ボーイズ・オン・ザ・ラン(1) の商品レビュー
駄目男の奮闘。ともかく暑苦しいほどに駄目男の奮闘。 作者が心酔している新井英樹『宮本より君へ』を思わせる。 主人公に感情移入できるか否かで楽しめるかどうかが決まる作品。自分は感情移入・・・できちゃうね。うん。非常に恥ずかしながらできてしまうね。痛々しいくらいに「あわわわわ」って...
駄目男の奮闘。ともかく暑苦しいほどに駄目男の奮闘。 作者が心酔している新井英樹『宮本より君へ』を思わせる。 主人公に感情移入できるか否かで楽しめるかどうかが決まる作品。自分は感情移入・・・できちゃうね。うん。非常に恥ずかしながらできてしまうね。痛々しいくらいに「あわわわわ」ってなってしまうね。 あと、このマンガでよく話題になる「ちはる」について。彼女は悪女やらビッチやらと言われるけれど、正直リアルな、ちょっと自我の弱い女性だと思う。いるよ、実際にこういう子。内木に抱かれちゃう子。表面的には誰に対しても人当たりが良いから、駄目男もこういうのに惚れやすいし困ったもんだよ。ほんと、生きるってのはなかなか困ったもんだよ。
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経験の無い男から見ればビッチはどれほどに魅力的か…。生々しく描かれている。 ちはるちゃんはビッチなんかじゃない!信じたい!でもやっぱりビッチなんだ!純愛を装いつつ、やっぱり俺は寄ってくる男の一人に過ぎなかったんだ。 主人公を応援しちゃうけど、やっぱビッチは死ねばいい。 叶ったと...
経験の無い男から見ればビッチはどれほどに魅力的か…。生々しく描かれている。 ちはるちゃんはビッチなんかじゃない!信じたい!でもやっぱりビッチなんだ!純愛を装いつつ、やっぱり俺は寄ってくる男の一人に過ぎなかったんだ。 主人公を応援しちゃうけど、やっぱビッチは死ねばいい。 叶ったところで、もっと深い泥沼にはまるだけだ。切ない…。
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自分にカッコつけて生きてるほうがよっぽどかっこ悪いって教わった気がしました。 ・・・そしてちはるちゃんみたいな女の子にはなりたくないです。
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ごく普通のダメ男による、遅れてやってきた青春絵巻。20代〜30代のサラリーマンはあまりにもリアルな心理描写に鬱注意。
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なにこれとっても面白い! スカッとする! 主人公はダメなヤツって設定だけど、 私含め共感する人は多いだろうな。 好きな子のために一生懸命だし、 きれいごとだけじゃない力があるし!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遅咲き青春応援マンガ。 とか思って読んでたら鼻っ柱叩き折られた。 意地を貫こうとあがくほどに社会的地位を失っていく男・田西の物語。 「都合がいい女性をやっつけたい」という作者の暗い情念をひしひしと感じる。 あと、単行本の宣伝コピーがどれも秀逸なので、ひとつ紹介。 メス豚、あばずれ、淫乱。 どんな言葉を重ねても、まだまだ足りない女がいる。 植村ちはる。その女、ビッチの鑑。
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まあ、面白いんだけども、 どうしても、背景にサンボマスターとか、銀杏ボーイズが流れてしまう。 最終巻とか峯田が推薦文を書いているとこが、どうしても受け付けない。 商戦なんだろうけど、マイナス要素になる。 作品の所為ではなく、時代の所為か。 どこか安っぽくなってしまう。 絵も丁寧...
まあ、面白いんだけども、 どうしても、背景にサンボマスターとか、銀杏ボーイズが流れてしまう。 最終巻とか峯田が推薦文を書いているとこが、どうしても受け付けない。 商戦なんだろうけど、マイナス要素になる。 作品の所為ではなく、時代の所為か。 どこか安っぽくなってしまう。 絵も丁寧に緻密にかきこまれているし、 作家さんのまじめさも、ものすごく伝わる真摯な作品ではある。
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久しぶりにはまりました。 こんな28歳は嫌だけど こういう28歳もうらやましいと思う。 9巻まで一気読みしました。 6月末に10巻でるんで楽しみです。
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【1〜7巻】痛みを知る、すべての男たちへ。あるいは、すべての痛い男たちへ。三十路目前、そろそろ選択しようじゃないか、我が人生! 超等身大ダメ男・田西敏行の遅咲き青春ブルース!!
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この主人公には絶対なりたくない。 そんなどこまでも悲惨すぎるシチュエーションの乱れ撃ち! 震えます。
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