うしおととら(ワイド版)(1) の商品レビュー
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初期コミックで読んだけど、それがないので、これで登録。 描き下ろし短編発売に触発されて再読しました。 もー…やっぱり良かった! ストーリーとしてもすごく好きなのですが、伏線(とはちっょと違うかもだが)の回収が見事、というか綺麗、というか、温かいというか。 人が妖が持てる力以上のものをもって、誰しもが自分の出来る精一杯で立ち向かう姿に、毎度のことながら涙。 それが出来るのは、それをしたいと思えるのは、うしおととらと出会い、彼らがしてくれたことが、通りすがりだった彼らにどれほどのものを残していったか、ということに尽きると思う。 それだけのことをしていたから、みんなうしおに力を貸してくれたし、自分たちの問題として、自己として立ち、立ち向かってくれたんだろうな。 ラストの戦いも勿論だけど、その途中途中のエピソードのそこかしこにそれを感じて、本当に泣きました。 ラストを省けば、一番好きなエピソードは獣になったうしおを、五人の娘たちが髪を梳り、人間に戻す話。 あれも泣きながら読みました。 うしおととら、大好きです。 これからも私の眩しい太陽でいてください。
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思い出の漫画シリーズ。書き始めたら楽しくて仕方が無いので、しばらく続けることに。 一番好きな少年漫画。 “妖怪”とかいうのを受け入れられて、“妖怪との戦い”という少年漫画的要素に拒否反応が無い人ならば、大人が読んでも十二分に楽しめること間違い無し。 何度読み返し、何度同じハナシで泣かされたことか(笑)。 (順不同) 「霧が来る」 「暁に雪消え果てず」 「ブランコをこいだ日」 「西の国、妖大戦」 「季節石化」 「とら」 最終章「うしおととら」 子どもが小学校高学年とか中学生とかになり漫画に興味を持ったなら、是非読ませてやりたい。 文句なし、★5つ、10ポイント。 2012.09.14.書。 「もう、喰ったさぁ」
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学生時代、友人から「絵は上手くないけど、おもしろいから読んでみて!」と薦められるがママに手にしましたが、本当に「絵は上手くないけど、おもしろい」です(笑) 流兄ちゃんの回が一番好きです!
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僕の中の少年漫画の金字塔。 途中中だるみするんやけど、最後がいいんです。うしおととらの関係性がどんどん変わっていくんです。 すべての勢力をかけて白面と戦う。敵のバックグランドもしっかり描き、戦い方も妖怪ならではのとらと、妖怪に少しずつ近づくうしお。 結局はタイマンになるのだが、...
僕の中の少年漫画の金字塔。 途中中だるみするんやけど、最後がいいんです。うしおととらの関係性がどんどん変わっていくんです。 すべての勢力をかけて白面と戦う。敵のバックグランドもしっかり描き、戦い方も妖怪ならではのとらと、妖怪に少しずつ近づくうしお。 結局はタイマンになるのだが、そっこらが熱い。 友情、恋、葛藤、仲間、憎悪、愛、実直、挫折、成長、正直でいる心。 色んな要素を与えてくれた。素直だった頃の10代に読み、感化されたことが良かった。 少年誌史上1番の眼力がある、うしおの眼に引込まれる。好きになる。勇気をもらう。忘れちゃいけない全てに真っ直ぐなあの精神。
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もともと妖怪系には興味があったんだが… この本で間違いなく開花やね! 夏休み、快晴の日に田舎の家で読むべし!! 最高の肝試し間違いなし!
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初めて漫画で泣いたマンガ。 置いてあった図書館の隅っこで声を殺して泣きました。 夢の大人買いをして一気読み、また涙。 自分の宝漫画です。
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伏線をきちんと回収し、膨大なキャラをきちんと使い切った希有な作品。「とら」の正体が、ラストに密接にからんでくるところが鳥肌もの。なにしろ長い……ので途中が多少たるむのが難。絵が苦手、という人も聞くが、もったいないなと思う。
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時々読み返しては、熱い気持ちになる。 今どきの子供たちにも読んでもらいたい。 夕方ぐらいでアニメ化しないかなあ…。
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個人的傑作少年漫画ベスト3の一作。 ひとつひとつのエピソードの面白さもさることながら、それらが繋がって結末に向かって収束していく様は圧巻の一言。 藤田先生ご自身が「自分の好きなもの全て詰め込んだ」と仰ったように、描くのが楽しくてたまらない!という気持ちがヒシヒシと伝わってきますね...
個人的傑作少年漫画ベスト3の一作。 ひとつひとつのエピソードの面白さもさることながら、それらが繋がって結末に向かって収束していく様は圧巻の一言。 藤田先生ご自身が「自分の好きなもの全て詰め込んだ」と仰ったように、描くのが楽しくてたまらない!という気持ちがヒシヒシと伝わってきますね。 熱くてまっすぐな王道主人公ってあんまり好きじゃないんですけど、うしおだけは別なのです。でもやっぱり一番は、とら!!
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導入のいきなりとらが出てくるシーンは面白い。筋はぬーべーっぽいというか、毎回妖怪を倒していく短編の連続感がいかにもサンデーっぽい。今のところ本筋?がないのであまり読み進める気が起きない。
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