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覘き小平次 の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2009/10/09

●2008年5月18日読了 「ただそこに居るだけ」という恐怖―――。 相変わらず京極さんは、以前からあった作品を違った視点で見るのがうまいなと思います。 この話には巷説シリーズの又市さんと治平さんが出てきますw(又さんは話に上るだけ) それ目的で読み始めたんですが、このお話自体も...

●2008年5月18日読了 「ただそこに居るだけ」という恐怖―――。 相変わらず京極さんは、以前からあった作品を違った視点で見るのがうまいなと思います。 この話には巷説シリーズの又市さんと治平さんが出てきますw(又さんは話に上るだけ) それ目的で読み始めたんですが、このお話自体もとても好きです。 小平次がなんとも言えない

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2009/10/04

「嗤う伊右衛門」がすごくよかったので、楽しみに読んでみた。 けど、違うかったわ。とにかくすごく長かった・・・。 みんな何かを抱えて生きてるのよね?って話? あかん。ラストシーンさえもう忘れてる・・・(T_T) 時代がかったセリフに影響されて、メールの文面が「ござる」に...

「嗤う伊右衛門」がすごくよかったので、楽しみに読んでみた。 けど、違うかったわ。とにかくすごく長かった・・・。 みんな何かを抱えて生きてるのよね?って話? あかん。ラストシーンさえもう忘れてる・・・(T_T) 時代がかったセリフに影響されて、メールの文面が「ござる」になってたあたし。 それは覚えてる。

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2009/10/04

 京極本で読んでないものも、だいぶ減ってきた。本書は、小平次という今で言えば引きこもりの幽霊役者が、又市の仕掛け(又市は直接は出てこない)に関わるところから始まるんだけど、ま、登場人物の因果が最後にまとまるんだな。あ、小平次は関口くんを倍にしたぐらい気にくわないので、キャラで読む...

 京極本で読んでないものも、だいぶ減ってきた。本書は、小平次という今で言えば引きこもりの幽霊役者が、又市の仕掛け(又市は直接は出てこない)に関わるところから始まるんだけど、ま、登場人物の因果が最後にまとまるんだな。あ、小平次は関口くんを倍にしたぐらい気にくわないので、キャラで読む人は無理…。話は「巷説百物語」のサイドストーリーだね。小平次の嫁がツンデレ風で、好きな人にはたまらんかも。

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2009/10/07

2007.4.20 ある種の恋愛小説。 又市と治平と徳次郎もちら出。 又市がコテンパンにされた事件が 前巷説百物語になるのか

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2009/10/04

いつものことだが京極氏の本は気がついたらのめりこんでいる。 笑い、妖しさ、恐怖と作品ごとに惹き込まれる要素は違うのが凄いね。 過去の怪談作品という素材を見事に料理し完全に自分のもにしてますね。 正直に怖いと感じました。 ただある意味これが究極の愛なのかもね。 これもいつものことだ...

いつものことだが京極氏の本は気がついたらのめりこんでいる。 笑い、妖しさ、恐怖と作品ごとに惹き込まれる要素は違うのが凄いね。 過去の怪談作品という素材を見事に料理し完全に自分のもにしてますね。 正直に怖いと感じました。 ただある意味これが究極の愛なのかもね。 これもいつものことだが漢字の使い方が面白い。 宮城谷昌光、京極夏彦、この二人ほど面白い漢字の使い方をする作家はいないね。

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2009/10/04

全てにおいて固執体質の彼は、人間的なモノへの憧れと現実・芝居という非現実の狭間で、ひたすらに生死を彷徨っています。何故に彼は覗くのか、それが彼の存在理由なのです。 ・・・・って感じで高校時代に読書感想文を書いたよ・・・・笑

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2009/10/04

私の「京極ワールド」デビュー作品。 ご存知の方も多いと思うが、京極作品はなんせ分厚い。 そして高い。 こんな高いお金出して失敗したくないよな・・・という気持ちが働いて、踏み出せないでいた。 そんなことを考えていた数年前、友人が貸してくれたのがこれ。 多分彼女から借りなければ、一生...

私の「京極ワールド」デビュー作品。 ご存知の方も多いと思うが、京極作品はなんせ分厚い。 そして高い。 こんな高いお金出して失敗したくないよな・・・という気持ちが働いて、踏み出せないでいた。 そんなことを考えていた数年前、友人が貸してくれたのがこれ。 多分彼女から借りなければ、一生「京極ワールド」にハマることは無かったんだろうなぁ。 あなたもぜひハマってみてください。

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2009/10/04

嗤う伊右衛門もそうですけど、章ごとに登場人物の名前が付いているのっていいですよね。一人の人に色んな呼び方があって、その変化が章の内容を更に豊かにしていると思います。又市さんより治平さんの方がでてましたね(笑)

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2009/10/04

襖の向こう側の世界。闇と自分。 小平次を取り巻く人々の様々な関係と思惑が飛び交う世界。 ・・・・・・ 妻にも息子にも先立たれる小平次。 自分、果たしてあの者たちを愛していたのだろうか? 果たしてあの者たちは生きていたのだろうか? そして「現在」の妻、お塚。 ただ唯一生きていると思...

襖の向こう側の世界。闇と自分。 小平次を取り巻く人々の様々な関係と思惑が飛び交う世界。 ・・・・・・ 妻にも息子にも先立たれる小平次。 自分、果たしてあの者たちを愛していたのだろうか? 果たしてあの者たちは生きていたのだろうか? そして「現在」の妻、お塚。 ただ唯一生きていると思える、血を流す人。しかし、そんな彼女は死を望んでいて・・・ とにかく登場人物一人ひとりのが過去を持ち、様々の思惑、想いを胸に潜め・・・物語が一つの終末へと向かうのが見所\(゜ロ\)

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2009/10/04

現在読んでいる本。 章ごとに別の登場人物の主観から見た形で進んでいく。 今のところ面白い。はてさてどうなることやら。

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