BANANA FISH ANOTHERSTORY(文庫版) の商品レビュー
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高校生の頃に初読。 辛すぎて読み返すことなく、そのまま10年以上経ったのだが、このたび本の整理のために(取っておくかどうか判断したくて)また読んだ。 助けて。 辛くて立ち直れない。 でも、高校生の頃に抱いた理不尽さに対する怒りとか、アッシュの死に対する悲しみだけじゃなくてもう少しいろんな解釈ができるようになったかな。 この世は理不尽だ。 いいやつも悪いやつも関係なく死ぬときは死ぬ。でも大体いい奴から死んでしまう。 多分アッシュは幸せな気持ちで死んだんだ。あの怪我の痛みより幸福な気持ちが勝って穏やかな顔だったんだもん。だからこの悲しみは残された者の気持ち。もっと笑顔を見たかった、安全で安心な世界を生きてほしいという残された者の苦しさ。エイジに幸せになってほしい。 フィクションのはずだけど、作者のキャラクターに対するディテールの細かさゆえに、私にとってアッシュはもはや実在の人物なんだよな…死んでしまって悲しいよう。泣いちゃう。 ショーターとアッシュの出会いのお話、良かった!やっぱりほら、いい奴ほどどんどん死んじゃう。 シンはまた違う作品にも出てくるようだから、読んでみよかな。
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ブランカがアッシュの指導役になっていなかったら、アッシュの心は壊れていたかもしれない。ブランカが心ある人でよかった。7年後、英二が見た当時のアッシュの写真。とても無邪気な表情。一瞬で気持ちが過去に引き戻されただろう。もう一度会いたいだろうと思うと苦しかった。
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BANANA FISHを語るには涙なしでは語れない。ストーリーももちろんだけれど、思い入れや思い出がつまりすぎている。アッシュに憧れたし、英二になりたかった。大人になることへの憧れと同時に、子どもでいたい身勝手さを抱いていた自分には彼らが生きることに必死でいることがまぶしかった。...
BANANA FISHを語るには涙なしでは語れない。ストーリーももちろんだけれど、思い入れや思い出がつまりすぎている。アッシュに憧れたし、英二になりたかった。大人になることへの憧れと同時に、子どもでいたい身勝手さを抱いていた自分には彼らが生きることに必死でいることがまぶしかった。英二に出会う前のエピが二つ。光の庭は夜叉にもつながっていくのはまた別のお話。
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何十年ぶりに読んだ やっぱりいい。すき。 あの最後って読者に委ねられた感じがあるけど、ここではアッシュは図書館で死んだことを突きつけられる えいじが悩んで写真を見れなくなったがあの暁の写真で泣く
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「BANANA FISH」は別コミ(別冊少女コミック)に連載当時に連載と並行してコミックも集めていたので、コミック最終巻の19巻に「ANGEL EYES」「光の庭」はすでに収録済み。ブランカのお話は、記憶に残っていたから別コミで読んだんだろうと思う。もう一度読めて良かった。 イベ...
「BANANA FISH」は別コミ(別冊少女コミック)に連載当時に連載と並行してコミックも集めていたので、コミック最終巻の19巻に「ANGEL EYES」「光の庭」はすでに収録済み。ブランカのお話は、記憶に残っていたから別コミで読んだんだろうと思う。もう一度読めて良かった。 イベさんと英ちゃんの出会いのお話も読めてとてもよかったです。こんな昔に二人の出会いの物語があったなんて、嬉しかったです。 「BANANA FISH」は私にとって宝物。 子ども時代に感動した物語を、大人になる過程でも読み返し、自分が親になってからも何度も読んでしまう。 これ以上に心を揺さぶる物語に、私は出会ったことがないです。
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【光の庭】 アッシュのあの穏やかな横顔を最後に、その後の英二の気持ちと人生は読者に委ねられていた。アッシュの死を知った英二は、きっと崩れ落ちて悲しむんじゃないか、、、最愛の人を失った彼はどういう人生を送っていくんだろう、、、そんなことを考えていました。 なんと7年経っても彼の傷は癒えておらず。人の死は癒えるような傷ではないかもしれないけど、彼がアッシュの写真を見ないようにしていたり、図書館に近寄らないようにしていたり。愛が強いからこそだと思いますが、アッシュという存在を感じないように避けていたということは予想していませんでした。それほどに辛さを抱えながら生きていたんですね、、、 でも暁の渡米によって少しずつ止まった時が動きだして、「アッシュやシンと向き合う」という一歩を踏み出すことができて本当によかった。きっとアッシュも喜んでると思います。
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一番好きなアニメのバナナフィッシュ、のアナザーストーリー。光の庭がとくにいいと話には聞いていたけれど、なかなかアニメを見終えてから立ち直れず日が経ってからこちらを買いに行きました…。 ショーター、ブランカ、シン、エイジにアッシュと本編で主要な彼らがここにいる。かなしいけれどあったかい。 昔のクスッとなる出来事から、ある日をきっかけに止まってしまった時間からまた針が進むようになる話まで。アッシュのファーストネームである「アスラン」の意味を、英二がギャラリーに飾った一枚の彼の写真のタイトルにするなんて(号泣) 正直言ってこれを見て立ち直れるどころかまた沈みもしたけれど。。沼ですね。
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BANANA FISHは私が今までに出逢った作品の中で最も感銘を受けた作品だ。そしてANOTHER STORY、中でも『光の庭』は本作中で一番胸を打たれたエピソードだった。 アッシュを失って7年の月日が経ってもなお、彼の背中を追い続ける英二。罪悪感を抱えながら英二を見守り、自身はアッシュに敵わないと苦しみ続けるシン。二人はアッシュの影を追いつつも、同時にそれから逃れようとしていたのではないだろうか。 そんな中、日本から伊部の姪:暁がやって来る。そして、彼女をきっかけに英二とシンの時間は再び動き始める。 本編時代からシンを推している私にとって、光の庭はあまりに苦しい話であった。英二は苦しむのが許されているのに、シンには許されていないような、そんな感覚。自身の名前にすら『罪』の意識を感じてしまうほど彼は追い詰められていたのに、暁が来るまでの7年間、彼は一体誰に頼ることができたであろうか。 月龍がシンに忠告した、「思い出と戦っても勝ち目はないよ」というあの言葉も、きっとシンには的外れだったのだろうと思う。シンは知っているのだ。英二にとって、アッシュはまだ『思い出』にすらなれていなかったことを。写真を見返すことも、図書館を視界に入れることもできない。彼に似た背中を見つけては追ってしまう。そんな英二が、いまだにアッシュの死を受け入れられていないことを。 その姿を見かねたシンは英二に対し、アッシュのことはもう忘れろと口にする。それはシンが7年間の罪の重さに押しつぶされる前の、最後の叫びでもあったように見える。 だけどもう、二人ともアッシュのことを忘れることなんてできやしないのだ。それでもシンの苦しみは確実に英二の心に届いたはずである。英二がアッシュの人生を『奇跡のような生』と言ったその時から、二人の時間は再び動き出したのだと私は思う。 それぞれの生を受容することは、その死を受容することの裏返しだ。アッシュの死と、シンの生。アッシュの魂は英二に夜明けの光を与え、その光はシンの闇をも晴らしていく。各々が受容した生死とその魂を同時に抱えながら、彼らは『その時』を生きていくのだ。
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名作。本当の意味での完結作。 プラトニックで、どこまでも美しい作品だったなと感じます。救われないけれど、なんだか救われた気分にもしてくれる。 みんなの未来に幸あれ。
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原作アニメ、漫画観た人は是非見てほしい作品 最終話からのそこからが描かれている 光の庭が切なすぎて、でも美しくて 刹那的な光のような話ですごく感動した 英二の直接的な悲しみの描写はないのに 彼の心をしっかり描いてるのが本当に素晴らしいと思った シンが生きててくれて本当に良か...
原作アニメ、漫画観た人は是非見てほしい作品 最終話からのそこからが描かれている 光の庭が切なすぎて、でも美しくて 刹那的な光のような話ですごく感動した 英二の直接的な悲しみの描写はないのに 彼の心をしっかり描いてるのが本当に素晴らしいと思った シンが生きててくれて本当に良かったです。 賛否両論ある終わりかただと思いますが、 私はすごくこの作品らしく美しい終わり方だと思った。
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