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BANANA FISH ANOTHERSTORY(文庫版) の商品レビュー

4.7

55件のお客様レビュー

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2018/08/15

いろいろ詰まった外伝。 本編で端々に描かれたあれこれを、改めて独立したストーリーとして再構成されている。 15歳のアッシュ、おでこ広すぎて頭髪に一抹の不安を覚えたり、全然関係ないところで動揺してしまいました。 本編中でもっとも気に入っていたブランカさんのお話が長めに入ってて...

いろいろ詰まった外伝。 本編で端々に描かれたあれこれを、改めて独立したストーリーとして再構成されている。 15歳のアッシュ、おでこ広すぎて頭髪に一抹の不安を覚えたり、全然関係ないところで動揺してしまいました。 本編中でもっとも気に入っていたブランカさんのお話が長めに入ってて嬉しかったですね。彼が一時的とはいえ、絶対的庇護者として存在したことがほんの少年だったアッシュの救いとなっていたのが、読者側としてもつかの間の安心を得うる。それが嬉しい。後に絶対的であったがゆえに、強大な壁として立ちふさがることを知っていても。 ラストに収録されていたお話、これが前日譚だとすれば「そんな状態のお父さんや家族がいるのにさっさと日本に帰ってやれよ19才・20才のころの英二……」でございました。とはいえ別の世界線の彼でしょうけど! なんかね、そう思ったんですよね。「BANANA FISH」本編でもずっと日本でご家族心配してるだろうなぁと思いながら読み進めていたもので。

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2018/07/01

素晴らしい・・・ 素晴らしい結末に素晴らしい余韻・・・ 最終話では出なかった涙が光の庭で溢れてきます。 本当にもう言葉に出来ません・・・

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2018/02/11

アッシュとショウーターの出会い、ブランカとのなれ初め、そして英二やシンの7年後。良かった! 特に7年後を描いた「光の庭」…泣けました。

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2017/12/18

何につけても『光の庭』だ。言葉など必要ではない。失われるものは確かにあるけれど、その実、何も失われてはいないのだ。

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2018/07/16

短編集。 本編のラストには納得したつもりでいたのですが(美しかったし、これしかないという作者の強い意思を感じた)、第2話の『光の庭』を読んで、救われる思いがしました。 <引用> ――あの奇跡のような”生”と(中略)いっしょに過ごすことができたことを(中略)誇りに思う―― 誰か...

短編集。 本編のラストには納得したつもりでいたのですが(美しかったし、これしかないという作者の強い意思を感じた)、第2話の『光の庭』を読んで、救われる思いがしました。 <引用> ――あの奇跡のような”生”と(中略)いっしょに過ごすことができたことを(中略)誇りに思う―― 誰かを恨み、傷つけることで、自分の気持ちに折り合いをつける。 前にアッシュも、マックスに同じこと言ってたな。 第1話『ANGEL EYES』は、ショーターファン必見(絶対!)。 第3話『PRIVATE OPINION』は、ブランカファン必見。 といいたいところですが、14歳のアッシュの魅力が炸裂しちゃってます。 ここから『うら・BANANA』『Fly boy, in the sky』までの3作品は、本編未収録。

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2014/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] アッシュの死から7年。 NYで暮らす英二とシンはいまだアッシュの死の影から逃れられずにいた…。 『BANANA FISH』のラストを飾る名作『光の庭』、ショーターとアッシュの少年刑務所の日々『ANGEL EYES』、ブランカとアッシュが初めて出会う『PRIVATE OPINION』、棒高飛び選手・英二が空に舞う一瞬『Fly boyin the sky』など、奇跡のような生を駆け抜けたアッシュ・リンクスがよみがえる珠玉の5ストーリー。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2014/07/15

光の庭、思い出しただけでも涙が出る。 7年後の英二とシンのお話。 『ごめんよ、長いこととじこめてしまって』 大号泣。これからはきっと、向き合って生きていけるかな。

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2014/07/02

全1巻 外伝集 ずっと読みたいと思っていたのになかなか手に入らず、TSUTAYAで文庫版を見つけてすかさずレンタル! 本編を読んでからかなり時間が空いてしまったので、余韻に浸るというよりは、懐かしい思いで読んだ。うーん、また本編を読まなくちゃ。

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2014/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ショーターやブランカとの出会い、英二の過去などほっとするサイドストーリー。 でもアッシュがもういないということを逆に強く感じて切なかった。 7年後の英二とシンを描く光の庭は、読んですごく良かったような読みたくなかったような、複雑な気持ちです。

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2013/10/15

「光の庭」は“鎮魂と再生の物語”と作者本人が述べている通り、“救い”を見た気がした。“ケープ・コッドから帰ってすぐ 奥村さんは 1枚の写真をギャラリーの一番奥に飾った 「夜明け」というタイトルがついていた”。この物語で最も美しいと思う場面から。

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