秘密。 の商品レビュー
登場人物の様々な角度からみた状況が新鮮で、第三者からみた私はすごくもどかしい感情がありました。 優しくて、どこか愛おしい人物を見守っていると感覚で読める作品だと思います。
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1つの視点を二つのストーリーで構成。本当に短い短編集であっけなく読んでしまったけれど、悲しい秘密、秘密にしているようで秘密になってない秘密、嬉しい秘密いろいろ。
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結構好きな話が多かった。 とくに伊坂さん吉田さん唯川さん。 眠いときに読むんじゃなかった。 もったいない。 「まあ、そういうもんだよ」 「うまくいかないこともあるよ」
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表紙の女の子の表情と参加している作家さんと、タイトルに惹かれた本。 1編の長さはどれも短いけど、ドキッとするお話ばかり。 吉田修一さんの「ご不在票」の悲しい秘密。 有栖川有栖さんの「震度四の秘密」では、バレバレな秘密。 小川洋子さんにしか書けない秘密にドキッとする「電話アーティス...
表紙の女の子の表情と参加している作家さんと、タイトルに惹かれた本。 1編の長さはどれも短いけど、ドキッとするお話ばかり。 吉田修一さんの「ご不在票」の悲しい秘密。 有栖川有栖さんの「震度四の秘密」では、バレバレな秘密。 小川洋子さんにしか書けない秘密にドキッとする「電話アーティストの甥」。 北村薫さんの描く憧れの先輩の秘密に仰天し、三浦しをんさんの描く秘密の恋にニヤリ。 そして、阿部和重さんの「監視者」の優しい秘密にほろり。 どんな1シーンにもA面とB面がある。 両方を見ることが出来ないのはとても悲しいけど、自分の目に映ることが全てじゃないのは嬉しいことだ。 私はそう思う。
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吉田修一さん目当てで読んだら、三浦しをんさんも好きになった。 それぞれは短すぎるくらい短いけど、個性が出ていい感じ。
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ドラマの裏側にあるもう一つのドラマ。 A,B,ふたつの視点からこの作品は成り立っています。 12人の作家さんが一度に読めて、しかもサイン入りで、お得な一冊。 文章が短い分、場面がくっきりと浮かび上がってきて、とても楽しく読めました。 中でも小川洋子さんの、「電話アーティスト」が小...
ドラマの裏側にあるもう一つのドラマ。 A,B,ふたつの視点からこの作品は成り立っています。 12人の作家さんが一度に読めて、しかもサイン入りで、お得な一冊。 文章が短い分、場面がくっきりと浮かび上がってきて、とても楽しく読めました。 中でも小川洋子さんの、「電話アーティスト」が小川さんらしくてよかったです。
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「ダ・ヴィンチ」に連載されていたと思われるが、なかなかに面白い企画だ。12人の作家(いずれも売れている人たち)の競演なのだが、3~4ページの掌編をA,B表裏のセットにして物語るというもの。そして、それぞれの語り手は互いに相手の語りを知らない。これが『秘密』と名づけられた由縁だろう...
「ダ・ヴィンチ」に連載されていたと思われるが、なかなかに面白い企画だ。12人の作家(いずれも売れている人たち)の競演なのだが、3~4ページの掌編をA,B表裏のセットにして物語るというもの。そして、それぞれの語り手は互いに相手の語りを知らない。これが『秘密』と名づけられた由縁だろう。ただ、分量が少ないせいもあって軽さは否めない。あくまでも軽妙な語りを味わい楽しむものなのだ。短いながらも正統派で個性的な存在感を示しているのは、佐藤正午と小川洋子。三浦しおんは変化球で勝負し、それなりの成功を収めたようだ。
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ふたりの主人公の二つの視点で描かれた短編集です。どれも短編(しかも本当に短い)で読むのが遅い人でも読みやいと思います。森絵都さんの「彼女の彼の特別な日」「彼の彼女の特別な日」が面白かったです。
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一つの出来事も、人によって見方が違う。 これは、一つのストーリーを二人の別主人公の視点で描いた短編小説集。同じ状況でも人によって受け止めが違うことを鮮やかに見せてくれる。 特に素晴らしいのが、唯川恵、森絵都、北村薫、伊坂幸太郎など、そうそうたる作家が、同じ形式で書いていることで、...
一つの出来事も、人によって見方が違う。 これは、一つのストーリーを二人の別主人公の視点で描いた短編小説集。同じ状況でも人によって受け止めが違うことを鮮やかに見せてくれる。 特に素晴らしいのが、唯川恵、森絵都、北村薫、伊坂幸太郎など、そうそうたる作家が、同じ形式で書いていることで、それぞれの作家の個性がよくわかること。これは新鮮だった。 特に面白かったのは、三浦しをんと小川洋子。オススメです。
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森絵都さんのだけ、以前朗読したことがあって知ってたのですが。 あ・・・っと言う間に読めちゃう、めちゃめちゃ短い本でした。 短編集にしたって短いよ・・・ ストーリーは好きなのもあったけど、あまりにあっけなかったので星3つ。 いや、逆に言えば、この長さで何か残る作品を書ける...
森絵都さんのだけ、以前朗読したことがあって知ってたのですが。 あ・・・っと言う間に読めちゃう、めちゃめちゃ短い本でした。 短編集にしたって短いよ・・・ ストーリーは好きなのもあったけど、あまりにあっけなかったので星3つ。 いや、逆に言えば、この長さで何か残る作品を書ける人がいることに驚くべきなのかもしれませんが。 有名どころ(だと私は思う)が揃ってます。 好きだったのは、森絵都・北村薫・三浦しをんかな。(もともとこれらの作家が好きなだけ、ともいえる) 1つのストーリーを2つの視点で追うっていう構成は良いと思うけど、何度も言うように、めちゃめちゃ短いのでもったいない・・。 せめて、倍の長さあればもう少し深くなったんじゃ・・・なんて、言うのは簡単だけど。
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