四国はどこまで入れ換え可能か の商品レビュー
詩的コントと名づけよう。 「ねっとのおやつ」というネット配信されたアニメーションを、 一冊にまとめた本。 「だんご3兄弟」、「ピタゴラスイッチ」の生みの親。 と言ったらわかるかな。 佐藤雅彦さんの発想は、 「四国はどこまで入れ替え可能か」という域を超えて...
詩的コントと名づけよう。 「ねっとのおやつ」というネット配信されたアニメーションを、 一冊にまとめた本。 「だんご3兄弟」、「ピタゴラスイッチ」の生みの親。 と言ったらわかるかな。 佐藤雅彦さんの発想は、 「四国はどこまで入れ替え可能か」という域を超えて、 たぶん、宇宙まで続いているに違いない。 宇宙まで続いてるから、日常の些細なことを、 いろんな方向から見ることができる。 たとえば、 未来をずばり当てようという占い師 ↓ 身近な人に不幸が起こると予言 ↓ 占い師の頭の上に棒が落ちてきて、当たる。 とか、 チャンネルを変えすぎるリモコンにテレビが激怒。 ↓ うるさいなぁ、とテレビを切るリモコン。 とか、 山田正正一 → 山田正 6票 吉田正一正 → 吉田正一 5票 とか、 掛け算の9の段の答えの一桁目と二桁目を足すと、 答えは全部9になる。 とか。 見方を変えるという作業は、こうしてみると簡単に思えるけど、 やわらかい発想がないと永遠に気がつくことはない。 気がつかなくても、生きていけることに気がついてしまっていて、 その発想の芽を摘んでいたりはしないか。 気がつかなくても、生きていけるけど、 気がついたりすると、同じだと思ってた世界がまた新しく見える。 それって、すごく楽しいよね。 数学が好きだったという佐藤さんだけど、 言葉はどこか詩的だ。 ぼくが好きなのは、これ。 ------------------------------------------------------- カエル’s Life カエルのおふろは コーヒーカップ 水でうすめてもらうと アメリカン (C)masahicomic 2001 -------------------------------------------------------- たったこれだけで、笑っちゃう。 「詩」って情緒的なものになりがちだけど、 これも「詩」と呼んでいいんじゃないか。 ほんとはこんな詩を書きたいと思ってる。
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さらっとコミックとして読むのも面白いけれど、ちょっと深く考えて読むのがおすすめ。 発想の転換だったり、本質であったり、思わず「おー!」と声をあげることもしばしば。 佐藤さんの考え方はとても楽しいし興味深い。
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遊び心満載ッ 楽しく読ませて貰いました!!日本地図で四国の部分に、12分の1のオーストラリアを入れると違和感があまりない。笑 毎月新聞と合わせてどうぞ。
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080529(n 080618) 080904(n 080906) 081021(a 081115) 081021(a 081223) 081226(n 090201) 090404(a 090514) 090414(n 090723) 090811(a 090909) 090921(n 091005) 090921(n 091022) 100113(n 100121)
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「ねっとのおやつ」の改題。 ポリンキーCM,ピタゴラスイッチ,アルゴリズム体操,日本のスイッチの佐藤さん。 いつも自由で柔軟なアイデア。最高です。
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図書館。ピタゴラスイッチのマンガ版なんだが、読み進める最初のうちは ぬるくてつまんないんだが、だんだんはまってくる。 そもそも「ねっとのおやつ」というタイトルで、どっかのサイトで連載していた らしいんだが、著者あとがきで「かわいくてゆるいキャラばかり出てくるマンガ、 と思われてい...
図書館。ピタゴラスイッチのマンガ版なんだが、読み進める最初のうちは ぬるくてつまんないんだが、だんだんはまってくる。 そもそも「ねっとのおやつ」というタイトルで、どっかのサイトで連載していた らしいんだが、著者あとがきで「かわいくてゆるいキャラばかり出てくるマンガ、 と思われているのがイヤで、ねっとのおやつというタイトルをムリを言って 四国は…にしてもらった」という主旨のことが書いてあって好きになった。 明らかに「ねっとのおやつ」で、ダラーっと売ったほうが売れるのに。 その心意気やよし。よく出版社もOKしたよな。あとがきがいちばんおもしろかった。
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タイトル買いしてしまった。 笑ったり和んだり、はっとさせられたり、そんな漫画です。独特な空気がありますね。 一つ一つの話が短いから開いた時間にちょこちょこ読んでいこうと思っていたのに、一気に読んでしまいました。
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じわじわ、じわじわ いやあ、このボリュームを毎日配信していたという事実に驚きです。。びみょおぅ〜…な線の変化がいい感じ。
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ピタゴラスイッチやポリンキーのCMを手がけられた佐藤雅彦氏の本。ショート・コミック集。あじわい深いオチのあるストーリー。簡単なことを書いているのだけど、その発想がおもしろい。「自由人トム」がおもしろかった。視点を様々な箇所にずらし、そこから新たに物語を組み立てることで、面白い風合...
ピタゴラスイッチやポリンキーのCMを手がけられた佐藤雅彦氏の本。ショート・コミック集。あじわい深いオチのあるストーリー。簡単なことを書いているのだけど、その発想がおもしろい。「自由人トム」がおもしろかった。視点を様々な箇所にずらし、そこから新たに物語を組み立てることで、面白い風合いを立ち上げているように思った。
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初見:26歳 CDをジャケ買いするように、背表紙買いしてしまった一冊。 書いたのは、だんご三兄弟、ピタゴラスイッチの佐藤雅彦さん。 とにかく、面白かったのでおすすめ。
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