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象の消滅 の商品レビュー

4

141件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

村上春樹作品でアメリカ雑誌に掲載されたものの逆輸入 全ての作品がメタファーで、社会風刺の意味が込められている 学生運動や強姦など、研究するには面白い が、ただ本を読みたいだけならおススメしない

Posted byブクログ

2009/10/04

芸術家あやの氏から借りました。 今ちょうど読んでるレイモンドにも似た印象を受けたけど、それよりもずっと好きだった。 最後がすっきりしない作品が多くてしっくりしません。 それでも村上春樹のユーモアセンスは違う。やっぱり日本人だ。 (でもニューヨークが選んでるっていう) まず一番のお...

芸術家あやの氏から借りました。 今ちょうど読んでるレイモンドにも似た印象を受けたけど、それよりもずっと好きだった。 最後がすっきりしない作品が多くてしっくりしません。 それでも村上春樹のユーモアセンスは違う。やっぱり日本人だ。 (でもニューヨークが選んでるっていう) まず一番のお気に入りが [四月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて] これは何回も読み返して、英訳も見て、今仏訳をしてます。 さて、次は「沈黙」人間の深みというものについて考えさせられます。 「カンガルー通信」もあっこうくるか!という発想がすごく好きなストーリー。 そう言われてみると「緑色の獣」も「TVピープル」も「踊る小人」も出てくるキャラクターが想像できて読んでて楽しかった。 他の作品もすっきりしないわりに愛着を持てる。 全部名前をあげて紹介したいくらいだ。 そう、わたしはまたこの本を恋しくなって読み返すと思う。 なんだかんだで、村上春樹なんだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

昔のハヤカワ文庫みたいな黄色い装丁+透明なカバーが素敵な短編集。気が向いたときにぱらぱらめくって好きなのだけ読む。今は「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」と「踊る小人」がお気に入り。

Posted byブクログ

2009/10/04

ねじまき鳥と火曜日の女たち、 パン屋再襲撃、 カンガルー通信、 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて、 眠り、 ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界、 レーダーホーゼン、 納屋を焼く、 緑色の獣、 ...

ねじまき鳥と火曜日の女たち、 パン屋再襲撃、 カンガルー通信、 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて、 眠り、 ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界、 レーダーホーゼン、 納屋を焼く、 緑色の獣、 ファミリー・アフェア、 窓、 TVピープル、 中国行きのスロウ・ボート、 踊る小人、 午後の最後の芝生、 沈黙、 象の消滅

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2009/10/04

懐かしいのもあり、初めて読むのもあり。 タルップ・ク・シャウス、なんていう響き、英語ではどうなってんだろう。

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2009/10/04

村上春樹の作品ってあんまりしっくりこない点が多いように感じるけど…この作品も結局象と飼育員がどうなったのかがあいまいに終っていた…。この人の作品はそういう点は気にしてはいけないんだろうけどw

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2009/10/04

村上春樹の作品ってあんまりしっくりこない点が多いように感じるけど…この作品も結局象と飼育員がどうなったのかがあいまいに終っていた…。 この人の作品はそういう点は気にしてはいけないんだろうけどw

Posted byブクログ

2009/10/04

装丁のセンスに脱帽/100%の女の子の感覚がすごい/ファミリーアフェアの主人公が好き 11.21

Posted byブクログ

2009/10/04

村上春樹の初期の短編のベスト版。ねじまき鳥クロニクルが短編から始まっていたことを知る。 岩永さんの本に書いてあったが村上春樹の基本方針は ?あまりむずかしくは考えない ?主人公は「僕」とする。 ?なるべく嘘を書く だから主人公はいつも僕(アフタ...

村上春樹の初期の短編のベスト版。ねじまき鳥クロニクルが短編から始まっていたことを知る。 岩永さんの本に書いてあったが村上春樹の基本方針は ?あまりむずかしくは考えない ?主人公は「僕」とする。 ?なるべく嘘を書く だから主人公はいつも僕(アフターダークで変わってきたけど)。 それにしても村上春樹が脇役でよく使う名前は渡辺昇。 ねじまき鳥では猫の名前が渡辺昇、象の消滅では飼育員が渡辺昇、ファミリーアフェアでも渡辺昇。 これと似たような疑問を小学校のころに「ズッコケ三人組」の作者那須 正幹さんに手紙で送ったことがある。 那須さんの作品にいつもおなじ人の名前がでてくるのでこれは誰なのですかとたずねたら、丁寧にも那須さんから手紙で返事が送られてきた。 その名前は僕が子供のころのいじめっこの名前なんです、と。 いまでもその手紙は大切にしまっているのだ。(たぶん、実家にあるはず)

Posted byブクログ

2010/03/31

読む Reading 英語訳の村上春樹短編集 “The Elephant Vanishes:Stories"に合わせて編集された日本語原作ヴァージョン。どの短編もおもしろく、英語の翻訳と比べながら読むことができます。

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