだと思う。岡星さんの鬱病設定無かったことにならないかしらって今でもしつこく思ってる。数少ない良識キャラだったのに…!

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2013/12/07

子供の頃、TVで放送されていた時にチラッと観たことがありました。海原雄山と山岡士郎が何故対決しているのかは、全く分からず(^_^;) なるほど、原因が分かりました。ここから始まっていったんですね。

Posted byブクログ

2012/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

料理漫画の傑作。 実際に,現地で同じ物を食べたことはそれほど多くないため, どの内容が妥当で,どの内容が怪しげかは分からない。 それでも,各地を訪問し,その土地の食材を生かした創作料理を作ったりするのは楽しそう。 伝統の味や芸術についての含蓄もある。 我が儘な主人公を取り巻く人間関係もほんわか。

Posted byブクログ