1,800円以上の注文で送料無料

いじめの時間 の商品レビュー

3.1

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

今問題になっている「…

今問題になっている「いじめ」をテーマに描かれてますが、どの話もとても生々しくて、一種のグロテクスさも兼ね備えています。私はこれを読んでいて、自分も「加害者」になっているようなそんな錯覚に陥りました。

文庫OFF

野中柊さん目当てで読…

野中柊さん目当てで読んだもの。短編集で、読み終わった後に心に何かしら残る感じがします。

文庫OFF

イジメをテーマに7人…

イジメをテーマに7人の作家が書いた、短編集です。

文庫OFF

豪華な作家が勢ぞろい…

豪華な作家が勢ぞろいしたアンソロジー。江国サンの話がおすすめ。

文庫OFF

色々な女性作家の作品…

色々な女性作家の作品がつまった短編集。私は女同士の友情をテーマにしたような江国さんの話がお勧めです。中には、ぞっとしたりグロい話も含まれているので、そういうのが苦手な方にはお勧めできません。

文庫OFF

重いテーマですが

女流作家7人が紡ぐ、「いじめ」をテーマにした物語。追い詰められ、少しずつ壊れていく心の闇は深く重く、気軽には読めません。恐らくどの時代にもなくならないであろう「いじめ」の本質を鋭くえぐった一冊です。

yama

2024/01/13

7人の作家による短編集です。 なんて嫌な題名なんだろうと思いましたが、好きな作者さんである角田光代さんの名前を見つけ読んでみることに。 他の方が感想に、気持ち悪かったと書かれていた作品だけは読みませんでした。 いじめられる子、いじめる子の両方の思いが書かれています。 救いがあった...

7人の作家による短編集です。 なんて嫌な題名なんだろうと思いましたが、好きな作者さんである角田光代さんの名前を見つけ読んでみることに。 他の方が感想に、気持ち悪かったと書かれていた作品だけは読みませんでした。 いじめられる子、いじめる子の両方の思いが書かれています。 救いがあったり、無かったり。 何を考えているのか分からないから、見た目が、何となく、ムカついたからで始まるいじめ。 それぞれの登場人物の気持ちが丁寧に描かれています。 読み終えてなんだか泣きたい気持になるのと同時に清々しい気持にもなれるのは皆が自分に起きている事へ向き合っているからだと思います。 いじめられる側もいじめる側も正直に助けてと言える場所があれば、そんな時間は無くなるのかな、

Posted byブクログ

2023/10/03

全部読んでてきつかった いじめにまつわる7人の作家の短編集 角田光代の名前があったから読んでみたけど、空のクロールは別の短編集にも載ってて読んだことあった 全部苦手だったけど特に大岡玲の"亀をいじめる"が特に読んでてしんどかった 動物を虐待する描写で吐き気...

全部読んでてきつかった いじめにまつわる7人の作家の短編集 角田光代の名前があったから読んでみたけど、空のクロールは別の短編集にも載ってて読んだことあった 全部苦手だったけど特に大岡玲の"亀をいじめる"が特に読んでてしんどかった 動物を虐待する描写で吐き気がした

Posted byブクログ

2022/12/25

江國香織、角田光代の名前に惹かれ手に取ったけど、やっぱりきつかった…。 "いじめ"がテーマですもの、そりゃ、ね。 中学時代、目についたものすべてに触れないと気が済まなかった。 いつもと違う順番で歯を磨いたらその日一日もうダメな気がした。 強迫観念のようにそれ...

江國香織、角田光代の名前に惹かれ手に取ったけど、やっぱりきつかった…。 "いじめ"がテーマですもの、そりゃ、ね。 中学時代、目についたものすべてに触れないと気が済まなかった。 いつもと違う順番で歯を磨いたらその日一日もうダメな気がした。 強迫観念のようにそれはつきまとい、二階の自室に入りベッドに入ってからまた一階に降り、触り切れなかったところを触ってから寝る、というようなことをしたこともあった。 当時は自分のお守りのような儀式だと思っていたけど、今ならわかる、相当心の病に侵されていたんだと。 本作の最初に収録されている江國さんの「緑の猫」に登場するエミもまさにそうだ。「制服が汚れていないか」日に何度も確かめたり、「蟻を踏んでしまわないように」下ばかり見て歩いたり、「どのくらいの頻度で瞬きをすればいいのかわからない」といって長いこと目を開けていたりする。 どれだけ長く吸って吐けばよいのか、呼吸の仕方すら分からなくなってしまっていた中学生の私を見ているようで、いたたまれない気持ちになった。 他の作家さんは、エンタメとしていじめを捉えているような節があり、なんだか遠い存在に思えてしまったが、江國さんの作品だけは、すぐそばに感じられた。 激しく見えるいじめも、その実、すごく静かだと私は思う。 いじめを受けたことのある人にしか、いじめをテーマにした作品を書かないでほしいと思ってしまう。あまりにも現実とかけ離れていたから。

Posted byブクログ

2021/12/27

いじめ、あったかな?ないわけないか。でも無視や仲間外れはいじめなのか?誰と話すか誰と遊ぶかなんて個人の自由じゃない?仲良くするのは義務じゃない。いじめって何?暴力と窃盗と器物損壊と名誉毀損は犯罪。

Posted byブクログ