スウェーデン式アイデア・ブック の商品レビュー

フレドリックヘレーン(著者),中妻美奈子(訳者),鍋野和美(訳者)

2010/11/14

アイデアが書いてるというよりは、アイデアを出すときの対象へのアプローチの種類が書かれている感じがしますな。

スウェーデン式って表題にあるけど、
これはただみんなが買いたくなる仕掛けでしかなさそうですな。

内容的には普通。
ブレストの方法と被る内容かもですな。

ただ、これを読んでもアイデアが出てくるとは思いませんな。
体に染み込ませておかないとダメ鴎。

2010/09/19

　感性の国スウェーデンのアイデアと創造性を生むコツ。
スウェーデンよりノルウェーが好き、バングアンドオルブセンにはまってしまったのでそんな気持ちもあるのだけど、北欧の音楽やポップカルチャーに影響を与える考え方の源泉が詰まっている。発想を変えることをどのように自然にやるのか、凝り固まった考え方をほぐして、ひらめきを。
　まずは身近な所から。音楽、映画、本などからインスピレーションされる何かをヒントにアイデア出しをしてみよう。

2010/09/18

【夢ゼミ2010年05月オススメ本】
良質の問いかけをしてやれば、脳は勝手に動き出し、質問の答えを探し出す、といいます。『できない』とか『無理』とかいう言葉を発すれば、自分のちからを封じ込めてしまいます。この本にはさまざまな発想法と質問が載っています。パラパラとめくって質問を頭に入れ、一日を過ごす。それだけで発想の仕方が変わるかもしれません。お子さまと一緒に考えてみるのもいいでしょう。

2010/09/14

良いアイディアを生みだすためのコツはシンプルだ。
それは「たくさんのアイディアを考えること」

アインシュタインは「皆さんは干し草の山の中にある針をさがせ、と言われたら、1本みつけて終わりだろう。私は全ての針を見つけるまで探す」

エジソンは自らに「10日に1つの発明品をつくる」という
アイデアノルマを課していた。我々は、ひとつの問題を解決するために最低3つの策を考えることをノルマにしよう。問題の解決には必ず複数の方法があることを忘れてはいけない。

失敗するほどいい。アインシュタインは「私は100回中99回は間違えるが、1回は正しい」と言った。エジソンは白熱球の研究を9000回行った。それは失敗でなく、「上手くいかない方法がわかった」と捉えていた。
本物のアイディアを得るためには悪いアイディアも必要なのだ。

「いいアイディアが浮かんだ！」と思っても、誰でもが思いつくようなものであれば、それは「アイデアメーション」に過ぎない。その先まで考えることによって、真に独創的なアイディアが生まれるのだ。
--
（感想）
たしかに「いいアイディアができた」と思うと、それに固執してしまいがちだ。しかしそれではいけないと、この本は繰り返し「多くのアイディアを考えること」を訴える。
「もー考えられない」と思ったところからさらに10個考えろ、という。
これは苦しい。しかしそこから先に真に優れたアイディアが生まれてくるのだという。

思想としてはよく分かったので、あとはマインドマップやマンダラートなどのツールであったり、オズボーンのチェックリストなどの発想法をしっかりと身につけることが必要であると思った。

2010/08/30

ほんとに何気ない文書で読みやすいですが、考えるコトのヒントやフックが詰まっている。行き詰まった時やマンネリになってる時にまた読み返したくなります。

2010/07/13

【対象】
ちょっと考えが行き詰ったなぁと思っている人にお勧め。
エッセンスが凝縮されているので、似たような本であれこれ悩むならこれ一冊でいいと思う。

【感想】
すごくシンプルな本で、アイデアを思いつくための方法が全部で３０こ記述されている。
驚いたことに、この内容がつい先日読んだ本の内容とほとんど同じ印象をうけた。
まずは、自分の中で習慣づけることが重要。そうすると、新たなひらめきが出てくるはず。

2010/07/05

アイディアのきっかけ作り。
簡単な事でも忘れがちないくつかの事。
何回も読んで思い出せればいいかも。
カバーデザインがかわいいから、リビングにおいておいて、目についたときに見るとか…。

2010/06/21

まるで絵本のような1冊。
巷に溢れている"アイディア本"とは一線を画している。
見開き1ページに1エピソードが素敵なイラストでまとめられている。

何かに行き詰まったときに全部を読むもよし、
ちょっとした息抜きに偶然開いた1ページを眺めるもよし。
作業スペースの片隅に1冊置いておくといいのではないでしょうか。

おそらく買って損はないでしょう。
30分ほどで全部読める、簡単な内容です。

2010/06/02

アイディアに煮詰まったときにつかえるテクニックが30個。
そんなたいした労力は必要としない。隠し味程度で脳みそが動き出す。

2019/07/05

　北欧というのはずるい。それだけで、ポップだけど落ち着いていて、実用的で、ちょっと偏屈で、センスにあふれていそうだから。
　このスウェーデンからやってきたアイデア発想書も、まるで絵本のような装丁。中も絵が豊富で30のヒントを2から4ページで説明してるので読みやすい。
　読むだけなら30分くらいで立ち読みでもいいけど、内容から得るものも、考えるものも多いので、まじめに読むと意外に時間がかかる。うれしい誤算。
　古くならない内容なので、たまに読み返したい一冊。