鉄コン筋クリート(1) の商品レビュー
高校の時、青春と共にあった本たち 「オッス!メッス!」「アツがナツいぜっ!」が私と周りの人の流行語だった。
Posted by
唯一私の本棚にある漫画。 3巻完結で、ストーリーとしては短いのに、 一コマ一コマに込められているメッセージが深く複雑。 かれこれ5回程読み返しているが、 未だに新しい発見が出来て面白い。 アンダーグラウンドな雰囲気。
Posted by
写真をめくってアテレコをするように、一コマ一コマが一枚絵になっているなと思う。 宝町のデザインやネズミ達の美学がとても好きで、学生時代本当に何度も読んだ。 歳を重ねるにつれてわたしはクロとシロから離れていくが、それと同時にネズミ達へと近づいていく。 子供だった頃に読んだ自分と、歳...
写真をめくってアテレコをするように、一コマ一コマが一枚絵になっているなと思う。 宝町のデザインやネズミ達の美学がとても好きで、学生時代本当に何度も読んだ。 歳を重ねるにつれてわたしはクロとシロから離れていくが、それと同時にネズミ達へと近づいていく。 子供だった頃に読んだ自分と、歳を重ねてから読んだ自分を2人並べた時どういう話をするのだろうと思う。 子供の頃大切にしていたものを忘れないために開く漫画。
Posted by
心のネジ、足りない人はいっぱいいるんじゃないかなあ。 シロとクロ、無垢 不純 善と悪 片方だけでは生きていけなくて 二人はいつも一緒。 まるで人間みたい 全部が全部 説明されるわけじゃない 新しいものが生まれる中で どんなに愛されていても古いものは死んでいく やりきれない社会...
心のネジ、足りない人はいっぱいいるんじゃないかなあ。 シロとクロ、無垢 不純 善と悪 片方だけでは生きていけなくて 二人はいつも一緒。 まるで人間みたい 全部が全部 説明されるわけじゃない 新しいものが生まれる中で どんなに愛されていても古いものは死んでいく やりきれない社会の現実 映画もとても好きでした
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なんでもアーバン・ファンタジーというジャンルらしい。初耳。 なるほどなとうなずかされる言葉だ。 というのも、この作品で描かれる都市は無際限に拡大する都市という不合理で不可逆なシステムではない。 むしろ個人の内面だとか家庭だとか極小の場所を、都市に拡大して考える類の都市だからだ。 半透明で透過性のあるコクーンが、クロとシロのふたりの周りに敷き詰められている。 半透明だから互いに自由のように見える。 そして実際、透過性があるから他者からの侵入を許すこともあり、結果的にふたりが反目することもある。 が、変わってしまったも変わっていない繭が、依然としてうすーく残っているのだ。 だからふたりが再開すれば、ふたたび繭は閉じることができる、そういうふうにできている。 彼らを包む都市も、そういう具合でできている。 あるいは繭のような都市の核が彼らといえるのかもしれないし、都市の繭性を彼らが象徴しているといえるのかもしれない。 くだくだしく書いてしまったが、ふたりのキャラクターも好きだし、ふたりと取り巻く大人たちの群像も好きだ。 『AKIRA』のまだ幸せだったころの金田と鉄男を連想したりもした。 健康優良不良少年なところや、幻想への没入の仕方とか。
Posted by
二〇年前のマンガ!?緊張が体から抜けない。痛みや死を恐れない自分が、暴力は恐れているんだ。ああなんという発見。
Posted by
あの頃、本当にはまってた。今でももちろんカッコイイ漫画だなあ、と思う。 初めの頃はクロ派。バイカー用のゴーグル、原チャリすら持っていないのに、買ってた。
Posted by
松本大洋、好きなんです。"鉄コン"は泣けます。"青い空"は外に出て空を指差し「ウンコ!」と言いたくなります。
Posted by
映画でどハマリして原作にも手を出した。 まだ一巻しか読んでないので詳しくは書かないがシロの電波度は映画の方が強い感じがした。映画の二人は子供らしいというか。
Posted by
凡人には理解しがたいお漫画。 ファンタジーの要素が強いためかすんなり入り込むことができない。 ピンポンのストーリー、台詞、世界観すべてが好きなんだけど、これは私にはフィットしませんでした。
Posted by
